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平成24年度 第 10 回 陸前高田市 保健医療福祉未来図会議 分科会 「テーマ:はまって けら いん、かだってけらいん ~自殺予防~」. 平成25年3月 15 日(金) 13:00 ~ 13:55 陸前高田市役所 第4号棟 第6会議室. ※ この PowerPoint は 、 3/15 ( 金 ) に行われた平成 24 年度第 10 回 陸前高田市保健医療福祉未来図 会議及び分科会におい て使用した内容に、当日の出席者の皆様からのご意見等をふまえ、加筆修正し作成したものです。 ※ 内容についてのご意見、お気づきの点等お問い合わせは下記までお願いします。
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平成24年度 第10回 陸前高田市保健医療福祉未来図会議分科会「テーマ:はまってけらいん、かだってけらいん ~自殺予防~」平成24年度 第10回 陸前高田市保健医療福祉未来図会議分科会「テーマ:はまってけらいん、かだってけらいん ~自殺予防~」 平成25年3月15日(金)13:00~13:55 陸前高田市役所 第4号棟 第6会議室 ※このPowerPointは、3/15(金)に行われた平成24年度第10回陸前高田市保健医療福祉未来図会議及び分科会において使用した内容に、当日の出席者の皆様からのご意見等をふまえ、加筆修正し作成したものです。 ※内容についてのご意見、お気づきの点等お問い合わせは下記までお願いします。 陸前高田市地域包括ケアアドバイザー 日本赤十字秋田看護大学 佐々木亮平ryohei-s@rcakita.ac.jp
本日(3/15)の分科会の進め方 ○今月は「自殺予防」をテーマに行います。 ○陸前高田市社会福祉課 保健師 吉田惠美さん 立教大学 コミュニティ福祉学部 教授 松山真先生 ※話題提供とディスカッション、意見交換
今回(3/15)分科会意見交換内容① ○陸前高田市 副市長 久保田崇: ・工事車両の交通量も増え、工事が進んできている。復興が目に見える形となってきている。インフラだけではなく、保健医療福祉といった横断的な分野の視点も重要になる。 「ノーマライゼーションという言葉がいらない社会」を陸前高田市は目指している。その肉付けはこれからになる。 子どもの数が少ないこと、高齢化、健康問題など課題はさまざま。未来図会議、分科会で皆様から色々なご意見をいただき復興を加速させたい。
今回(3/15)分科会意見交換内容② ○日本赤十字秋田看護大学 佐々木亮平: (陸前高田市地域包括ケアアドバイザー) ・今月は自殺予防月間ということもあり、自殺予防の分科会を開催させていただく。 もともとこの未来図会議は「包括ケア」会議として、震災直後の3/26からスタートしている。 現状と課題を情報交換、共有することから始め、同時に復興に向かっての中長期的な計画・デザインも議論してきた経緯がある。 引き続きこの会議の場でみなさんと議論を継続していきたいのでよろしくお願いしたい。
今回(3/15)分科会意見交換内容③ ○立教大学 コミュニティ福祉学部 教授 松山真先生: ・自殺予防の基本的な考え方を共有したい。 ・マズローの欲求階層では、生理的な欲求がある程度満たされて初めて次の安全の欲求を求めることができる。 社会生活には開いたシステムと閉じたシステムがあり、開いたシステムは情報公開するが閉じたシステムは情報公開しない。 閉じすぎたシステムが問題で、サービスなどに全くつながりにくい。問題を発見しやすいシステムを作ることが大切。そのシステムに入っていくのは誰でもいい。細くてもちょっとずつシステムを開いていけばよいという考え方。人はコミュニケーションする動物。生きる力はコミュニケーションが生む。孤立させないことが重要。
