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大村 市 医療産業都市構想. はじめに(本資料の趣旨) 我が国の医療関連産業を取り巻く環境は急速に変化しており、今後、医療・福祉関連産業の市場は急速に成長( 1996 年約 38 兆円だった市場が 2006 年 54 兆円、 2010 年約 91 兆円に)し、 2015 年にはオーダーメイド医療が解禁されるなど、ライフサインエス分野産業の発展は明るさを増すばかりとなりました。さらに現政権の政策「イノベーション 25 」においても医療 IT システムの普及、再生医療・介護ロボット等による市場の拡大、生活習慣病対策を重点項目に掲げるなど、各自治体への取り組み支援も充実している状況です。
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はじめに(本資料の趣旨) 我が国の医療関連産業を取り巻く環境は急速に変化しており、今後、医療・福祉関連産業の市場は急速に成長(1996年約38兆円だった市場が2006年54兆円、2010年約91兆円に)し、2015年にはオーダーメイド医療が解禁されるなど、ライフサインエス分野産業の発展は明るさを増すばかりとなりました。さらに現政権の政策「イノベーション25」においても医療ITシステムの普及、再生医療・介護ロボット等による市場の拡大、生活習慣病対策を重点項目に掲げるなど、各自治体への取り組み支援も充実している状況です。 このような中、大村市では九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)誘致で、西九州地域振興懇話会が佐賀県との共同誘致参考例として「高度医療関連産業」が項目に取り上げて、医療産業育成が重要事項として扱われていることや、また2007年4月に長崎県環境保健研究センターが長崎市より移転されたことで、長崎県の主要な研究施設(工業技術、環境保健、果樹試験場)が集積されるなど、他自治体と比べ大村市は医療・環境産業の育成が非常に取り組みやすい状況になりました。しかし、現状では全国屈指の好条件でありながら、基礎研究の成果が上手く実用化されていなかったり、他産業との連携・研究が促進されていないことで、文部科学省都市エリア産学官連携事業への4分野の産学官民の関係強化が遅れるなど、行政部門にこの分野の有識者が少ない点や技術・情報のナレッジマネジメント不足が問題となっています。このような状況を打開するために、早急に「大村市医療産業都市」構想(クラスター化)」を策定して、大村市のポテンシャルを活かした産業育成の実現に向けた活動が必要と考えます。 大村市医療産業都市構想 大村市のポテンシャル ○県の研究7施設中、主要3施設が集中 ○対10万人の急性期病床が県内一 ○長崎医療センターと近隣の国立病院機構(川棚、嬉野)の存在 ○充実した交通インフラ ○多様な技術シーズを持つ産業集積(半導体・電子・化学・自動車部品・新素材) ○医療情報ネットワークインフラの充実(あじさいネット) ○在宅医療の充実(大村市医師会) ○バイオ産業久留米「福岡バイオファクトリー」との連携が可能 OOL医療診断に向けた非侵襲センシング技術(H15-17都市エリア産学官連携事業)
大村医療産業都市構想 東京商工リサーチ 2005年県内高額所得法人(年間申告所得が4千万円以上)のうち3期以上連続して増益中の”元気印企業ランキング”発表 九州・沖縄地区全体では276社で前年比36社増。 県別 福岡 116社 鹿児島 36社 熊本 34社 沖縄 23社 宮崎 20社 長崎 19社 大分 16社 長崎は九州で6番目
新駅の状況 大村市再建には企業誘致・法人税獲得 産業育成新駅の状況 大村市再建には企業誘致・法人税獲得 産業育成 議会だより 平成18年8月1日 P12http://www.city.omura.nagasaki.jp/gikai/htm/sigikaidayori/232/232-p12.pdf 固定資産税額及び法人市民税額 5億8~9千万 平成16、平成17年度 変わらず 産業誘致・育成が課題 ⇒医療産業がやり易い 新大村駅予定地として、県と共有で植松3丁目に約1万6,000㎡の用地を確保 長崎県環境保健研究センター 人口増加中 インター ビジネスの5大要素「ヒト(人)・モノ(物)・カネ(金)・チエ(知恵、技術)・情報」
地の利を活かしきれていない 空港・高速・新幹線(予定) 長崎県の大動脈が大村市 医療産業都市 ソニーセミコンダクタ 電子部品・デバイス、電気機械器具 半導体デバイス材料「シリコンウェーハ」製造のSUMCO(コマツ電子金属) 半導体メーカー 九州電通、エピクルー、フジミ、ツジデン など コーティング技術のラボ 長崎空港ビルディング(株) 350億円の箱物 長崎医療センター 650床 売上180億
肥前地域活性化プログラム2007 大村市医療産業都市構想(九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)) 平成19年3月14日 佐賀経済同友会・長崎経済同友会 地域振興プログラム「西九州地域の一体的な発展と有明海沿岸のインフラ整備を」 肥前地域活性化プログラム2007 「西九州地域の一体的な発展と有明海沿岸のインフラ整備を」(PDF/1.0MB) http://www.pref.nagasaki.jp/shinkansen/news/n190314.html
「西九州地域の一体的な振興を目指して」―県境を越えた政策連合の推進―「西九州地域の一体的な振興を目指して」―県境を越えた政策連合の推進― 西九州地域振興懇話会
大村医療産業都市構想のねらい 西九州地域振興懇話会「~新幹線を活かした地域振興へ向けて~」最終とりまとめ P17より抜粋 http://www.pref.nagasaki.jp/shinkansen/city_plan/konwa.html 「西九州地域の一体的な振興を目指して」―県境を越えた政策連合の推進― 平成17年10月 西九州地域振興懇話会 ※H16-17富士フィルム誘致の件(投資総額1千億円が熊本県菊陽町に決定)土地10万-15万平米、日量1トンの工業用水及び交通アクセス、労働力の確保--コマツ、フジミ、ツジデンの日量水計13360トン供給要求 大村市はIT企業か工業用水を利用しない企業誘致が必要である 具体的な方策は!?
