400 likes | 566 Views
このページは、子育てをがんばっている、全ての お母さん・お父さんを応援するページです. (1) 子どもの事故予防 - 特に誤飲について - 監修 山中龍宏. お母さん業って、やっぱり大変! もちろん、お父さんも手伝ってくれるけど … 。 実際に、どんなことに気をつけたらいいのか、 簡単に、知っておきたいな … 。. まずは、 事故予防 について、お話しさせて下さい! . それでは、質問です。あなたはどちらに近いですか?. 事故予防については、いつも気をつけているので、多分、大丈夫だと思う! . 「気をつけているから大丈夫!」が、実は一番危険です!.
E N D
このページは、子育てをがんばっている、全てのこのページは、子育てをがんばっている、全ての お母さん・お父さんを応援するページです (1) 子どもの事故予防-特に誤飲について- 監修 山中龍宏
お母さん業って、やっぱり大変! もちろん、お父さんも手伝ってくれるけど…。 実際に、どんなことに気をつけたらいいのか、 簡単に、知っておきたいな…。 まずは、事故予防について、お話しさせて下さい!
それでは、質問です。あなたはどちらに近いですか?それでは、質問です。あなたはどちらに近いですか? 事故予防については、いつも気をつけているので、多分、大丈夫だと思う!
「気をつけているから大丈夫!」が、実は一番危険です!「気をつけているから大丈夫!」が、実は一番危険です! 気をつけているから、予防の必要はないというお母さんは、具体的に事故予防点検を行ったお母さんよりも、事故の発生率が高いのです! 気をつけることは、とっても大切なこと。 でも、どんなに気をつけても、24時間目を離さないで 見ている事は難しいことですね。 そして、目を離した一瞬に、多くの事故が起こっています。 具体的な対策をされていない方はもちろん、されている方も、 もう一度、家庭の安全度をチェックしてみませんか?
「やっぱり、不安・・・」と思ったら、具体的な対策を取りましょう!「やっぱり、不安・・・」と思ったら、具体的な対策を取りましょう! 具体的に事故予防点検を行ったお母さんは、気をつけているから予防の必要はないというお母さんよりも、事故の発生率は低いのです! 気をつけようと思っても、 具体的にどうしたらいいかわからない… そんなあなたにぴったりの内容になっています。 安全ママ・パパになるために、早速はじめてみませんか?
「事故なし」の割合 21% 事故が少ない 7か月間の事故発生状況を調査 11% 事故が多い 0 10 20 30% もっと 詳しく! のページ 具体的に事故予防点検を行ったお母さんは、気をつけているから、予防の必要はないというお母さんよりも、事故の発生率は低いことがわかっています! 実際に、ある事故予防対策を行ってみたお母さん 190名 気をつけているから、特に対策は必要ないと答えたお母さん 145名 次へ 参考文献:山中龍宏、渡辺博.「小児の誤飲防止の指導効果についての検討-その2-」 (平成8年度厚生省心身障害研究報告書 p170-173 http://webabst.niph.go.jp/content/shinshin/ssh_1996_08.htm)
Q1不慮の事故のために、病院にかかる(外来を受診する)子ども達は、一年間でどれくらい、いると思いますか?Q1不慮の事故のために、病院にかかる(外来を受診する)子ども達は、一年間でどれくらい、いると思いますか?
A1 正解は…2人に1人です! 不慮の事故のために、病院にかかる子どもの数 0歳 約4人に1人 1~4歳 約2人に1人 5~14歳 約3人に1人 社団法人 日本家族計画協会 子どもの事故予防データベース http://www.jfpa.or.jp/14-jiko/05.htmlより作成 つまり、ほとんどの子どもが、病院にかかるほどの事故を経験しているのです! 次へ
Q2 事故はどんなに気をつけても、予防できないと思いますか?Q2 事故はどんなに気をつけても、予防できないと思いますか?