今回(3/15)分科会意見交換内容④ ○立教大学 コミュニティ福祉学部 教授 松山真先生: ・人間はどうやって言葉を覚えるかという実験を13世紀のローマで行われた。赤ちゃんに語りかける群と世話などは普通にするが一切語りかけない対照群で比較した。結果は大失敗。語りかけなかった群はみんな死んでしまった。そのことからもコミュニケーションがないと生きられないことが分かった。 阪神大震災でも孤独死が大きな問題になった。18年間で1,000人を超えた。病気のない人も、コミュニケーションをとらなくなった人で亡くなった人もいた。コミュニケーションをだれが提供していくか?みんなで提供していくこと。自殺予防は、大変なことをするのではない。日常生活の中でいかにコミュニケーションをとっていくかである。
(資料) • ※岩室先生 • ここに、松山先生のスライドや資料等は入れ込めますでしょうか。
マズローによる「欲求段階説」 立教大学 コミュニティ福祉学部 松山 真
マズローによる「欲求段階説」 ※各段階の中にもさらに段階が分かれる 自己実現 の欲求 承認の欲求 所属と愛の欲求 安全の欲求 生理的欲求 ★下位の欲求がある程度充足されると、上位の欲求が出現する ※ 2012年3月11日以降の状況は、津波により、生命の危機「生理的欲求」まで全て阻害された状況から、徐々に欲求が充足されていく過程と理解することができる。
生理的欲求(physiological need) 生命維持のための食欲・睡眠欲・性欲等の本能的な欲求 安全の欲求(safety need) 安全性・経済的安定性・良い健康状態・良い暮らしの水準など、予測可能で、秩序だった状態を得ようとする欲求。病気や不慮の事故などに対するセーフティ・ネットなども、これを満たす要因に含まれる。 所属と愛の欲求(social need,love and belonging) 情緒的な人間関係・他者に受け入れられている、どこかに所属しているという感覚。この欲求が満たされない場合、孤独感や不安を感じる。この欲求が充分に満たされている場合には、生理的欲求や安全欲求を克服できる場合がある。 承認の欲求(esteen) 集団から価値ある存在と認められ、尊重されることを求める。このレベルは二つある。 ・低いレベルは、他者からの尊敬、地位、名声、注目などを得ることで満たされる。 ・高いレベルは、自己尊重感、技術や能力の獲得、自己信頼感を得ることで満たされ、他者からの評価よりも、自分自身による評価が重要。 自己実現の欲求(self-actualization) 自分の持つ能力や可能性を最大限発揮し、具現化したいという欲求。この欲求によって全ての行動が動機付けされるようになる。ここに達する人は少ない。
今回(3/15)分科会意見交換内容⑤ ○陸前高田市 社会福祉課 保健師 吉田惠美: ・自殺に関連して、社会に蔓延するリスクはいろいろある。 関係性の喪失、孤立、コミュニケーションできない、知識・情報の不足などが重なって自殺が引き起こる。 自殺予防の取り組みの中で、ハイリスクアプローチとして相談事業、人材育成事業、情報収集・調査研究等があげられる。 ポピュレーションアプローチとしてはまってけらいん運動、普及啓発運動、自殺予防強化月間などの取り組みがある。
今回(3/15)分科会意見交換内容⑥ ○陸前高田市 社会福祉課 保健師 吉田惠美: ・久慈モデルの6つの骨子「ネットワーク、一次予防、二次予防、三次予防、精神疾患への支援、職域への支援」があげられているが、ハイリスクアプローチが主となっている。 ハイリスクアプローチは必要性と方法が明確。ポピュレーションアプローチはこれまで情報提供が主であったが、はまってけらいん運動のような雰囲気作りも必要で、高田市内でもまだまだ始まったばかり。 未来図会議の分科会を通して、同じ目標もめざし、地域で活動する多くの団体が連携し、自殺に限定しない全体的な取り組みの中で、孤立させないシステムを作っていくことが大切。
(資料) • ※岩室先生 • ここに、吉田惠美さんのスライドは入れ込めますでしょうか。
陸前高田市保健医療福祉未来図会議自殺予防対策分科会陸前高田市保健医療福祉未来図会議自殺予防対策分科会 平成25年3月15日 社会福祉課 障がい福祉係 保健師吉田惠美
個人が抱えるリスク ライフリンク調べ
