110 likes | 201 Views
20[ 再 ] ・文化と人間. 2011.12.6. 青山 ・文化人類学. 文化を支える単位 (1) 血縁 kinship network. 文化を支える単位 (2) 地縁 local network. 文化を支える単位 (3) 社縁 association network. 個人が所属する集団. ひとはさまざまな集団に 所属している=さまざま な文化と関わっている こうした集団が形成する 「場」を通して文化は共 有される 「メディア」とはもとも と「媒介=つなぐもの」 という意味だとすると、 こうした集団は文化を共 有するための メディア で ある とも 言える.
E N D
20[再]・文化と人間 2011.12.6.青山・文化人類学
20[再]・文化と人間 文化を支える単位(1) 血縁 kinship network
20[再]・文化と人間 文化を支える単位(2)地縁 local network
20[再]・文化と人間 文化を支える単位(3) 社縁 association network
20[再]・文化と人間 個人が所属する集団 • ひとはさまざまな集団に所属している=さまざまな文化と関わっている • こうした集団が形成する「場」を通して文化は共有される • 「メディア」とはもともと「媒介=つなぐもの」という意味だとすると、こうした集団は文化を共有するためのメディアであるとも言える
20[再]・文化と人間 集団・メディア・文化:この項はとても大事 • もともとは「家族・親族」や「同じ地域のひとびと」が文化を共有するうえでの「メディア」であったといえる • たとえば原始人や縄文人、あるいはもっと現代に近寄ってヤノマミのひとびとを思い浮かべてみても、それはわかるだろう • 「同じメディア(集団)にかかわるからこそ同じ文化を持つ」ということを裏返してみると、「違うメディアにかかわっていれば文化は違って当然」ということになる • だからこそ、かつては地域ごと・家庭(家族)ごとにさまざまな文化があったのだ • 今のわたしたちの文化が、たとえば国単位で共有されているのは、国単位の「メディア」が成立したからにほかならない=ある「国・民族」の文化を成立させるには、それをつなぐ「メディア」がぜひとも必要になる
20[再]・文化と人間 1950-60年代の変化 • 日本史では1868年・1945年が日本の政治制度の大変革期として挙げられるが、ふつうのひとびとの生活に注目すると、1890-1900年代と、1950-60年代が大きな変化の時代にあたるといえる • 1890-1900年代は、国民国家を支える諸制度=メディア(学校教育、新聞/郵便、鉄道交通、地方制度、軍事制度など)がほぼ国の隅々まで行き渡った時期 • 1950-60年代は、生活の自給自足的な部分の比率と購買消費的な部分の比率が逆転し、大量生産・大量消費型社会へと転換した時期
20[再]・文化と人間 前期まとめ再掲:「近代」と「国民国家」 多様・雑多 均質化・画一化 =「くくり」 多様化 & さらなる画一化
20[再]・文化と人間 文化と個人(1) 社会 ● ◆ ▲ ▼ ★ ★ ▼ ◆ ■ ★ ▼ ■ ■ ● ▲ 個人 ◆ ▲ さまざまな 文化要素 ●
20[再]・文化と人間 文化と個人(2) 社会 ● ◆ ▲ ▼ ★ ★ ▼ ◆ ■ 学習 ★ ■ ★ ▼ ■ ● ■ ● ▲ 個人 ◆ ▲ ●
20[再]・文化と人間 文化と人間:学習-体系-共有-変化/創造 社会 ● ◆ ● ▼ ★ ▲ ▼ ● ▲ ◆ ★ ♥ ■ ■ ♥ ★ ▼ ▲ ■ ■ ■ ♥ ▼ ● ● ▲ ▼ ◆ ▲ ▲