A2 事故は予防できます! 乳幼児の事故は、予測ができ、予防可能な事故であることがわかっています。「事故」は、「病気」と同じように、予防することができるのです。 もっと詳しく知りたい方は下記のサイトへ! 子どもの事故予防情報センター http://www.jikoyobou.info/fact/fact_in_img/youbouheno/002/index.htm けれど、そのためには、きちんとした予防策が必要です。 予防策を実行して、家庭の安全度UPをめざしましょう! 次へ
最初のテーマは・・・ 0-1歳の子どもの誤飲についてです! Q1-1誤飲事故(異物を誤って飲み込むこと)は、どれくらいの赤ちゃんが経験していると思いますか?
A1-1 正解は、100%です! ほぼ全ての赤ちゃんが、誤飲事故を 経験していると言えます。 もっと詳しく知りたい方は下記のサイトへ! 子どもの事故予防情報センター http://www.jikoyobou.info/fact/fact_in_img/goin/001/index.htm なぜ、このようなことが、起こるのでしょうか? 次へ
Q1-23歳の子どもが大きく口を開いた時の口径(直径)はどれくらいでしょうか?Q1-23歳の子どもが大きく口を開いた時の口径(直径)はどれくらいでしょうか?
A1-2 正解は3.9cm! ピンポン球一つ分位の大きさです。 この値って実は、とても大切! もっと詳しく知りたい方は下記のサイトへ! 子どもの事故予防情報センター http://www.jikoyobou.info/fact/fact_in_img/goin/005/index.htm ピンポン球大のものや、もっと小さいものが、部屋にないか、チラッと眺めてから、次へどうぞ! 次へ
Q1-3それでは、子どもの身の回りに、径が3.9cm以下のものをみつけたら、あなたは、どうしますか?Q1-3それでは、子どもの身の回りに、径が3.9cm以下のものをみつけたら、あなたは、どうしますか? *1歳の子どもの身長を80cmと考えてください。
A1-3 1m以上の高さに移動させましょう! 1歳の子どもの手の届く範囲が1mと証明されています。 参照文献:中村孝之 他.「乳幼児を対象とした動作計測データ収集による建築安全計画への考察-乳幼児の家庭内事故防止に関する研究 その3-」(2002年日本建築学会大会梗概集:E-1分冊 p639) 原則:子どもの口に入るものは、何であっても、1m以下におかない! それでは早速、実践編であなたの安全ママ・パパ度をチェックしてみましょう! 次へ
Q1-4 3歳の幼児がリモコンで遊んでいます。リモコン本体は3.9cm以上あります。あなたはどうしますか?Q1-4 3歳の幼児がリモコンで遊んでいます。リモコン本体は3.9cm以上あります。あなたはどうしますか?
A1-4 正解は「移動する」です! 実際に、リモコンをいたずらしてボタン電池を飲み込んだ事故が起きています。 →(2歳2か月)胃の中の電池を全身麻酔をして取り出しました。 (注 電池が自然に出てくるのを待つ場合もあります。) この事例の詳しい情報は右記のサイトへ! 子供の安全ネットワーク・ジャパン事務局 http://safekids.ne.jp/childaccidentreport/report07.html 次へ
Q1-5 あなたの部屋だと思って危険なものをクリックして見ましょう!Q1-5 あなたの部屋だと思って危険なものをクリックして見ましょう! 正解を見る
①タバコ(誤飲の第1位) 戻る アニメーションが動かない場合は、マウスの右クリックで「前へ」を選び、さらに1回左クリックして下さい。
②ボールペン(太さが3.9cm以下なら、長くても口に入るので、口腔内を傷つける危険あり)②ボールペン(太さが3.9cm以下なら、長くても口に入るので、口腔内を傷つける危険あり) 戻る アニメーションが動かない場合は、マウスの右クリックで「前へ」を選び、さらに1回左クリックして下さい。