社会に蔓延するリスク 関係性の喪失 孤立 コミュニケーションできない 知識・情報の不足 ライフリンク調べ
自殺予防対策事業の取り組み ハイリスクアプローチ • 相談…電話、訪問、既往者・他課からの情報 • 人材養成…ゲートキーパー、傾聴ボランティア • 情報収集・調査研究…統計分析、研修受講、視察
自殺予防対策事業の取り組み ハイリスクアプローチ • 相談…電話、訪問、既往者・他課からの情報 • 人材養成…ゲートキーパー、傾聴ボランティア • 情報収集・調査研究…統計分析、研修受講、視察 ポピュレーションアプローチ • はまって…運動 • 普及啓発…パンフレット、広報、健康教室等 • 自殺予防強化月間…普及啓発の強化
2013.1.12 第2グランド 2013.1.12 第2グランド
久慈モデルの推進 ポピュレーションアプローチ ハイリスク アプローチ • 6つの骨子 ①ネットワーク…庁内連絡会、協議会等の設置、 実務者レベルの会議・検討会 ②一次予防…サロンづくり、人材養成、普及啓発 ③二次予防…相談、スクリーニング、見守り支援 ④三次予防…自死遺族支援 ⑤精神疾患への支援…ハイリスク者への支援 ⑥職域への支援…勤労者、離職者への支援
事業はハイリスクアプローチが中心… • なぜならば、ハイリスクにはアプローチしなければならないから • アプローチの必要性が明確 • アプローチの方法が明確 • でも、ポピュレーションアプローチも必要 • これまでのアプローチは情報提供が中心、 はまって運動がはじまったばかり
どうして未来図会議なのか? • 取り組みを推進してほしい組織・機関がすでに集約されている • 目標が同じ…支えあい、孤立させない • 地域活動をするさまざまな団体が参加しやすい • 発言の自由度が高い • 別の会を立ち上げるのは大変…似たようなことをやっているのに会議や役員の仕事が増える等
だから連携が必要 陸前高田市の抱えるリスクに介入するためには、孤立させないシステムづくり(まちづくり)が重要です。そのためには、自殺対策に限定しない取り組みや機関との連携が必要です。 • 自殺対策に限定しない全体的な取り組み • 孤立させないシステムづくり
未来図会議で連携を強め 支えあい 孤立させない 自殺の減少 • さまざまな団体が • 同じ目標で • 取り組みを推進
今回(3/15)分科会意見交換内容⑦ ○特定非営利法人HANDS 代表理事 中村安秀先生: ・ポピュレーションアプローチとハイリスクアプローチ両面の議論をすることが大切。震災後PTSDが多くなったと言われているが、本当は震災後の鬱だったというケースが多い。震災後の鬱は自殺に結びつきやすい。 神戸との違いとしては、高齢者の元気度が減ってきていること、動ける人が減っている。一戸建てで畑などをして生涯現役で常に動いていた人がそういった場面がなくなってしまった。その場所をいかに作っていくかが重要。世界でも、ここまで高齢化した被災地は珍しい。これから高齢化が進行していった後に再び震災が起こった時の対策を考えなければならないのでは。
今回(3/15)分科会意見交換内容⑧ ○陸前高田市 副市長 久保田崇: ・派遣職員も庁舎にはたくさんいる。被災しているからハイリスクアプローチ、していないからポピュレーションアプローチではない。派遣の職員も黄色信号が出ている人もいる。そのあたりはどういう風にアプローチしていけばよろしいか。 ○立教大学 コミュニティ福祉学部 教授 松山真先生: ・労働者ストレスは配置転換や残業によって蓄積されていくが、今回の派遣職員のストレスの一番大きな原因となるのは生活スタイルの変化によるストレスが高い。人間関係等。社会的承認をどう得られるか…自分を認められることで得られることが出来る。外部から来た派遣職員は役に立ちたくて陸前高田に来ているので、疲れているからと休息してくださいといわれると自分は何をしに来たのか?と自分の居場所を失ってしまう方もいる。
