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これからの研究開発システム ー人材に関するマクロな視点からー. SICE Annual Conference 2002 in Osaka 2002 年 8 月 6 日. 市川惇信. ブレークスルー. ワトソン・クリック. I.ウィルマット. PCR. 他 律. 自 律. インクリメンタル. M .キリー. J . S .キルビー. 日本の大学の多くの研究. ムーア則. ブレークスルーを 生む組織運営の原則. 広い領域での優秀な研究者を採用する 異なる背景の研究者を集める 研究者に明確なビジョンを示す 研究者に自由に発想させる
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これからの研究開発システム ー人材に関するマクロな視点からー SICE Annual Conference 2002 in Osaka 2002年8月6日 市川惇信
ブレークスルー ワトソン・クリック I.ウィルマット PCR 他 律 自 律 インクリメンタル M.キリー J.S.キルビー 日本の大学の多くの研究 ムーア則
ブレークスルーを生む組織運営の原則 • 広い領域での優秀な研究者を採用する • 異なる背景の研究者を集める • 研究者に明確なビジョンを示す • 研究者に自由に発想させる • 相互に刺激し合う良い雰囲気を維持する 自らに制約を課すことなく最高を求める
ブレークスルーを生む人材 ・問題設定能力 ・広く深く限界を知る知識 ・異分野と交流できる ・旺盛な好奇心 ・挑戦的 ・集中力・持続力
博士課程教育の変質 ・修士課程: 意義:選抜段階の増加 学部教育の延伸(レベル低下) • 博士課程の徒弟教育化 広く深く限界を知る = 限界の講義 問題設定能力の養成 = 研究提案 →研究室での研究実践のみ→狭士
大学教育と研究開発 110 米国 100 90 日本 80 70 科学技術スコア 60 50 40 30 20 3 4 5 6 7 8 9 大学教育スコア
産学協力と研究開発 110 米国 100 90 日本 80 70 科学技術スコア 60 50 40 30 20 1 2 3 4 5 6 7 8 産学連携スコア
後期中等教育水準の低下 ・普遍教育と水準低下 エリート,マス,ユニバーサル 高校から大学へ ・水準の制限と入試科目の削減 ハンガリーのユダヤ人 ・カルマン,ノイマン,ウィグナー, フェルナー,・・・ ・青天井のレベル
興味と仕事の選択 使う仕事を選ぶ(%) ■理科 ○数学 イラン 米 英 韓 日 面白い(%)
興味と学級平均標準偏差 シンガポール ■理科 ○数学 学級平均標準偏差 米 英 韓 日 面白い(%)
学級平均標準偏差と総標準偏差 8 7 6 5 学級平均の標準偏差 4 米国 3 2 日本 1 60 65 70 75 80 85 90 95 100 105 110 総標準偏差
20歳人口の推移 H12/3 統計局
世界の人材に期待 ・人材の量的欠乏 ・人材の質的消滅 ←教育の崩壊(結果平等社会) → R&D競争力の急落 ・海外(含む途上国(中国12億))の ブレークスルーを生む人材
研究開発ネットワークの世界展開 • 人材の導入は非効率的 ウチ規範社会による障壁 • 研究開発ネットワークの世界展開 拠点: 必要な領域 最適の場所 最適のマネージャー.最適の人材 • 世界国家となった日本が残すもの
見える燭光 ACM:国際大学対抗プログラミング コンテスト(2001)70カ国2700チーム 上位10位:合衆国,カナダ,ドイツ, ポーランド,韓国,イラン 京都大学:14位 JSPP:並列プログラミングコンテスト 大学生,大学院生 Super Con(2001):N体問題 並列化学習半日,3日でプログラミング 筑波大学駒場付属:JSSP優勝者の100倍