120 likes | 307 Views
Stepwise Exploratory Factor Analysis. 原田 章 (大阪大学人間科学部). 因子分析を使う研究. SD 尺度を用いた印象評価 質問紙調査による尺度構成 ↓ 解釈しやすい因子構造 因子数、抽出方法、因子の回転 変数の選択. こんなことはありませんか?. 膨大な変数の中からどれが分析に使えるのかを探すのに疲れた。 何度も因子分析を繰り返すうちにどれが一番よい因子構造なのか分からなくなった。 共通性を見て変数を選んでみてもうまくいかなかった。. そこでこんなことを考えました.
E N D
Stepwise Exploratory Factor Analysis 原田 章 (大阪大学人間科学部)
因子分析を使う研究 • SD尺度を用いた印象評価 • 質問紙調査による尺度構成 ↓ • 解釈しやすい因子構造 • 因子数、抽出方法、因子の回転 • 変数の選択 第63回日本心理学会ワークショップ
こんなことはありませんか? • 膨大な変数の中からどれが分析に使えるのかを探すのに疲れた。 • 何度も因子分析を繰り返すうちにどれが一番よい因子構造なのか分からなくなった。 • 共通性を見て変数を選んでみてもうまくいかなかった。 第63回日本心理学会ワークショップ
そこでこんなことを考えました • ある変数を削除したり追加したりした場合に、データとモデルの適合度がどう変化するかを予測して、 • 適合度がよくなるような変数の組み合わせをダイナミックに調べることができるようなインターフェイスを作成したら、 • とっても便利かな。 第63回日本心理学会ワークショップ
実際に作ってみました 第63回日本心理学会ワークショップ
特徴 • 探索的に最適な因子構造を探ることが可能。 • インターネットを使ってデータを送受信。 • ソフトウェアをダウンロードする必要がない。 • ソフトウェアのバージョンは常に最新。 • Webブラウザ上で稼動。 • OSに依存しない。 第63回日本心理学会ワークショップ
用意するもの • Webブラウザ • Internet Explorer 4.01以上 • Netscape Communicator 4.5以上 • Tableタグの表示機能があれば、他のバージョンでも動くと思われる。 • 因子分析にかけるデータ • 相関行列(分散共分散行列は使えません) 第63回日本心理学会ワークショップ
実際に使ってみましょう • 変数選択プログラムの解説は、 • http://koko15.hus.osaka-u.ac.jp/~harada/factor/ • プログラムそのものを利用するには、 • http://koko15.hus.osaka-u.ac.jp/~harada/factor/stepwise/ • チュートリアルは、 • http://koko15.hus.osaka-u.ac.jp/~harada/factor/tutorial/ 第63回日本心理学会ワークショップ
扱える変数の個数制限 • 理論的には無制限 • 実際には、Webの接続がタイムアウトしないだけの計算時間ですむ個数 • 現在は60変数程度 • 同時利用者がいる場合も計算時間が増加。 • でも、今まではそんなことはなかったようだ... 第63回日本心理学会ワークショップ
しくみ クライアント サーバ Webブラウザ 分析データの送信 データの入力 計算 (インターネットを利用) 結果の表示 分析結果の送信 結果のHTML化 第63回日本心理学会ワークショップ
X1 X2 X3 X4 X5 X6 探索的因子分析 • 潜在因子からすべての変数にパスを引く • 解釈しやすい因子構造を見つける • 因子負荷量の大きさから因子の命名を行う F1 F2 第63回日本心理学会ワークショップ
変数選択の理論的な枠組 • 理論的な話は割愛。 • 以下の文献を参考にしてください。 • Kano, Y. and Harada, A. (in press). Stepwise variable selection in factor analysis. Psychometrika. • 狩野-原田 (1998.7) 因子分析における変数選択:変数減少法, 第66回日本統計学会講演報告集. • 狩野-原田 (1998.9) 因子分析における変数選択-変数増加法-, 日本行動計量学会第26回大会発表論文抄録集. • Kano-Ihara (1994) Identification of inconsistent variates in factor analysis, Psychometrika, 59, 5-20. 第63回日本心理学会ワークショップ