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ネットワーク勉強会

ネットワーク勉強会. FreeBSD カーネルバージョンアップ. 2002 年 9 月 26 日 龍 浩志. 牧之内研究室「インターネット実習」 Web ページ http://www.db.is.kyushu-u.ac.jp/rinkou/internet/. カーネルのバージョンアップの目的. ・新バージョンのカーネルの提供 ・バグフィックス ・セキュリティ向上 ・対応ハードウェアやドライバの追加. 現在利用中のカーネルのバージョンアップが必要になることがある。. カーネルのバージョンアップ方法. ・ソースを入手してコンパイルする ・パッチをあてる

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  1. ネットワーク勉強会 FreeBSDカーネルバージョンアップ 2002年9月26日 龍 浩志 牧之内研究室「インターネット実習」Webページ http://www.db.is.kyushu-u.ac.jp/rinkou/internet/

  2. カーネルのバージョンアップの目的 ・新バージョンのカーネルの提供 ・バグフィックス ・セキュリティ向上 ・対応ハードウェアやドライバの追加 現在利用中のカーネルのバージョンアップが必要になることがある。

  3. カーネルのバージョンアップ方法 ・ソースを入手してコンパイルする ・パッチをあてる ・RPM形式

  4. ソースを入手してコンパイルする 最も一般的。 # cd /usr/src # mv linux linux-2.0.30 # tar zxpvf linux-2.0.31.tar.gz こんな感じで、あとはmake config、make dep、make cleanと続く。

  5. パッチをあてる カーネルの順番に一つずつしかバージョンアップできない。 # cd /usr/src # zcat patch-2.0.31.gz | patch -p0 (またはgzip -d patch-2.0.31.gz | patch -p0) こんな感じで、やはりあとはmake config、make dep、make cleanと続く。

  6. RPM形式 RPMとは? プログラムのソースを持ってきて,自分でコ ンパイルして,自分でインストール プログラムをバイナリ(コンパイル済み)の形で配布してそのままインストールする RPM インス トール,アンインストール,パッケージ間の依存関係の調整

  7. RPMには二種類あります. ・RPM    バイナリ形式        コンパイル済みで,そのままインス トールを       することができる     ・SRPM RPM形式を作れるような形にパッ ケージ         されたソース 不可 RPM SRPM コンパイル

  8. RPMの一般的な使い方 rpm -ivh (RPMパッケージ) そのパッケージを新たにインストールします rpm -Uvh (RPMパッケージ) 既にそのパッケージがインストールされている場合,                   そのパッケージを バージョンアップします. rpm -Uvh (RPMパッケージ) そのパッケージをアンインストールします. rpm -q (RPMパッケージ) そのパッケージのバージョン情報を出力します. rpm -qi (RPMパッケージ) そのパッケージについての詳細情報を出力します. rpm -ql (RPMパッケージ) そのパッケージに属するファイルのリストを出力します. rpm -qf (ファイル名) そのファイルが属するパッケージを出力します. rpm -qa      インストールされている全てのRPMパッケージを出力します. rpm --help       もっと詳しい情報を出力します.

  9. CVSupを使ったバージョンアップ • CVSup FreeBSDの最新のソースコードをインターネット越しに取得するプログラム 手順   ①CVSupでソース取得   ②取得したソースをコンパイル   ③インストール  ⇒システムは最新バージョンに

  10. CVSup の動作は, supfile と呼ばれるコンフィグレーションファイルで 制御 /usr/share/examples/cvsup/****-supfile ・ どのファイルを受け取りたいのか? ・ どのバージョンのものが欲しいのか? ・ どこから入手したいのか? ・ 自分のマシンのどこに置きたいのか? ・ どこに status ファイルを置きたいのか?

  11. CVSupの使い方 GUIを使う場合 # cvsup supfile GUIを使わない場合 # cvsup -g -L 2 supfile -g    : CVSup に GUI を使用しないように伝える。 -L 2  : CVSup にファイル更新中の詳細情報を         プリントアウト するように伝える。 cvsup -H  : オプション一覧

  12. コンパイル、インストール • CVSupで最新バージョンのソースを入手したら、/usr/src/Makefileを元にコンパイル 手順 • make buildworld (コンパイル)    ↓ • make installworld (コンパイル結果のインストール)    ↓ • make buildkernel(カーネル、カーネルモジュールのコンパイル)    ↓ • make installkernel (カーネル、カーネルモジュールのインストール)

  13. (実習) CVSupを使用してFreeBSDを最新バージョンに アップデートする % uname –a で現在のバージョンを確認 ここを参考にしてください。 http://www.db.is.kyushu-u.ac.jp/computer/freebsd/csvup.html

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