今回(3/15)分科会意見交換内容⑨ ○公益社団法人 地域医療振興協会 ヘルスプロモーション研究センター長 岩室紳也: (陸前高田市地域包括ケアアドバイザー) ・ハイリスクアプローチの言葉の意味をたどってみると個人を対象に効率を求めて…。ポピュレーションアプローチは集団に対して必要な…。社会に蔓延するリスクに対応することが大切。 ○大船渡警察署 高田幹部交番 岩淵健一氏: ・現在45名が大船渡警察署に派遣。 自殺者H23:401名(男性285名、女性116名)震災関連17名 H24:353名 震災関連8名 原因は健康問題が一番多い。 職業は無職、会社員の方に多い。70歳以上と40代、50代に多い。また、仮設住宅男性が詐欺にあい、450万円をだまし取られるという事例があった。
今回(3/15)分科会意見交換内容⑩ ○東京大学大学院医学系研究科 近藤尚己先生: ・震災後メンタルが弱くなる。中年の男女がハイリスクの割合が多い。はまってけらいんかだってけらいん運動はポピュレーションアプローチ、雰囲気作りになる。 ○ヘルスプロモーション研究センター長 岩室紳也: ・宮城県はみなし仮設が多い。住宅としての環境は良いが周り近所が被災していないため、想いを共有できない。岩手県全体では自殺者は減ってきている。復興の遅れでストレスは増大する。しかし、復興が加速しても、それでさまざまな関係性を失う人もおりストレスの増大につながることも。
今回(3/15)分科会意見交換内容⑪ ○旭神経内科リハビリテーション病院 院長 旭俊臣先生: ・高田地区のように住居がバラバラになる場所や広田のように移動後の住居でもかたまるところもある。できるだけ鬱やアルコール中毒を早く見つけることが大事。 職員のこころの問題もある。集まって語れる場を運動する場を作ることが大切。成果を出すには時間がかかるので、長期に取り組むことが必要。 (以上で分科会は終了)
平成24年度 第10回 陸前高田市保健医療福祉未来図会議平成24年度 第10回 陸前高田市保健医療福祉未来図会議 平成25年3月15日(金)14:00~15:30 陸前高田市役所 第4号棟 第6会議室 ※このPowerPointは、3/15(金)に行われた平成24年度第10回陸前高田市保健医療福祉未来図会議及び分科会において使用した内容に、当日の出席者の皆様からのご意見等をふまえ、加筆修正し作成したものです。 ※内容についてのご意見、お気づきの点等お問い合わせは下記までお願いします。 陸前高田市地域包括ケアアドバイザー 日本赤十字秋田看護大学 佐々木亮平ryohei-s@rcakita.ac.jp
本日(3/15)の会議資料 ①本日の次第 ②本日のPowerPoint ③「はまってけらいん、かだってけらいん」運動説明資料 ④岩手県大船渡保健所資料 ⑤東京都資料(※震災1年後の公式資料) (陸前高田市こころのケアチームへの派遣) ⑥「陸前高田市保健医療福祉未来図」計画の構成 ⑦前回(H25.2/1)会議議事録 ⑧月刊「公衆衛生」H25.2月号 ⑨その他・・・多数
本日(3/15)の会議の概要 1テーマ 震災から2年、平成24年度の振り返り ~3年目に向けた居場所づくり~
本日(3/15)の会議の進め方 2 協議内容(意見交換、情報共有) (1)本日の分科会(自殺予防)報告 (2)震災から2年、今年度の振り返り・総まとめ ①平成24年度健康・生活調査中間報告~その2~ ②岩手県大船渡保健所の保健活動報告 ○みなさまから・・・
今回(3/15)未来図会議意見交換内容① ○陸前高田市 健康推進課 保健師 唐川祐一氏: ・健康生活調査の途中経過は次のとおり。今回(H24.8月~)の訪問調査は、こころのケアを大きな目的として実施してきたことを何度も確認してきた。 現在、市内約65%程の進捗状況。住民の「来て話せる場を作ってくれて助かる」等の声からも、今回の訪問は「はまってけらいん かだってけらいん運動」の最たる活動であったと思う。今後も、こころのケアを目的とした、訪問活動を展開していければと思う。
