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Google SketchUp を用いた折り紙の表現 A Research on the Expression of Origami made by using Google SketchUp. 角俊雄研究室 1DS04208T 山根章平 YAMANE Shohei. はじめに(1). 現在主に使われている折り紙の伝達方法 折り図と動画 折り図・・・紙媒体での折り紙の伝達方法 動画・・・・・ビデオなどのメディアに収めた伝達方法. 折り図 ・時間的なつながりを表現 できない ・視点が固定される
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Google SketchUp を用いた折り紙の表現A Research on the Expression of Origami made by using Google SketchUp 角俊雄研究室 1DS04208T 山根章平 YAMANE Shohei
はじめに(1) 現在主に使われている折り紙の伝達方法 折り図と動画 折り図・・・紙媒体での折り紙の伝達方法 動画・・・・・ビデオなどのメディアに収めた伝達方法
折り図 ・時間的なつながりを表現 できない ・視点が固定される (http://www.watage.jp/hirakata/gyouji.html ) 動画 ・時間的つながりを表現できる ・視点が固定される (おりがみ会館監修 おりがみからくり箱「動くおりがみ」) はじめに(2)
はじめに(3) • 本研究では、3DCGソフトを用いて折り紙の折り手順を3次元の仮想空間で表現 • GoogleSketchUp という3Dモデリングソフトを使用 • 実際にユーザに使用してもらう • ユーザ調査をもとに考察
Google SketchUp • フリーの3Dモデリングソフト • Google Earth上にモデルを配置出来る • 有償版と比較しても遜色が無い • バージョンアップされてきていて、今後も機能性に可能性がある
研究方法 • 折り手順に従い折り紙をモデリング • モデルを各シーンに割り当てる • 説明文を補足 • 折り線を、山折りと谷折りでそれぞれ 異なった点線で表現 • アニメーションを作成
ユーザ調査 • 折り紙を折った経験がある学生にGoogle SketchUp を使用してもらいながら簡易的なバラの花を折ってもらう • ユーザがマウスでシーンを順番にクリックすると、シーンからシーンまでのモデルの動きがアニメーションで表現される • アンケートに答えてもらう • 結果をもとにもう一度制作し、改善を図る
評価 ・手順が複雑になればなるほど、折り図に比べて役に立つ ・ビデオ動画と違い、視点を移動できるので折りやすい ・作った折り紙と見比べる事が出来たので充実度があった ・手順が詳しすぎて逆にわかりにくい ・文字と折り紙の動きが連動しているほうがよかった ・折り紙は両手で折るのでマウスの使用と折り紙を折る 作業を並行することが出来ない
考察 • 折り紙の折り手順を3DCGで表現することは、多くの人にとって便利である • 折り手順が複雑なものであればあるほど、対象を様々な角度から見ることは重要である • わかりやすい簡単な操作は、ユーザの折り紙の折るのに要した時間と関係がある • コンテンツの充実度を高めることにより、折り図やビデオ動画と比較しても折り手順の3DCGでの表現はニーズが高まる
課題 • 紙の厚みや曲面のモデリング • Google SketchUp のソフトの外でどのように表現するべきか
参考文献 • 3DCGで折紙:http://alminium.npal.cs.tsukuba.ac.jp/~furuta/research/origami2006/ • おりがみ会館監修:おりがみからくり箱「動くおりがみ」 • GSU★PARAGoogle SketchUp Paradise: http://www.geocities.jp/detoni2303/index.htm • Google SketchUpオンラインヘルプ: http://ja.download.sketchup.com/OnlineDoc/gsu6_win/gsuwin.html • 折り鶴:http://www.hh.iij4u.or.jp/~ka-kuri/oriduru.htm • アニメを見ながら折れる『おりがみくらぶ』:http://www.origami-club.com/ • 幸島明男:Web 上で操作可能な仮想柔物体の変形操作システムの試作: • 三谷純, 鈴木宏正:折り紙の構造把握のための形状構築とCG 表示 (情報処理学会論文誌Vol.46,No.1, pp.247-254, 2005) • 古田陽介、三谷純、福井幸男:マウスによる仮想折り紙の対話的操作のための計算モデルとインターフェース (情報処理学会論文誌 Vol.48,No.12 pp.3658-3669, 2007)