イノベーションによる生産性向上・経済効果の例イノベーションによる生産性向上・経済効果の例 7.医療 (1)医療IT システムの普及 医療機関における電子カルテなどの電子データでの取扱いが普及し、健康データの取扱いが容易になるとともに、遠隔医療が普及する。 ・日本における医療IT 技術の市場規模: 約1.2兆/年(2010年) 資料:米市場調査会社(BCC Research)「米国の医療ITシステムの市場規模予測」より作成、米国での医療ITシステムの市場規模347億ドル(2010年)に、日本の医療機器の市場規模(米国の約3分の1)を掛けた数値 (2)再生医療、介護ロボット等による市場の拡大 骨・軟骨、皮膚等の再生医療、自家組織の増殖・移植技術が普及し、高齢者になっても50歳と同様の身体機能を保つことができる。 ・日本における再生医療の市場規模: 約6,200~8,550億/年(2020年) ・日本における介護ロボットによる市場規模: 931億円(2025年) 資料:人工臓器・再生組織の日本国内の市場は、㈱日本経済新聞社と三菱総合研究所が共同で実施したアンケートの市場調査では、2020年に8,550億円、世界では3兆2,600億円と推定。また、別のマーケティング会社の予測では6,200億円(再生技術の適用による労働生産性の向上等は考慮されていない) 介護ロボットによる市場規模は、経済産業省「次世代ロボットビジョン懇談会報告書(平成16年)」 (3)生活習慣病対策 個人の体質にあった副作用の少ない画期的治療薬が開発され、手術なして癌治療が可能になるなど、がん・心筋梗塞・脳卒中などの病気に対する心配がなくなる。 ・生活習慣病の対策による医療費の削減効果: 約2.0兆/年(2025年) 資料:厚生労働省における医療制度審議の際の資料(平成18年) (4)寝たきり老人等の減少 2025年には寝たきりや認知症などの重度要介護者が270万人までに達すると推計されているが、再生医療の進展や、認知症特効薬の開発などにより、その多くが、寝たきりや認知症になることなく生涯をすごすことができる。 約100万人の重度要介護者数が減少すると仮定すれば、重度要介護者の給付費を1ヶ月あたり約30万円として、 ・寝たきり老人等減少による社会的経費の削減効果: 約4.0兆/年(2025年) 資料:2025年における寝たきり、認知症などの要介護者数については厚生労働省資料 あじさいネット 工業技術センター ハイテクパーク 長崎医療センター、神経医療センター 市立病院心臓血管病センター 医師会 大村在宅ドクターネット、在宅支援事業 大村市は全て恵まれている!!
イラストで見る20のイノベーション代表例 http://www.kantei.go.jp/jp/innovation/chukan/20daihyourei.html <医療・健康> 例3.がん・心筋梗塞・脳卒中を克服 個人の体質にあった副作用のない画期的治療薬が開発され、手術なしでがん治療が可能になるなど、がん・心筋梗塞・脳卒中などの三大成人病に対する画期的医薬品・医療技術が開発され、その成果が患者に迅速に届けられ、病気に対する心配がなくなる。 【実現のために必要な技術・システム】 ・ 個人の体質に合った副作用の少ないがん治療(2014年/2023年) ・ 動脈硬化病巣の局所治療が可能な遺伝子治療法(2015年/2024年) ・ がんに対する遺伝子治療法(2018年/2029年) ・ 家族性高コレステロール血症の遺伝子治療法(2016年/2024年) 循環器系疾患に対する臨床研究 長崎県初となる心臓血管病センター
大村医療産業都市構想のねらい 長崎県の研究開発の重点化より
http://www.pref.nagasaki.jp/zaisei/yosan/gaiyo/19gaiyo.html 平成19年度予算 新規事業 長崎県総務部財政課
平成19年度予算 新規事業 長崎県総務部財政課平成19年度予算 新規事業 長崎県総務部財政課 平成19年度予算 新規事業においても「お金」はついている 【他地域の主な医療産業育成事業】 神戸市中央病院、市立長浜病院、静岡県立がんセンター、千葉県立東金病院 神戸市 医療産業都市構想 /近畿「バイオ・医療産業拠点」形成 東京ベイエリアゲノム医療開発ネットワーク (かずさ、理化学、東大、東工大、産業技術総合研究所、癌研究会有明病院、国立がんセンター、横浜市産学共同研究センター、つくばセンター 和歌山観光医療産業創造ネットワーク 糖尿病NET-観光と医療を融合させたヘルスツーリズム くまもとテクノ産業財団ホームページ - 未来型医療福祉機器開発 静岡県 ファルマバレープロジェクト 福島県 うつくしま次世代医療産業集積プロジェクト 産学官連携組織「メディカルテクノおかやま」 にいがた産業創造機構 健康ビジネス連峰構想 光医療産業バレー その他、 香川県、徳島県、広島県、青森県、岩手県、福岡県久山町、久留米市、ふくおかアイランドシティ など
大村医療産業都市構想のねらい ○ 長崎県工業技術センター http://www.pref.nagasaki.jp/kogyo/ ○ 長崎県建設技術研究センター http://www.nerc.or.jp/ ○長崎県産業振興財団 http://www.joho-nagasaki.or.jp/ ○長崎県果樹試験場http://www.suisan.n-nourin.jp/kashi/kashiindex.html ○ 長崎県環境保健研究センター(仮称) (現・長崎県衛生公害研究所:長崎市滑石) http://www.pref.nagasaki.jp/eiken/index.html 長崎医療センター、長崎神経医療センター、精神医療センター、 大村市立病院、大村市医師会、 など 嬉野医療センター 長崎市出島町 長崎県建設技術研究センター 長崎県工業技術センター 長崎県環境保健研究センター 長崎県果樹試験場 県内7研究所のうち重要な3施設が大村市内
大村医療産業都市構想のねらい OOL医療診断に向けた非侵襲センシング技術(H15-17都市エリア産学官連携事業) 文部科学省 都市エリア産学官連携促進事業 平成15年度開始地域一覧表 地方自治体 長崎県 都市エリア名 長崎・諫早・大村エリア 研究成果物の誘致
