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IDEON WG JAIST 篠田研究室 Ryousuke MIURA. P2P ネットワークの可観化・可視化. 目的. 近年 、コンピュータ処理速度の向上やインターネットのインフラ増強に伴い、 Winny 、 Gnutella を始め、様々な P2P application が普及しています。 しかし Pure P2P ネットワークでは管理者不在のため、そのネットワークを制御することはできません。
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IDEON WG JAIST篠田研究室 Ryousuke MIURA P2P ネットワークの可観化・可視化 目的 近年 、コンピュータ処理速度の向上やインターネットのインフラ増強に伴い、 Winny、Gnutella を始め、様々な P2P application が普及しています。 しかし Pure P2P ネットワークでは管理者不在のため、そのネットワークを制御することはできません。 そこで任意の P2P ネットワークを管理するために実行バイナリに手を加えない汎用的手法の構築、またその一歩として、P2P ネットワークの性質を得るための可観化・可視化する手法を研究しています。 P2P ネットワークの計測点 P2P ネットワーク P2Pネットワークは物理的 IP ネットワークとは独立しており以下のような特徴を有しています。 • 動的なノード情報の変化 • 変移するポート番号 アンダーレイ ネットワーク このため、P2P ネットワークのプロトコル解析をせずに通信路を外から観察するだけで、 P2P ネットワークを計測することは難しいです。そこで、P2P ネットワークの性質を可観化(可視化するために必要な情報を計測)するため、可観化対象のネットワークにノードを潜入させこれを解決しようと考えています。 Internet 潜入 P2P ノード 可観化データ • 可観化データの種類は以下のものと定義します。 • 通信先 IP, ポート番号 • コネクション • パケットサイズ etc • 瞬間的な可観化データは、P2Pネットワークの微少 • な部分しか表現できません。そのため可観化データ • を時系列に複数重ねることで P2P ネットワークの性質を可視化しようと考えています。 変更・解析しない実行バイナリ • 以下のような利点があります。 • 様々なアプリケーションに対応 • 難読化、暗号化通信に追従 • OS 機構により動作変更可能 • etc • 通信量 実験予定 • Closed Networkの構築 • すべてのノードを可観化・可視化可能 • Windows 1000台規模で StarBED で実験予定 • 可観化データを複数重ね合わせ可視化すること • によりP2Pネットワークの性質を探る。 • 通信先 IP • コネクション数 • 可視化