③化粧水(マニキュアも多い) 戻る アニメーションが動かない場合は、マウスの右クリックで「前へ」を選び、さらに1回左クリックして下さい。
④体温計(温度計も含む) 戻る アニメーションが動かない場合は、マウスの右クリックで「前へ」を選び、さらに1回左クリックして下さい。
⑤ぬり薬(飲み薬も多い) 戻る アニメーションが動かない場合は、マウスの右クリックで「前へ」を選び、さらに1回左クリックして下さい。
⑥シャボン玉(おもちゃ箱の中もチェック!クレヨン等も多い)⑥シャボン玉(おもちゃ箱の中もチェック!クレヨン等も多い) 戻る アニメーションが動かない場合は、マウスの右クリックで「前へ」を選び、さらに1回左クリックして下さい。
⑦タバコ(1m以上にあげておいたものでも落ちる危険あり)⑦タバコ(1m以上にあげておいたものでも落ちる危険あり) 戻る アニメーションが動かない場合は、マウスの右クリックで「前へ」を選び、さらに1回左クリックして下さい。
⑧マグネット(つい見落としがち。手の届く範囲をもう一度確認して!)⑧マグネット(つい見落としがち。手の届く範囲をもう一度確認して!) 戻る アニメーションが動かない場合は、マウスの右クリックで「前へ」を選び、さらに1回左クリックして下さい。
⑨防虫剤(チェストの下に見落としがないか、要チェック) ⑨防虫剤(チェストの下に見落としがないか、要チェック) 戻る アニメーションが動かない場合は、マウスの右クリックで「前へ」を選び、さらに1回左クリックして下さい。
⑩10円玉(チェストの下に見落としがないか、要チェック)⑩10円玉(チェストの下に見落としがないか、要チェック) 戻る アニメーションが動かない場合は、マウスの右クリックで「前へ」を選び、さらに1回左クリックして下さい。
⑪液体蚊取り (ほう酸団子の誤飲も多い) 戻る アニメーションが動かない場合は、マウスの右クリックで「前へ」を選び、さらに1回左クリックして下さい。
A1-5 この部屋で誤飲の可能性のあったものは11種類でした。あなたは全部移動できましたか?A1-5 この部屋で誤飲の可能性のあったものは11種類でした。あなたは全部移動できましたか? 見落としてしまったものは、再度、クリックして確認して下さい。 次へ
A1-5 誤飲の危険を見破る「赤ちゃんの視点」を持ちましょう!A1-5 誤飲の危険を見破る「赤ちゃんの視点」を持ちましょう! 気をつけるもの ・壁等手の届く範囲にあるもの (マグネット等) ・丸飲みしてしまうもの(食べ物やおもちゃ、ペン等の細長いもの等) ・見落としがちなところのもの(チェストの下等) ・下に落ちそうなもの (チェストの上等) を、1m以上の場所に落ちないように移動することです。 実際に起きている事故について知りたい方はクリック→ 赤ちゃんの口に入るものをチェックするための「誤飲チェッカー」があります! いつも手元において、赤ちゃんの視点でお部屋の安全をチェックしましょう! この視点で、あなたの実際のお部屋をチェックして見てください! 子どもの事故予防情報センター http://www.jikoyobou.info/fact/fact_in_img/goin/005/index.htm 誤飲チェッカーの詳しい情報は右記サイトへ! 次へ
実際に、5歳以下の誤飲・誤食事故の起因物質を見てみましょう!(2002年に日本中毒情報センターが受信した27,678件の誤飲・誤食事故の起因物質割合)実際に、5歳以下の誤飲・誤食事故の起因物質を見てみましょう!(2002年に日本中毒情報センターが受信した27,678件の誤飲・誤食事故の起因物質割合) もっと 詳しく! のページ (財)日本中毒情報センター・ホームページ2002年受信報告より作成 http://www.j-poison-ic.or.jp/homepage.nsf 次へ
Q1-6 それでも、事故が起こった時、あなたはどうしますか?Q1-6 それでも、事故が起こった時、あなたはどうしますか? 気をつけていたんだけど、子どもが誤飲してしまいました! その時あなたは、どうしますか?
