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電磁気学Ⅲ 講義. (第2巻). 2年次後期2単位選択 担当: 玉野 和保. 意味と位置づけ ・電磁気学をまとめる 方程式 ・電磁波(通信用では電波)を記述 ・物理学の基本原理 相対性理論の基礎. 単元3(1/10). 第3単元 Maxwell の方程式. 講義で解説すること ・電磁気現象を記述する式から方程式に至る過程. 電磁誘導の法則. Ampere=Maxwell の法則. Gauss の法則. 磁束の保存則. 単元3(2/10). Maxwell の方程式. 4つの基本方程式( EDHB 系)をまとめて示す。. 単元3(3/10).
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電磁気学Ⅲ 講義 (第2巻) 2年次後期2単位選択 担当: 玉野 和保
意味と位置づけ ・電磁気学をまとめる方程式 ・電磁波(通信用では電波)を記述 ・物理学の基本原理 相対性理論の基礎 単元3(1/10) 第3単元Maxwellの方程式 • 講義で解説すること ・電磁気現象を記述する式から方程式に至る過程
電磁誘導の法則 Ampere=Maxwellの法則 Gaussの法則 磁束の保存則 単元3(2/10) Maxwellの方程式 4つの基本方程式(EDHB系)をまとめて示す。
単元3(3/10) 電磁誘導の法則電磁気学Ⅱの復習・今まで学んだ公式(7)の再掲 • 電磁誘導の法則 • 直線導体が磁界中で 運動して発生する起電力 [V] Neumannの公式 Faradayの電磁誘導の法則 Lentzの法則 Flemingの右手の法則
単元3(4/10) 第1方程式の導出 電磁誘導の法則 ここで、 Stokesの定理より まとめると
単元3(5/10) Ampere=Maxwellの方程式電磁気学Ⅱの復習・今まで学んだ公式(1)の再掲 • Ampereの周回積分の法則 • Biot-Savartの法則 (電流による微小磁石による 磁界のCoulombの法則) Ampereの右ねじの法則 テキストでは磁束密度Bで表現 テキストでは磁束密度Bで表現
単元3(6/10) 第2方程式の導出(1) Ampereの周回積分の法則 ここで Stokesの定理より まとめると Ampereの周回積分の法則の微分形
単元3(7/10) 電磁気学Ⅱの復習・今まで学んだ公式(9)の再掲 • 変位電流 [A/m2] Ampereの法則の微分形のベクトル演算 時間変化する電流の連続の式 整合を図るためにこの電流を 導電電流に加える Gaussの法則の微分形から
単元3(8/10) 第2方程式の導出(2) Ampereの周回積分の法則の微分形 変位電流の導入 整理すると、電流密度の修正は これをAmpereの周回積分の法則の 微分形に組み合わすと
単元3(9/10) Gaussの法則・磁束の保存電磁気学Ⅰの復習・今まで学んだ公式(2)の再掲 • Gaussの法則 • 電気力線の発散 (Gaussの法則の微分形) (参:この数式形は連続の式と呼ばれる) • これを電束密度Dで記述すると • 磁束についてはρに対応する 磁荷mが単独で存在しないので (Gaussの発散定理)
微分形 積分形 単元3(10/10) 積分形と微分形の対比 ただし
静電界での力学 ・Coulombの法則で示された電界の力 F=Eq ・運動の原因=力 ←→ エネルギー 単元4(1/8) 第4単元静電界エネルギー • 講義で解説すること ・帯電体が蓄える静電エネルギー ・静電界中に蓄えられる場の静電エネルギー
単元4(2/8) 電磁気学Ⅰの復習・今まで学んだ公式(6)の再掲 • 帯電体が蓄える 静電エネルギー • 微小空間に蓄え られる場の静電 エネルギー [J] [J/m3]
単元4(3/8) 帯電体が蓄える静電エネルギー 電荷を帯電体に運ぶ 力学エネルギー
単元4(4/8) つづき 帯電電気量q[C]がQ[C]に達するまで微小電荷を運んだとする Q[C]に帯電した帯電体の電気エネルギーは
単元4(5/8) 静電界中に蓄えられる場の静電エネルギー 右図の微小直方体を帯電導体とするとき、蓄えられる電気エネルギーを考える
単元4(6/8) つづき ここで したがって
単元4(7/8) つづき ただし 微小電荷Δq[C]がこの微小体積表面にq[C]まで蓄えられるように無限の彼方から運んでくるとき、この微小体積中の電界の強さEについては、E[V/m]まで積分することになるので
帯電体が蓄える静電エネルギーの式からのアプローチ帯電体が蓄える静電エネルギーの式からのアプローチ 微小空間に蓄えられる場の静電 エネルギーの式からのアプローチ 単元4(8/8) 平行平板コンデンサ内に蓄えられる静電エネルギーの計算への応用 であるので、C一定の場合 [J]