大村医療産業都市構想のねらい 立地条件(地の利) ・・・近隣に大村市立病院や、長崎神経医療センター、準ナショナルセンターの長崎医療センターがある。 H19年より長崎県環境保健研究センター (活かしきれていない技術力の再活用!!) 解放整備品、共同研究、依頼試験などで医療分野へ活用 医療への技術転用・利用が容易にできる(ロボット・バイオ・環境分野など) 現在・・・長崎県工業技術センター http://www.pref.nagasaki.jp/kogyo/ (ロボット分野、食品・バイオ分野、光技術分野、機能性材料分野、環境・エネルギー分野) 在宅医療や介護のための診断機器の開発 http://www.pref.nagasaki.jp/kagaku/shinkou/pdf/kouhoushi.pdf
長崎県工業技術センター概要 医療への転用を図る (大村市池田2-1303-8) <研究企画課> <基盤技術部> 機械技術科 情報・デザイン科 <応用技術部> 工業材料科 食品・バイオ科 食生活や環境意識の変化に対応して、未利用副産物の活用や、生物資源が持つ有用物質の加工食品への適用などの技術開発に取り組んでいます。 ・高度加工技術を応用した新規食品の開発 ・有用物質の抽出と機能性食品の開発 ・バイオ技術を応用した特産品の品質向上 海洋・環境科 農林水産業との連携を強化する 地元への技術力転用・商品化を積極支援する
大村医療産業都市構想 東京大学CCR(国際・産学共同研究センター)派遣の藤本和貴先生(長崎県東京事務所課長) http://www.pref.nagasaki.jp/kagaku/rep/rep3.html 「ゲノムと医療」および研究室見学 長崎県の科学技術 長崎県科学技術振興課ホームページ 県研究機関 研究課題一覧 http://www.pref.nagasaki.jp/kagaku/kenkyuu/kadai/ichiran.html 平成17年度 工業技術センター 研究概要一覧 http://www.pref.nagasaki.jp/kagaku/kenkyuu/kadai/h17/17kougi.html 活性物質の効果的探索に関するシミュレーション技術の研究 情報処理技術とバイオテクノロジーの融合が先端技術分野で急速に進展するのに伴い、ゲノム解析、プロテオーム解析、シミュレーション創薬といった両者の境界分野に新しいビジネス分野が発展しつつある。本研究では、基質-タンパク質の三次元立体構造情報を基にした薬理活性探索シミュレーション技術を開発し、試験管内/生体内試験を経る従来の探索手法の効率化を目指す。 H17~19 予算額1,500,000 研究終了後の成果によってH20年度から医療産業は劇的に変化
大村医療産業都市構想のねらい 長崎県環境保健研究センター(仮称)の ハイテクパークへの誘致決定!! 長崎県環境保健研究センター(仮称)構想 http://www.pref.nagasaki.jp/eiken/seibikeikaku.pdf 隣接する長崎県工業技術センターや長崎県建設技術研究センターとの連携が鍵となる。行政主導による技術連携(ナレッジマネジメント)による新たな技術発見を目指し、大村市はもとより長崎県の科学技術や環境技術の発展に大きく寄与させる。 平成16年度・・・地質調査・設計 平成17年度・・・設計・建設工事 平成18年度・・・建設工事 平成19年度・・・環境保健研究センター(仮称)供用開始 2006年1月17日 正式に2005年11月に市と県で覚書を交わす。(ハイテクパーク2-2工区) 平成19年2月末 鉄筋コンクリート3階建、延床面積4905㎡の研究棟が完成 感染源の遺伝子分析、発生動向解析による早期発見 等・・・市立病院等との連携 (第二種感染症病院)
大村医療産業都市構想のねらい 長崎県環境保健研究センター(仮称) http://www.pref.nagasaki.jp/eiken/seibikeikaku.pdf 【5つの計画】 1.閉鎖性水域の環境浄化・水辺環境づくり (大村湾、諫早湾干拓調整池) 2.循環型社会づくり (離島型資源循環システム、バイオマスエネルギー 等) 3.食品の安全・安心の確保 (農業等一斉迅速分析法開発、食品アレルギー物質 等) 4.豊かで健全な環境の確保 (汚染物質の広域移流。酸性雨等東アジア環境問題、生物多様性の確保 等) 5.感染症の究明・拡大防止 (感染源の遺伝子分析、発生動向解析による早期発見 等) 保健・衛生分野・・・食品の安全・安心の確保に係る農業・抗菌剤等の一斉迅速分析法の開発、感染症の予防・拡大防止に係る遺伝子学的検査手法の開発 等 市立病院(2種感染病床⇒1種を目指す)が中心となるビジョン
長崎県環境保健研究センター 外国線(上海、ソウル)を抱える長崎空港 空港から最も近い市立病院 環境保健研究センターとの連携が重要 感染症研究の長崎大学・長崎医療センター 産学官民連携
長崎県環境保健研究センターの利活用 頻繁に行われている公募 (独立行政法人 科学技術振興機構)
大村医療産業都市構想のねらい 日本医学会総会が開幕・「市民3分の2が医療に不満」と会頭 http://health.nikkei.co.jp/news/top/ 全国の医療関係者が一堂に会する第27回日本医学会総会(会頭・岸本忠三大阪大学前学長)が6日午前、大阪市で始まった。4年に1度開く日本最大規模の学会で、医師や看護師ら約3万人が参加。8日までの会期中に学術講演やシンポジウムで医師不足や医の倫理など医療を取り巻く様々な課題を議論する。大阪国際会議場での開会式では、再生医学やテーラーメード医療など先進医療が実現しつつあるのを受け、岸本会頭が「市民の3分の2が現在の医療に満足していない。開かれた医学会を掲げてこの事態を改善していきたい」とあいさつした。この後、経済学者の宇沢弘文東京大学名誉教授が特別講演した。今回の総会のテーマは「生命と医療の原点――いのち・ひと・夢」。あらゆる組織・臓器に成長する可能性を持つ胚(はい)性幹細胞(ES細胞)を使った再生医療やがん、生活習慣病を招くメタボリック症候群などの研究最前線が紹介される。生殖医療と生命倫理、小児科などの医師不足など医療を取り巻く課題なども意見交換する。 日本医学会総会(日本最大学会)・・・再生医学やテーラーメード医療など先進医療が実現しつつあるが、市民への還元がなされていない「市民の3分の2が現在の医療に不満足」 産学官民連携による成果事業の推進 大村市のポテンシャルを活かす 2015年テーラーメイド医療解禁年までの対策を行う必要がある