今回(3/15)未来図会議意見交換内容② ○東京大学大学院医学系研究科 近藤尚己先生: ・平成24年度健康・生活調査中間報告~その2~ ・アルコール摂取をしているかたでとじこもりは2%弱、相談相手がいない方は4%程度。 アルコールの量では150g以上摂取している方が若干ある。深刻な方だと「60歳男性 アルコール200g摂取」、病院への通院も中断している。多量飲酒の人が 見えてきただけでも意味はあると感じる。 (※前回のH24.10月末現在の1,888名の報告のうちアルコール部分について整理した内容)
今回(3/15)未来図会議意見交換内容③ ○岩手県大船渡保健所 上席保健師 花崎洋子氏: ・2年間を振り返る。陸前高田市に支援に入った大船渡保健所の保健師は延べ140名。水・木・金は陸前高田へ。 大船渡保健所では当時保健師2人体制。1人が高田へ、1人は大船渡と二手にわかれた。(対応日数67日。)主にフリーミーティングや未来図会議、健康生活調査。 平成24年度健康生活調査は仮設、みなし仮設を除いた方への訪問。26日間、51名、訪問は273世帯。それぞれの関係機関につないだ。健康生活調査は丁寧に足で稼いだ情報。 大船渡保健所 自殺予防アクションプラン「はまってけらいんかだってけらいん」取り入れている。顔が見える関係は大事であると思った。
陸前高田市における保健活動~2年間のまとめ~陸前高田市における保健活動~2年間のまとめ~ 岩手県大船渡保健所 保健課 花崎 洋子
被災地における保健所の役割 被災地におけるこころのケアの考え方 保健所が中心となったハイリスクアプローチ 保健所によるこころのケアへの長期・継続的支援 伴走者としての保健所 参考文献:佐々木亮平、岩室紳也:災害を支える公衆衛生ねっとワーク~東日本大震災からの復旧、復興に学ぶ~陸前高田市を支えた保健所機能.公衆衛生 77(1):59-64、2013
大船渡保健所保健課 スタッフの被災地活動(H23.3.13~H24.3.31)大船渡保健所保健課 スタッフの被災地活動(H23.3.13~H24.3.31) ○ 陸前高田市 対応日数 228日 対応職員延人数 356人(保健師140人) ○ 大船渡市 対応日数 192日 対応延職員延人数192人(保健師91人)
保健所における 陸前高田市での活動(H24.4~H25.3.15)保健所における 陸前高田市での活動(H24.4~H25.3.15) 対応日数 67日 対応職員延数 126人 ・フリーミーティング参加 11回 ・健康推進課ミーティング参加 10回 ・保健医療福祉未来図会議参加 10回 ・健康・生活調査活動: 26日間 ・こころサロンたかたの開催 11回
今年度の健康生活調査の状況 ○ 実施日数: 26日間 延職員数: 51人 訪問世帯: 297世帯(不在 76世帯) 訪問件数: 749件 要観察者: 11人 特定疾患患者 3人 認知症 1人 こころケア等 6人 生活習慣病 1人 ○ 震災・津波の学び ○ 住民の生の声 ○ 保健師の所感
大船渡保健所保健課の取り組み 1 精神保健福祉相談(専門医:毎月第3木曜日)12件 保健師による相談対応 315件 (通報 13件 措置入院 3件) 2 自殺予防対策推進事業 ・ 啓発普及活動:災害FMの活用、ティッシュ、ちらし ・ 保健医療福祉関係者研修会(年2回) ・ 傾聴ボランティア育成支援(学習会12回) ・ 気仙地域うつ・自殺予防対策推進連絡会議(年1回) ・ 気仙地域保健医療福祉担当者等連絡会(年11回) ・ 震災・自死遺族ケア(こころサロン)(年12回) ・ 気仙地域自殺対策アクションプラン作成(24~26年度) ☆ はまってからいん、かだってけらいんを合言葉に
3 こころケアセンターとの連絡調整 ・ 連絡会の開催 (年4回) 4 ひきこもり支援ネットワーク事業 ・ 学習会、事例検討会の開催等(年3回) ・ フリースペースめいと支援 (年12回) 5 災害看護研修会の開催 (平成19年度~) 6 新任保健師等研修会 (平成21年度~) 7 管内保健師長等連絡会 (平成10年度~)
まとめ 1 継続は力なり 2 脚で集めたデータは努力の成果 3 現地に脚を運び、自らの目で確かめていく 4 日ごろのネットワークの大切さ (顔の見える関係) 5 平時から有事に備えて 6 支えられて ☆ はまってけらいん かだってけらいん運動