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QC-NET研究所 所長 高橋 博

問題解決ステップの要点.  問題解決手順いわゆるQCストーリーには  ・問題解決型 ・課題達成型 ・施策実行型  の3つがあるが、ここでは 基本中の基本 である 問題解決型QCストーリー について解説します. 平成21年2月26日改訂. QC-NET研究所 所長 高橋 博. 問題解決手順とQC手法について. 問題解決手順   =  難問 を確実に解決するための手順   <問題解決の3つの型>       ・問題解決型 ・課題達成型 ・施策実行型. QC手法   =  難問 を簡単に解決するための道具

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Presentation Transcript


  1. 問題解決ステップの要点  問題解決手順いわゆるQCストーリーには ・問題解決型 ・課題達成型 ・施策実行型 の3つがあるが、ここでは基本中の基本である問題解決型QCストーリーについて解説します 平成21年2月26日改訂 QC-NET研究所所長 高橋 博

  2. 問題解決手順とQC手法について 問題解決手順  = 難問を確実に解決するための手順   <問題解決の3つの型>      ・問題解決型 ・課題達成型 ・施策実行型 QC手法  = 難問を簡単に解決するための道具   <QC7つ道具> ・層別 ・チェックシート ・パレート図      ・特性要因図 ・散布図 ・ヒストグラム ・管理図   <新QC7つ道具>・親和図法 ・連関図法 ・系統図法      ・マトリックス図法・マトリックスデータ解析法      ・PDPC法 ・アローガイアグラム法

  3. 問題解決型の 問題解決手順 よくある質問 : 現状把握や目標設定はどのステップ? 当初~ 近年~ 取り組み動機を優先 テーマ選定 テーマ選定 目標設定 現状把握 活動計画作成 目標設定 改善内容を優先 現状把握 活動計画作成 要因解析 要因解析 対策検討実施 対策検討実施 効果確認 効果確認 標準化 標準化

  4. 問題解決手順①テーマ選定 <メインテーマ>基本:サークルの夢・希望・期待を現す <例>突発残業はもうイヤだ! <サブテーマ>基本:具体的改善内容を簡潔明瞭に <例>○○不良の低減      <テーマ選定理由の基本> ◎ テーマへの取り組み動機が最重要 △ 会社方針とか不良上位項目などという理由は、   サークルとしてはベストでない 特に重要各ステップのアドバイス

  5. 問題解決手順②目標設定       と活動計画作成問題解決手順②目標設定       と活動計画作成 (1)目標には2種類ある  メインテーマに対する目標は、現状調査の前に設定   ・当初の主流で、本筋といえる<例>突発残業  2回/週→1回以下/月  サブテーマに対する目標は、現状調査の後に設定   ・具体的問題点を明確にした後に目標を決める   ・最近の主流であるが、やれることはやるが、    やれないことはやらないという弊害に要注意<例>○○不良  突発時5%→0.5%以下 (2)活動計画作成のポイント  評価には長期間必要なものもあるので、           効果確認までは短期間で明確に!

  6. 要因調査 要因解析 現状調査 特  性 要因 現状調査と要因解析の違い 現状調査:特性(結果)を色々解析し、問題点を具体化する××原因を探すステップではない×× 要因調査:要因を特性要因図などで洗い出し、絞り込む 要因解析:要因と結果の関係を確認、検証する  *通常は <要因調査+要因解析=要因解析>

  7. 問題解決手順③現状調査 結果の悪さをデータで色々解析し、問題点を具体化する ×原因(犯人)を探すステップではない     ◎ 実践では、現場・現実・現時点が重要     ◎ 結果のデータを色々解析し、         問題の特徴を見つけ出し、            問題点をできるだけ具体的に把握する     *実践では、時間別・人別・材料別など層別工夫を    *文章ではなく、グラフ・図表で一目で判りやすく    <例>○○不良を、部位別に調査した結果            「特定部位①に集中」         していることが判ったーーーなどと絞り込む ISOなど標準化の進んだ職場では           ここもチェックしてください 

  8. 問題解決手順④要因解析 (1)絞り込んだ具体的問題点について要因を洗い出す   ・現物などを分解しながら、要因を探す   ・みんなで「カード」に要因を書き込む   ・特性要因図に整理する<例>「特定部位①に集中」を特性に              特性要因図を作成する (2)主要因を絞り込む   ・結果に大きく影響する「主要因」を、2~3個に絞る   ・具体的対策が取れる内容であること<例>主要因→部品保持具の磨耗で傷発生 (3)要因と結果の関係を確認、検証する   ・実践では、これが最重要<例>加工数が△△個以上になると傷が発生

  9. 問題解決手順⑤対策検討と実施 (1)対策検討  固有技術が決め手   ・色々な対策案をみんなで出し合う  ・各対策案について   対策可能性、コスト、効果などを評価検討し   対策内容をきめる  <例>部品保持具の磨耗に着目し      ①案:磨耗性の高い治具に変更する      ②案:磨耗をチェックし、交換頻度を決める      の2案で検討したが、対策コスト面から        ⇒②案を採用することにした (2)対策実施   ・これまでの検討経過を整理し          上司に対策内容の了解を取る  ・上司は、関連する前後工程や関係部署に          事前に了解を得る  ・具体的に対策を実施する  <例>加工数と磨耗量を調査した結果       加工数  △△個ごとに       治具受面のパーツを交換することにした

  10. 問題解決手順⑥効果確認と評価 (1)効果確認   ・対策項目ごとに、効果を確認する   ドンブリ評価は、再発したら、手が打てなくなる    ◎ 1要因*1対策*1効果 が特に重要  <例>対策を実施した結果       ○○不良は  0(ゼロ)件 となった (2)評 価   ・目標に対して、どうなったかを確認する  ・最初の取り組み動機が、達成できたのか × 個別項目は目標達成したが          全体で目標未達では 論外   ◎ コスト評価も必ず実施 →結果が勝負   <例>○○不良は  0(ゼロ)件 となったため        この不良による突発残業は皆無となった        コスト評価            対策費用(治具交換)  ◇◇円/月            突発残業費の低減    ☆☆円/月        副効果:改善提案で社長表彰されたこれが大切⇒⇒ ヨシ、次も“やるぞ“

  11. 問題解決手順⑦標準化       と管理の定着問題解決手順⑦標準化       と管理の定着 標準化には2種類ある (1)標準化 (2)日常管理*5W1Hで整理すると、分りやすく、守りやすい みんなで 守るべきことを決め 決めたことを みんなで守る 最後の決め手 ① 改善事例は、誰でも納得でき、分りやすいこと ② この改善した事例を蓄積する 職場の宝

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