大村医療産業都市構想のねらい 文部科学省 都市エリア産学官連携促進事業 平成15年度開始地域一覧表 http://www.mext.go.jp/a_menu/kagaku/cluster/03111102/005.htm ●地方自治体 福岡県・久留米市 ●都市エリア名 久留米エリア ●課題名 「テーラーメード型医薬品及び疾病予防機能性食品の開発」 ●事業の概要 福岡県は、久留米地区を中心としてバイオ産業の一大集積を目指す「福岡バイオバレー構想」を進めるため、産学官による「福岡県バイオ産業拠点推進会議」を平成13年に設立し、共同研究開発の支援やバイオベンチャー育成事業等を推進している。この構想に呼応して先端癌治療研究、特に肝炎・肝癌を中心とする臨床研究で世界的レベルにある久留米大学(医学部)では、産学連携による創薬促進のためのテーラーメイド医療研究開発産学地域共同機構を設立している。本事業では、バイオ専門コーディネーターと共同機構を活用して、久留米大学の創薬シーズと臨床研究力を活用した診断薬等創薬を目指す産学官共同研究及び地域の研究開発型食品関連企業との疾病予防機能性食品開発プロジェクトを数多く立ち上げ、5年以内に30社のバイオベンチャー企業を創出するなど、福岡バイオバレー構想の実現を促進する。 ●中核機関 (株)久留米リサーチ・パーク ●核となる大学、公的研究機関等 久留米大学 ●参加研究機関 福岡県工業技術センター生物食品研究所、九州大学、(独)産業技術総合研究所九州センター ●参加企業 (株)グリーンペプタイド、第一製薬(株)、伊藤ライフサイエンス(株)、(株)久光製薬 文部科学省、厚生労働省、経済産業省、総務省、などの事業への積極的な参画 ・・・次回の都市エリア事業、オーダーメイドプロジェクト、などへ単独でも参加する
大村医療産業都市構想のねらい 国立病院機構の活用 長崎医療センターは国立で3位の治験実施 「長崎医療センター」の存在(医師160人超) 大村市は「市立病院経営懇話会報告書」( http://www.city.omura.nagasaki.jp/file/temp/6886407.pdf )の通り、長崎市・佐世保市に比べ、高機能病床が多く、高度先進医療が行いやすい地区である。また、近隣には神経医療センターや長崎空港に最も近い大村市立病院(感染症2種)もあるなど、医療産業都市化が行える環境にある。 治験管理室(H11年発足:長崎最大の治験センター) http://www.hosp.go.jp/~nagasaki/chiken/chiken.htm ///////////////////////////////////////////////////////////// 臨床研究センター(研究) http://www.hosp.go.jp/~nagasaki/rinken/3rinken.htm 当院は我が国が推進すべき政策医療の一つとして肝疾患に関しての分野において、先駆的な医療や難治性の疾病等に関する診断、治療技術の機能強化を図るとして診療、臨床研究、情報発信、教育を担う高度専門医療施設(準ナショナルセンター)として位置づけがなされており、その具体的研究体制の強化の一環として5部15室からなる臨床研究センターが設置されました。5部の研究部門には、それぞれ1名の流動研究員を置き、研究体制の強化を図っています。 研究部・部長 研究室 室長(*専任) 1.政策医療企画研究部 石橋大海 臨床疫学研究室 矢野 公士 情報推進研究室 *松本 武浩 治験管理室 八橋 弘 国際医療協力室 八橋 弘 2.治療研究部 八橋 弘 肝炎治療研究室 大黒 学 肝癌治療研究室 大黒 学 肝不全治療研究室 高山 隼人 5.機能形態研究部 藤岡ひかる 外科治療研究室 鬼塚 伸也 肝移植研究室 *谷口 堅 病理研究室 伊東 正博 画像形態研究室 *藤本 俊史 3.先端技術研究部 中村 稔 再生医療研究室 *小森 敦正 遺伝子研究室 中村 稔 薬理研究室 鬼塚 伸也 4.病因解析研究部 右田清志 ウイルス免疫研究室 右田 清志 自己免疫研究室 右田 清志
大村医療産業都市構想のねらい 「長崎医療センター」 肝疾患の準ナショナルセンターとしての機能 連携大学院制度 - 長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 新興感染症病態制御学系専攻 肝臓病学講座 連携大学院設置の主旨は、長崎大学大学院の機能の拡充・強化のためです。すなわち、当センターは、大学院の肝臓病学講座としての機能を満足する設置条件、すなわち、研究と大学院教育を行える施設と体制が整っていることが認められました。病院がこのような形で連携大学院に指定されることは全国でも初めてのことです。 教員:院長、臨床研究センター長、臨床研究センター各部長ら計9名が教授、助教授に委嘱されました。教員の職務は大学院生への講義等教育指導と博士論文の完成のための研究指導を行うことです。//////////////////////////////////////// 肝疾患準ナショナルセンター等、政策医療10分野において、先駆的な医療や難治性の疾病等に関する診断、治療指針等の純化を図る
