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対話型遺伝的アルゴリズムを利用したユーザの嗜好抽出システムの構築. 工学部 知識工学科 知的システムデザイン研究室 2002 年度 0097 番 山川 望. 研究背景. 商品などの購入するとき インターネット カタログ. 研究背景. インターネットでの商品購入. 研究背景. インターネットでの商品購入. 研究背景. インターネットでの商品購入. 研究背景. インターネットでの商品購入. 商品の数は莫大 ユーザの負担. 構築するシステムの概要. ユーザの選択によりユーザの好みを判断 ユーザの好きなものを複数提示. 構築するシステムの概要.
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対話型遺伝的アルゴリズムを利用したユーザの嗜好抽出システムの構築対話型遺伝的アルゴリズムを利用したユーザの嗜好抽出システムの構築 工学部 知識工学科 知的システムデザイン研究室 2002年度 0097番 山川 望
研究背景 商品などの購入するとき • インターネット • カタログ
研究背景 インターネットでの商品購入
研究背景 インターネットでの商品購入
研究背景 インターネットでの商品購入
研究背景 インターネットでの商品購入 商品の数は莫大 ユーザの負担
構築するシステムの概要 • ユーザの選択によりユーザの好みを判断 • ユーザの好きなものを複数提示
構築するシステムの概要 • ユーザの選択によりユーザの好みを判断 • ユーザの好きなものを複数提示
構築するシステムの概要 • ユーザの選択によりユーザの好みを判断 • ユーザの好きなものを複数提示
構築するシステムの概要 • ユーザの選択によりユーザの好みを判断 • ユーザの好きなものを複数提示
構築するシステムの概要 • ユーザの選択によりユーザの好みを判断 • ユーザの好きなものを複数提示
構築するシステムの概要 • ユーザの選択によりユーザの好みを判断 • ユーザの好きなものを複数提示 購入!
研究目的 ユーザの嗜好を 判断 選択を繰り返す ユーザの嗜好を 反映した提示 • ユーザの負担軽減ユーザの嗜好情報を抽出し,提示に反映することによってよりユーザに適した提示を行う • 様々な対象に利用可能Blogのデザイン選択,アバター選びなど
対話型遺伝的アルゴリズム 対話型遺伝的アルゴリズム (Interactive Genetic Algorithm: IGA) • 人間の主観的評価に基づき 最適化を行う手法 • 好み,印象といった数式化できない 問題に適している
対話型遺伝的アルゴリズム 対話型遺伝的アルゴリズム (Interactive Genetic Algorithm: IGA) • 人間の主観的評価に基づき 最適化を行う手法 • 好み,印象といった数式化できない 問題に適している 対象:Tシャツ
設計変数 袖の長さ 襟の形 色
色の表現方法 色: HSB表色系 • 色相(Hue): 0〜360色合いを細分化した色相環 • 彩度(Saturation): 0〜100色の鮮やかさの度合い • 明度(Brightness): 0〜100 明るさ,暗さなどの色の明暗 人間の色彩感覚に似た色の表現
評価・選択 • ユーザによる評価 • 提示されている個体から2個体を選ぶ • システムによる評価・選択 • 評価ユーザの評価に基づき,すべての個体を評価 • 選択 評価値の高いものから選択
交叉 親個体2個体から形質を受け継いだ2個体を生成 親個体 子個体
突然変異 • 突然変異率に基づきランダムに設計変数値を変化させる • 突然変異率は世代ごとに低減 突然変異前 突然変異後
検討項目 • システムによる評価方法 • 点数付けによる評価 • 距離による評価 • ユーザの嗜好情報の検討 • ユーザが評価した個体群の分散値による評価
検討項目 • システムによる評価方法 • 点数付けによる評価 • 距離による評価 • ユーザの嗜好情報の検討 • ユーザが評価した個体群の分散値による評価
評価方法の検討(1/3) 点数付けによる評価 ユーザが評価した個体に5点,その他の個体に 4〜1点を与える ユーザが選択した個体
評価方法の検討(2/3) 点数付けによる評価 点数の大きい個体から 親個体として選択 親個体として選択
評価方法の検討(3/3) 距離による評価 ユーザが評価した個体と提示されている 個体との距離を求め,距離の小さい個体から 親個体として選択する xi:ユーザが評価した個体(i = 0, 1) yj: 提示されている個体(j = 0, 1, ・・・,15) xh,yh,:色相の値 xs,ys,:彩度の値 xb,yb,:明度の値 xsl,ysl: 袖の長さの値 xc,yc,:襟の形の値 (それぞれの値は正規化した値)
比較実験 目的:点数付けによる評価方法,および距離による 評価方法の特徴を調べる
実験結果(1/3) 類似した個体を評価した場合 点数による評価 距離による評価
実験結果(2/3) 点数付けによる評価
実験結果(2/3) 点数付けによる評価 ユーザの評価を反映しにくく 反映するためには数世代続けての評価が必要
実験結果(3/3) 距離による評価
実験結果(3/3) 距離による評価 点数付けによる評価と比較して ユーザの評価が反映されやすい
検討項目 • システムによる評価方法 • 点数付けによる評価 • 距離による評価 • ユーザの嗜好情報の検討 • ユーザが評価した個体群の分散値による評価
嗜好情報の評価方法 IGAの評価操作において,ユーザが評価した 個体群の各設計変数の分散値を用いる 小:ユーザはその要素に注目している 分散値 大:ユーザはその要素に注目していない 実験:設計変数の分散値によって,ユーザの嗜好を 判断することができるかを確認
実験結果(1/2) 設定条件:青色のTシャツを選ぶ
実験結果(1/2) 設定条件:青色のTシャツを選ぶ
実験結果(1/2) 設定条件:青色のTシャツを選ぶ 色に注目して評価を行ったことがわかる
実験結果(2/2) 設定条件:ボートネックのTシャツを選ぶ
実験結果(2/2) 設定条件:ボートネックのTシャツを選ぶ 形に注目して評価を行ったことがわかる
実験結果(2/2) 設定条件:ボートネックのTシャツを選ぶ ユーザが評価した個体群の分散値により ユーザの嗜好を判断できることを確認した 形に注目して評価を行ったことがわかる
今後の課題 ユーザの嗜好情報の利用 • 分散値による判断についての追加実験 • 抽出したユーザの嗜好情報をデザイン提示に反映させるためのアルゴリズムの考案,実装
今後の展望 • Web上における商品購入などのインタフェース • 商品の選択 • オーダーメイド • 様々な対象への適用 • Blogのデザイン設定 • アバター選び
まとめ • IGAを利用したユーザの嗜好情報抽出システム • 対象:Tシャツ • ユーザに対する負担の検討 • 評価における検討 • 点数付けによる評価,距離による評価 • 距離による評価が有効 • ユーザの嗜好情報の検討 • 分散値によりユーザの嗜好を判断できることを確認 • 今後の課題 • ユーザの嗜好情報の利用
Blogのデザインの設定 決定!