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3・ 6 理想気体における 熱力学第1法則. 一般気体(ガス)定数と気体(ガス)定数. 二つの異なる表現 ガスの質量 m は,そのガスが n [mol] とすると M はモル質量 [kg/mol] 代入すると 両者を比較すると. 演習24,25. 同じ質量の酸素と水素がそれぞれ同温・同圧に保たれている.酸素の容積は水素の容積の何倍か.いずれの気体も近似的に理想気体とみなせるものとする. ガス定数が 208.13 J/(kgK) の理想気体のモル質量(分子量)はいくつか 水蒸気のガス定数はいくらか.理想気体と仮定して求めよ.. 理想気体の内部エネルギー.
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一般気体(ガス)定数と気体(ガス)定数 • 二つの異なる表現 • ガスの質量mは,そのガスがn [mol]とすると Mはモル質量 [kg/mol] • 代入すると • 両者を比較すると
演習24,25 • 同じ質量の酸素と水素がそれぞれ同温・同圧に保たれている.酸素の容積は水素の容積の何倍か.いずれの気体も近似的に理想気体とみなせるものとする. • ガス定数が208.13 J/(kgK) の理想気体のモル質量(分子量)はいくつか • 水蒸気のガス定数はいくらか.理想気体と仮定して求めよ.
理想気体の内部エネルギー その結果・・ 温度に変化なし • Gay-Lussacの実験(ジュールの実験?) ・仕事はしない,熱も加えていない ・内部エネルギーの変化なし この結果は,あくまでも,当時の実験の範囲で.
理想気体の内部エネルギー より pv = RTが成り立つ時,厳密に成立(6章参照)
理想気体のエンタルピー 理想気体の比エンタルピーもまた温度のみの関数
理想気体の微視的理解 個々の分子の運動エネルギーの総和が,内部エネルギー 高温・低圧のガスなど
気体分子運動論 • 圧力とは? 分子の壁への衝突力 • Fdt = d(mv)
気体分子運動論その2 • 左側が理想気体の状態方程式に似ている
気体分子運動論その3 • 分子1個あたりの運動エネルギーが温度に比例すると仮定すると・・・
エネルギー等分配則 • 分子1個の並進の運動エネルギー ここでkはBoltzmann定数 分子1個の1自由度あたりのエネルギー 1モルあたりでは?
自由度と内部エネルギー • 1 molの気体の1自由度あたりのエネルギー ここでNAはアボガドロ数 • 1 molの気体の内部エネルギーは ここで は自由度
理想気体のモル比熱 [J/(mol•K)] • 定積モル比熱 ここでUは1 molあたりの内部エネルギー • 定圧モル比熱 ここでHは1 molあたりのエンタルピー • よって
定積比熱,定圧比熱 [J/(kg•K)] 理想気体に対するマイヤーの関係
比熱比とマイヤーの関係式から より 単位は [J/(kg•K)] ()内は [J/(mol•K)]
演習26、27、29 • 圧力 0.1 MPa,温度 300 K の理想気体が一定容積のもとで 400 K に過熱された.圧力はどうなるか. • ある理想気体は,0℃, 0.1013 MPa において密度が,0.1785 kg/m3 であった.この気体のガス定数を求めよ. • 2原子から成る理想気体の定容モル比熱 Cv [J/(mol•K)] および定圧モル比熱 Cp [J/(mol•K)] を計算せよ.