大村医療産業都市構想 【医薬】英グラクソ、筑波研究所閉鎖へ・ファイザーも検討…跡地は売却を軸に検討 英製薬大手のグラクソ・スミスクライン(GSK)は今夏にも、創薬研究の国内拠点である筑波研究所(茨城県つくば市)を閉鎖する。欧米大手では米メルクが日本の研究所を減らし、米ファイザーも中央研究所(愛知県武豊町)の閉鎖を検討中だ。各社が世界規模で進めている研究開発拠点の集約の一環で、日本では基礎研究を縮小・撤退し、製品化の工程に近い開発部門に経営資源を集中させる。 GSKの筑波研究所は1991年に約200億円を投じて建設し、「新薬の種」となる物質を探す創薬研究を手掛けている。跡地は売却を軸に検討する。筑波研究所に勤務する約100人の研究者は日本法人の開発部門に異動させる方向だ。開発部隊の陣容拡充により臨床試験(治験)などを強化し、新薬の早期製品化や欧米で先行投入した薬の国内発売を目指す。2007.03.07 日経 ⇒MR整理 製薬会社の研究所閉鎖は手法の革命的変化のせい 製薬会社として最大のファイザーが、日本での研究所を閉鎖することが話題になっている。全体としてのリストラの一環らしいが、新薬開発しか将来のないはずの製薬会社が、なぜ研究所を閉鎖するのか。ファイザーは日本に限らず、米仏などの研究所5カ所を閉鎖するという。ファイザーだけではない。他の外資系製薬会社も同じように研究所をすでに閉鎖していたり、予定しているという。研究所閉鎖は、リストラという経営上の問題だけではないらしい。薬品開発そのもののスタイルが変わってきたのが原因のようだ。新薬開発手法は、古いやり方から、新しいものへと革命的に変化しつつあるらしい。私の現役時代の最後のころ、すでに耳にしていた。力ずくのスクリーニング法から分子設計へと、新薬を見つける方法が変わるのだと。 病気は体内のタンパク質が関係して起きる。そのタンパク質にとりついて、その原因を直すのが薬だが、それはちょうど鍵穴と鍵の関係にたとえられる。タンパク質には独特の形の鍵穴がある。その鍵穴にぴたりはまりこみ、薬効を発揮する鍵を見つけるのが、新薬開発だそうだ。古いやり方は、馬鹿力である。候補になりそうな化学物質を合成する。これが鍵の候補である。それを片端から鍵穴に試してみて、びたり合うかどうかを試す。これがスクリーニングである。嵌るか嵌らないか。莫大な数を試すらしい。当たれば、新薬として大もうけになる。しかし何千何万という鍵を鍵束から選んでは、鍵が開くかどうかを試すのだから、膨大な労力を必要とする。製薬会社の研究所でやってきたことの大半はそういう仕事だったらしい。 ところが、その仕事のスタイルが変わってきた。タンパク質の鍵穴の形状を見ることができるようになった。X線結晶構造解析という手法である。放射光という強力なX線を使う。これでかつては何年もかけてやっと見えていた鍵穴の形が、数日程度(場合によっては一日)の実験でできるようになってきたそうだ。何年もかけるようでは実用にならない。しかし、それが数日の仕事になれば、病気に関係するタンパク質の構造を調べ、鍵穴の姿を知り、それに当てはまる薬を作り出せる。それがやっと実用になってきた。私が現役の最後に従事していた仕事は、この放射光施設(SPring-8)を建設し、広く利用に供することだった。 タンパク質構造解析により鍵穴の形が分かれば、その穴に当てはまり、薬効を発揮する薬の形と機能はどうあるべきかが分かる。そのような形・機能を持つ化合物を設計すればいい。これが分子設計という方法で、そのためにコンピューターを使う。コンピューター上で候補物質の分子を作り、それが相手のタンパク質の鍵穴に当てはまるかどうかシミュレーション(ドッキング・シミュレーションと呼ぶ)ができるようになった。何万とありうる候補物質から短時間に最適化合物を選び出すことができる。最後は数個に絞られた候補化合物だけについて、動物実験、臨界試験をすればいい。力ずくのスクリーニング、鍵束から片端に合い鍵を試してみるという作業は不要になった。何百人というスクリーニングに従事していた研究者が要らなくなったわけだ。 この手法の変化に、日本の研究所の対応が遅れたのか、あるいは、コンピュータ上のシミュレーションは欧米の先進研究所で少数精鋭でやればよくなったのか。ともかく、そういう研究スタイルの変化が、外資系製薬会社の研究所閉鎖の原因らしい。 そこで心配なのは、日本の製薬会社がこの動向について行っているかである。日本の製薬会社も共同して実験装置(ビームライン)を運営し、放射光利用によるタンパク質構造解析を進めている。すでに数年の実績はあるようだ。コンピューターによる分子設計の方も進んでいることだろう。製薬の世界で進んでいる新薬開発手法の質的変化について行けないと、日本の製薬会社は競争に取り残され、末端での売薬だけの会社になりかねない。それ以前に外資系製薬会社に併合されることもありうるだろう。ファイザーの動向から、そこまで読む必要があるだろう。
大村医療産業都市構想 治験空洞化の立て直し「治験活性化5カ年計画」2007年4月実施 予算大幅増 厚生労働科学研究費等の交付割合を基礎研究から治験・臨床研究へシフト 公的な研究費で行われる臨床研究の採択に際しては、生物統計家の参画も配慮することが明記 治験空洞化の立て直し「治験活性化5カ年計画」2007年4月実施 予算大幅増 厚生労働科学研究費等の交付割合を基礎研究から治験・臨床研究へシフト 公的な研究費で行われる臨床研究の採択に際しては、生物統計家の参画も配慮することが明記 新たな治験活性化計画においては、中核病院・拠点医療機関40カ所程度に治験・臨床研究の人材を集中的に投入し、技能の集約化とスタッフの育成を図るとともに、文部科学省の橋渡し研究支援プログラムによる研究拠点8カ所程度と連携し、効率的かつ迅速に国際共同治験・臨床研究が推進される体制を構築する。 ① 中核病院としては、厚生労働科学研究臨床研究基盤整備研究により平成18年度5カ所に助成しているものを平成19年度10カ所程度に拡大予定。 ② 拠点医療機関については、治験拠点病院活性化事業費により平成19年度から30カ所に助成予定。 ながさき治験医療ネットワーク構築委員会 http://www.nagasaki.med.or.jp/chiken/kiyaku.htm