A1-6 正解は飲んだものを確認すること! まず、何を飲んだのかを確認することが大切です。 次に、吐かせます。吐きにくいときは、水や牛乳を少し飲ませると吐きやすくなります。 ただし、尖ったもの(画びょうやホッチキスの針等)や、危険な薬品(トイレの洗剤等)は、吐かせないで下さい。 次へ
もしも・・・の時のためにメモしておきましょう!もしも・・・の時のためにメモしておきましょう! 原則 ①飲んだ物質を確認しましょう ②吐かせましょう (舌の奥を押したり、水や牛乳を飲ませると吐きます。) *飲ませたり、吐かせてはいけないものもあるので、分からない時は 情報を問い合わせましょう。
Q1-8誤飲で一番多いのはタバコです。 タバコは状態によって危険度が違います。次の内、最も危険なのはどれだと思いますか?Q1-8誤飲で一番多いのはタバコです。 タバコは状態によって危険度が違います。次の内、最も危険なのはどれだと思いますか?
A1-8正解は、灰皿にした缶ジュース等に溶け出したものです。A1-8正解は、灰皿にした缶ジュース等に溶け出したものです。 水に溶け出したニコチンは体内で吸収されるのが早く、非常に危険です。 たばこは、2cm以上飲み込んでしまったら、吐かせて、すぐ病院へ連れて行きましょう。 子どもの事故予防情報センター http://www.jikoyobou.info/fact/fact_in_img/goin/002/index.htm タバコの事故事例は右記サイトへ!
①子どもの口に入るものは、何であっても、1m以上の高さに移動するよう習慣づける。①子どもの口に入るものは、何であっても、1m以上の高さに移動するよう習慣づける。 ②誤飲が起きたときには、何を誤飲したのかを確認すること。 ③基本的には吐かせるが、判断が難しいので、わからない時はかかりつけ医や、中毒110番に問い合わせて、対応を考える。 ④たばこの管理は(吸殻を含めて)特に注意! 印刷等をして、常に安全ママ・パパを目指して下さいね!
参考文献 1.山中龍宏、渡辺博.小児の誤飲防止の指導効果についての検討-その2-.平成8年度厚生省心身障害研究報告書 p170-173 (http://webabst.niph.go.jp/content/shinshin/ssh_1996_08.htm) 2.中村孝之、田中賢、八藤後猛、野村歡.乳幼児を対象とした動作計測データ収集による建築安全計画への考察-乳幼児の家庭内事故防止に関する研究 その3-.2002年 日本建築学会大会梗概集(E-1分冊)p639 参照サイト 1.子どもの事故予防情報センター(http://www.jikoyobou.info/) 2.社団法人 日本家族計画協会 子どもの事故予防データベース( http://www.jfpa.or.jp/14-jiko/index.html) 3.子供の安全ネットワーク・ジャパン事務局(http://safekids.ne.jp/childaccidentreport/) 4.(財)日本中毒情報センター(http://www.j-poison-ic.or.jp/homepage.nsf) 制作・監修 制作 厚生労働科学研究費補助金「地域における新しいヘルスケア・コンサルティングシステムの構築に関 する研究」研究班 山縣然太朗(厚生労働科学研究費補助金「地域における新しいヘルスケア・コンサルティングシステ ムの構築に関する研究」主任研究者、山梨大学大学院医学工学総合研究部保健学Ⅱ講座教授) 山田七重(山梨大学大学院医学工学総合研究部保健学Ⅱ講座:厚生労働科学推進事業リサーチ・レ ジデント) 監修 山中龍宏(厚生労働科学研究費補助金「地域における新しいヘルスケア・コンサルティングシステム の構築に関する研究」分担研究者、緑園こどもクリニック院長、子どもの事故予防情報センター代 表) 著作権 このPPTに掲載した文章・イラスト・写真等の著作権は、山縣然太朗に帰属します。 無断転載をお断りします。 健やか親子21ホームページ http://rhino.yamanashi-med.ac.jp/sukoyaka/