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コンデンサー、抵抗、コイルの原理. A -15 5086 森田 章裕 P 5087 三好 香奈子 A 5089 山本 大輔 L 5090 桑澤 彰伍 D. 1. 目 的. 電気回路や電子回路の部品として使われるコンデンサーや抵抗、コイルの原理は、回路動作を理解する際の基礎。 しかし、これらは小型化され、外形から原理を予測するのは困難。 今回はこれら電子部品の大型模型を用いた実験を行い、その原理を学ぶ。. 2. 原 理. [A] 大型模型 ( 1 ) コンデンサー
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コンデンサー、抵抗、コイルの原理 A-15 5086 森田 章裕 P 5087 三好 香奈子 A 5089 山本 大輔 L 5090 桑澤 彰伍 D 1
目 的 電気回路や電子回路の部品として使われるコンデンサーや抵抗、コイルの原理は、回路動作を理解する際の基礎。 しかし、これらは小型化され、外形から原理を予測するのは困難。 今回はこれら電子部品の大型模型を用いた実験を行い、その原理を学ぶ。 2
原 理 [A] 大型模型 (1) コンデンサー C :容量 ε:誘電率 S :金属板の面積 d :絶縁膜の厚み (2) 抵抗 R :抵抗 l:導体の長さ ρ :抵抗率 S:導体の断面積 (3) コイル L :インダクタンス u:透磁率 n :単位長さあたりの巻数 N :コイルの巻数 3
原 理Part 2 [B] 電子部品 (1) 抵抗 オームの法則より抵抗R =電圧V / 電流Iより、直列接続、並列接続の場合のそれぞれ抵抗R は、下記のようになる。 直列接続 → 並列接続 → (2) 容量 電荷 Q =容量 C ×電圧 Vであるから、直列接続、並列接続の場合のそれぞれの容量C は、下記のようになる。 直列接続 → 並列接続 → 4
[B] 部品を用いた実験 (1) 2個のコンデンサー それぞれの容量を測定し、並列・直列 に接続 した場合の合成容量をそれぞれ計算 。さらにそれ ら 2個のコンデンサーを並列・直列に接続した場合の容量 を測定し、計算値と比較。 (2) 2個の抵抗それぞれの抵抗値を測定し、並列・直列に接続 した場合の合成抵抗値をそれぞれ計算。さらにそれら 2個 の抵抗を並列・直列に接続した場合の抵抗値をそれぞれを 測定し、計算値と比較。 (3) 2個のコイルのインダクタンスを測定。 [A] 大型模型を用いた実験(1) 2枚の銅板 でプラスチック板を挟んだ コンデンサー を作り、片方の銅板をずらして金属板間の対抗面積 を小さくし、その容量を LCR メーターで測定。(2) ニクロム線の抵抗値を LCR メーターの接続端子の 本数を変えて測定。(3) 巻き数の異なる端子間でのコイルのインダクタンス を LCR メーターで測定。 方 法 5
(2) 抵抗 (3) コイル 結 果 【A】 大型模型 (1) コンデンサー 5 6
(2)抵抗 (3)コンデンサー 直列 R=R 1+R 2 =3.00 (kΩ) 並列 直列 c =14.0 (nF) 並列 c =c 1+c 2 =24.4+32.8 =57.2 (nF) 結 果 【B】 電子部品 R = 0.67 (kΩ) (1)コイル インダクタンス L =454.0 (μH) 7
(2) 電子部品 ① 結果より、直列・並列それぞれにおける抵抗の測定値 と計算値が 一致する 桁数は、それぞれ 3桁、2 桁となった。したがって、抵抗 の測定値と計算値がほぼ一致したので、この実験は正確に行なわ れたので、原理の式が成り立つと考える。 ② 結果より、直列・並列それぞれにおける容量の測定値 と 計算値が 一致する 桁数は、それぞれ 2 桁、2 桁となった。したがって、容量 の測定値と計算値がほぼ一致したので、この実験は正確に行なわ れたので、原理の式が成り立つと考える。 考 察 (1) 大型模型 ① 容量の測定値と対向電極面積の関係は、結果より電極の厚さが大 き く なると容量が小さくなるので、容量は厚さに反比例する。 ② 抵抗の測定値と端子間隔の関係は、結果より端子間隔が大きくなる と抵抗値が小さくなるので、抵抗は端子間隔に比例する。 ③ イングクタンスの測定値と巻数の関係は、巻数が増えるとイングクタ ンスの測定値が大きくなるので、イングクタンスは巻数に比例する。 8