目指す先行事例 神戸医療産業都市構想の1/100規模でも実現させる目指す先行事例 神戸医療産業都市構想の1/100規模でも実現させる 世界最速「京速計算機」は神戸に決定http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0703/28/news113.html 理化学研究所は、産学連携で開発を進めている世界最高速・10PFLOPSのスーパーコンピュータの設置場所を、神戸市の人工島・ポートアイランドに決めたと発表した。2007年03月28日 20時43分 更新 神戸・ポートアイランド2期で整備が進む医療産業都市 神戸市は二十日、ポートアイランド2期で整備が進む医療産業都市の経済波及効果が二〇〇五年度は四百九億四千万円で、二千六百九十人の正規雇用を創出したとする推計値を発表した。一五年度には、それぞれ千六百二十四億八千八百万円、九千七百四十六人を見込む。医療産業都市の経済効果を推計したのは初めて。 〇五年度末にポートアイランド2期で稼働していた三つの中核機関と医療系企業七十五社、一般企業八十三社、ポーアイ2期以外にある市内の医療関連十一社にアンケートを実施。回答した三研究機関と三十八社のデータなどから推計した。 波及効果の内訳は、市内での発注額と利益、従業者の消費など合わせた直接効果が計約二百八十一億円。それを呼び水とする間接効果が約百二十八億円となった。 雇用の内訳は、ポーアイ2期内の中核機関が六百十人▽医療系企業が五百九十三人▽一般企業が七百六十八人-と、同地域内で七割以上を占め、同地域以外の医療系企業で発生した雇用は七百十九人だった。 市税収入への効果は十二億四千百万-十三億千八百万円で、一五年には五十億円以上になるとみている。また、〇五年度末時点でポーアイ2期では医療系の企業七十五社が営業しているが、一五年度は三百十一社に増えると予測している。 http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/kz/0000247249.shtml
大村医療産業都市構想のねらい 特定領域名(ライフサイエンス、情報通信、環境、ナノテク・材料、その他) 先行する福岡・熊本より先駆ける取り組みを 「有明バイオ産業育成プロジェクト」案などの形成 ヒトの運動、生理情報を計測する次世代生体情報計測チップの開発 有明海沿岸---鹿児島ラインまでのバイオ産業振興プロジェクトが実現
大村市医療産業都市構想(九州新幹線西九州ルート(長崎ルート))大村市医療産業都市構想(九州新幹線西九州ルート(長崎ルート)) 博多までの時間短縮30分程度のみならず、ビジネスの5大要素「ヒト(人)・モノ(物)・カネ(金)・チエ(知恵、技術)・情報」を全国から引き寄せ・連携の効果が期待できる ・・・とくに「医療」分野 バイオ産業久留米に集積 「福岡バイオファクトリー」との連携
九州新幹線の新駅設置や医療機関と物流施設の集積を生かした新たな地域づくり九州新幹線の新駅設置や医療機関と物流施設の集積を生かした新たな地域づくり 久留米 小郡 鳥栖 基山 都市未来委が発足 新幹線や医療で連携論議 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20060726/20060726_002.shtml 福岡県の久留米市と小郡市、佐賀県の鳥栖市と基山町の4つの地域が、県境を越えてどう連携していくかを探る有識者会議「都市未来委員会」が25日、西日本新聞社(福岡市)で初会合を開いた。九州新幹線の新駅設置や医療機関と物流施設の集積を生かした新たな地域づくりなど、住民生活の向上を主眼にした連携の在り方をテーマに論議を進めることを確認した。 同委員会は、西日本新聞の創刊130周年を記念したキャンペーン企画「都市未来プロジェクト」の一環。委員6人による現地調査や住民意識調査を踏まえて地域課題を探り、11月の提言に向け論議を重ねる。 座長に選出された矢田俊文北九州市立大学長は「依然として行政は(県庁所在地)中心主義。それをどう乗り越え、住民生活の向上に生かすか議論しよう。地域の特色である医療や物流、道州制などを論議のキーワードにしたい」と話した。 そのほかの委員は、石橋潔久留米大文学部情報社会学科助教授▽嶋田暁文九州大大学院法学研究院助教授▽田村馨福岡大商学部教授▽出口敦九州大大学院人間環境学研究院教授▽三島伸雄佐賀大理工学部都市工学科助教授。 4市町は1989年に県境を越えた発展を目指し「筑後川流域クロスロード協議会」を設立。昨年から首長による道州制の導入を視野に入れた勉強会を続けて6月に「州都誘致」を柱とする提言をまとめるなど、連携の機運が高まっている。 =2006/07/26付 西日本新聞朝刊= 2006年07月26日00時34分
久留米リサーチ・パーク 産学官連携状況 http://www.krp.ktarn.or.jp/fbv/area.html 学 ・久留米大学(医学部) ・九州大学 ・九州工業大学 ・福岡大学 ・中村学園大学 官 ・(独) 産業総合技術研究所 ・福岡県工業技術センター生物食品研究所 ・福岡県森林林業技術センター 産 ・㈱グリーンペプタイド(新規創出ベンチャー) ・㈱イムノディア(新規創出ベンチャー) ・伊藤ライフサイエンス㈱ ・クロレラ工業㈱ ・(有)微創研 ・オーム乳業㈱ ・㈱同仁化学研究所 ・ジーンネット㈱ ・㈱九州メディカル ・㈱アステック ・㈱キューリンパーセル ・(資)バイオコム・システムズ ・福岡県醤油醸造協同組合 ・㈱ミズホメディー ・㈱セントラルユニ ・新日本製薬㈱ ・九動㈱ バイオ産業久留米に集積 「福岡バイオファクトリー」完成 http://www.tvq.co.jp/news/news.php?did=2610 (2007年3月29日 17時24分) 国内初となるバイオ関連企業向けの貸し工場「福岡バイオファクトリー」が完成し、きょう開所式が開かれました。式には関係者およそ130人が集まり、完成を祝いました。福岡バイオファクトリーは、1区画100平方メートルの部屋がベンチャー企業などに貸し出され、製品の試作、製造を行います。福岡県では「バイオバレープロジェクト」として、久留米市にバイオ関連の企業誘致を加速させていて、このバイオファクトリーの完成によりバイオ産業の集積を進めたい考えです。 福岡バイオファクトリー http://www.krp.ktarn.or.jp/fbv/factry2.html 福岡バイオインキュベーションセンター http://www.krp.ktarn.or.jp/fbv/incubation1.html 【センター設立経緯とその役割】 福岡バイオバレー構想を推進するため、久留米地区に福岡バイオインキュベーションセンターを設置します。この施設は、バイオベンチャーや産学官共同研究プロジェクト等の受け皿として福岡バイオバレーの中核拠点となるものです。
福岡県バイオ産業拠点推進会議事務局 【お申し込み・問合せ先】 〒839-0861 福岡県久留米市百年公園1番1号 (株)久留米リサーチパーク バイオ事業部 Tel 0942-37-6366Fax 0942-37-6367 fbv@krp.ktarn.or.jp
長崎県2010年度までの目標「県外企業を80社誘致することにより、6,200人の雇用を創出します。(「長崎県産業振興構想」の目標数値)」長崎県2010年度までの目標「県外企業を80社誘致することにより、6,200人の雇用を創出します。(「長崎県産業振興構想」の目標数値)」 ⇒これらの目標を達成するためにも医療産業都市構想を具現化させ、産学官民の体制を築かなければならない 医療産業都市構想
(唐津市)佐賀県玄海水産振興センター (唐津市)佐賀県上場営農センター 佐賀・長崎の研究試験場 武雄~諫早間医療施設 (鳥栖市)九州シンクロトロン光研究センター 久留米 都市未来委 久留米~大村間 医療産業都市クラスター (小城市)佐賀県樹試験場 (佐賀市)佐賀県工業技術センター (佐賀市)佐賀県林業試験場 (佐賀市)佐賀産業保健推進センター (小城市)佐賀県有明水産振興センター (有田町)佐賀県窯業技術センター 窯業産業連携 佐賀空港 (山内町)佐賀県畜産試験場 (波佐見町)長崎県窯業技術センター (嬉野市)佐賀県茶業試験場 国立病院機構嬉野医療センター 424床 国立病院機構長崎神経医療センター 330床 医療産業都市構想 (大村市)長崎県果樹試験場 大村市医師会 約70診療所 (大村市)長崎県環境保健研究センター(仮称)H19年 (大村市)長崎県工業技術センター 平成17年10月西九州地域振興懇話会 「西九州地域の一体的な振興を目指して」―県境を越えた政策連合の推進― 【共同誘致産業例】佐賀、長崎両県が一体となった誘致を展開 ○自動車関連産業、IT関連産業、新エネルギー関連産業※水素燃料電池、バイオマス発電、太陽光発電等のエネルギー関連機器等の製造を行う産業 ○高度医療関連産業 ※ がんの早期発見や先進治療のための機器や新薬等製造を行う先進医療産業 長崎空港 大村市立病院 284床 国立病院機構長崎医療センター 650床 諫早総合病院 324床 (諫早市)長崎県総合農林試験場 (島原市)長崎県畜産試験場 (長崎市)長崎県総合水産試験 最終とりまとめ本文(PDF)http://www.pref.nagasaki.jp/shinkansen/city_plan/pdf/200510honpen.pdf
高度医療関連産業育成の取り組み ※ がんの早期発見や先進治療のための機器や新薬等製造を行う先進医療産業 ○感染症研究、ライフサイエンス分野、オーダーメイド医療への取り組み・・・細胞・遺伝子治療、生活習慣病予防に係る特定健康診査・特定保健指導の推進(環境保健研究センター、工業技術センター、総合農林試験場、長崎神経医療センター・長崎医療センター・嬉野医療センターなど) 具体的には・・・西九州地区で発生した感染症対策および発生後の速やかな対応。がん疾患を中心としたゲノム研究、ポストゲノム研究における医薬、診断薬の新規シーズ開発。西九州地区の医療産業都市化。 ○臨床試験の促進・治験ネットワークの形成、がんの早期発見や先進治療のための医療機器の開発・・・製薬会社や医療研究施設の出張研究所等の誘致(全医療機関および全施設との連携) 具体的には・・・全国の国立病院機構内3位の実績を誇る長崎医療センターの治験事業や神経医療センター、嬉野医療センターなど研究事業を産学官民の連携促進にて西九州地区で発展させる。 ○特定保健用食品(トクホ)の開発(関連医療機関と佐賀県畜産試験場、佐賀県茶業試験場、長崎県果樹試験場、長崎県総合農林試験場など) 具体的には・・・お茶(ビワ葉、嬉野茶、等)の機能研究、関連機関の連携促進・臨床研究。西九州茶農業協同組合連合会との連携。両試験場の得意とする牛、海苔、カンキツ新品種などのトクホ化。臨床面は市立病院で、など ○半導体の少数キャリア拡散を利用した神経細胞デバイスの構成研究(工業技術センター、長崎神経医療センター・長崎医療センター・嬉野医療センターなど) 具体的には・・・文部科学省「都市エリア産学官連携促進事業(長崎・諫早・大村エリア)」を発展させる特区化。企業誘致。
予防医療 温泉特区の現状 ⇒ 西九州新幹線 嬉野・武雄=病院との連携 北海道壮瞥町 予防医療(温泉療養型)リゾート特区 洞爺湖に隣接する壮瞥町においては、豊かな自然景観と温泉等の観光資源を活かしつつ、有珠山噴火の影響等による厳しい状況に対応するため、温泉を活用した予防医療に対し健康保険を適用する特例を導入し、新たな観光需要の創出を図る。 福島県福島市 福島市温泉ユートピア特区 飯坂温泉等の豊富な温泉資源に恵まれた福島市において、行楽の多様化に伴う観光客の減少等の課題に対応するため、温泉治療への保険適用を行う特例を導入し、健康医療・福祉滞在型の温泉地への転換を図る。 石川県 石川県温泉健康福祉特区 県内には温泉場が多く、湯治場としての利用者も多い中、健康増進施設としての役割を有効に活用できるよう、治療のための医師の指示に基づく温泉療養施設の利用を医療費控除の対象とする、ホームヘルパーによる要介護者の入浴介助の保険給付を温泉旅館でも給付対象とするなどフ規制の特例を導入し、温泉場を中心とした医療・福祉の提供と観光振興を推進し、地域の活性化を図る。 岐阜県岐阜県「世界の健康楽園ぎふ」健康美容リゾート特区 南飛騨地域における温泉、森林等の地域資源を活用しつつ、混合診療の容認、健康保険の対象拡大、新たな治療技術を有する外国人の受け入れ等に関する規制の特例を導入し、温泉、音楽、園芸による新たな治療の導入促進、健康産業の振興等を通じた「健康リゾート」の形成を図るB 大分県別府市温泉療養の公的医療保険適用 全国有数の温泉地である別府市の特性を活かして、温泉治療を保険の対象とする特例を行うことにより、治療を目的とした利用者・滞在者の増加を促し、地域経済の活性化を図る。 医療のみの提供は民間で = H19 社会医療法人など 産学官民連携促進の医療を提供 = 自治体病院
「大村ハイテクパーク」の問題点 水不足 ○ 長崎県工業技術センター ○ 長崎県建設技術研究センター ○ 長崎県環境保健研究センター(仮称) 九州屈指の整備条件でありながら基礎研究の成果が上手く実用化されていない。また他産業との連携・研究が促進されていない。 (とくに大村市内の産学官民連携) 技術・情報のナレッジマネジメント 「産学官民」の連携不足 各製薬会社パッチテスト医薬品 パッチ型消化器系炎症抑制剤 →臨床レベルは長崎医療センターなど パッチ型避妊薬 非侵襲的治療法の補助・・・ニコチンパッチ企業との連携 パッチ式薬剤貼付技術の開発 ポストゲノム!! 臓器に直接貼付etc 例: 株式会社ラボ・・・ウェットコーティング技術の医療分野製品化、医療用材料 ITO代替材料:ウェットコーティングで成膜可能なポリチオフェン系導電性ポリマー PEDOT/PSS を用いた透明導電性コーティング材 医薬・医療機器・食品関連への応用研究 内視鏡、投薬オブラート、循環器領域、医療用遮断電磁波、眼科領域、眼鏡
「大村ハイテクパーク」の問題点 【例】 長崎県工業技術センター http://www.pref.nagasaki.jp/kogyo/ ICタグを利用した養殖魚等の履歴表示システムの開発 ―― ICタグ大量装着機の開発―― http://www.pref.nagasaki.jp/kogyo/itcn/business/report/2005/3.pdf 工業技術センター電子技術科 研究員 堀 江 貴 雄 工業技術センター機械技術科 研究員 田 口 喜 祥 総合水産試験場 養殖技術科 科 長 高 田 純 司 総合水産試験場 加 工 科 科 長 岡 本 昭 総合水産試験場 養殖技術科 研究員 宮 原 治 郎 総合水産試験場 加 工 科 後 藤 孝 二 ⇒ 医療への応用・・・ 開発へ 応用力 ナレッジマネジメント 大村市 情報システム課 大村市 産学官民連携センター 医療情報企画室 室長(麻酔科医)柴田真吾 先生 長崎医療センター 臨床研究センター 部長 八橋 弘 先生 (肝疾患のマイニング) 長崎大学 医療情報部
ICタグを活用した医療廃棄物追跡システム事業の開発 東京都ICタグを活用した医療廃棄物追跡システム事業の開発 東京都 http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2005/10/20fab500.htm 富士通における 医療分野でのICT利活用イメージについて http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/policyreports/chousa/iryou_ict/pdf/051215_2_5.pdf 手術用具にICタグ…“置き忘れ”体外から検知 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20060719ik0a.htm 恩賜財団福井県済生会病院 株式会社エフイーシー 医療関連分野におけるIC タグ実証実験(MM チップ使用)について http://www.fecinc.co.jp/img/pdf/newsrelease.070111.pdf IBM 医療向けリネンサプライ業界で初めてセラミックICタグを採用 - Japan 医療廃棄物トレーサビリティ http://www-06.ibm.com/jp/company/environment/envsympo04/pdf/04prog08.pdf 小山と日本IBM、医療向けリネン管理にセラミックICタグを採用 http://www.nikkeibp.co.jp/archives/420/420445.html 日本総研、ICタグ使い医療廃棄物を管理 ビジネス-企業情報システム http://it.nikkei.co.jp/rd/rd.aspr?s=IT&g=ad&n=NN000Y840%2029112006 ICタグで薬剤管理・日立など実証試験 ビジネス-企業情報システム http://it.nikkei.co.jp/rd/rd.aspr?s=IT&g=ad&n=AS1D2203O%2022012007 ICタグを用いた医療廃棄物の トレイサビリティの向上について http://www.jicio.gr.jp/nihongo/jyohoforum/20050123rep/20050123-3.pdf RFIDとICタグのKRDコーポレーション株式会社 - セラミックスICタグ http://www.krdc.co.jp/ 三菱総合研究所、三菱倉庫/ICタグ導入実験を金属製医療機器倉庫の保管管理で開始 http://www.lnews.jp/2006/07/20640.html 救急医療支援ブロードバンド無線ネットワーク実証実験デモの開催 遠隔医療用ロボットとシームレスな無線通信とを連動させ、横浜市立大学付属病院にいる医師が救急車内患者のエコー画像を撮影 IC タグを使った患者認証システムを活用 http://www.yrp.co.jp/yrprdc/event/kyukyu-demo05/kyukyu0503.pdf ヒトゲノム情報により個別化医療を実現する 環境と安全を考慮した製品 http://www.mri.co.jp/SOCIAL/ENVIRONMENT/2006/env2006_10.pdf
【具体例】 市立病院との連携例 長崎県工業技術センター 薬理活性物質の効率的探索に関するシミュレーション技術の研究 http://www.pref.nagasaki.jp/kogyo/itcn/business/report/2005/11.pdf 工業材料科 研究員 重 光 保 博 東京大学生産技術研究所 助教授 佐 藤 文 俊 近年、バイオ分野へのシミュレーション技術の応用を通じて、in vitro (試験管内)/in vivo (生体内)試験を経る実験的手法をin silico (コンピューター上)で補完する次世代創薬技術が模索されている。本研究では、第一段階のマイルストーンとして、タンパク質サイズの巨大高分子の電子状態をab-initio(第一原理的)に求める技術・ソフトウエアを開発し、原子電子レベルでの生体高分子の諸性質解明に繋げることを目的とする。 長崎県工業技術センター 平成18年度科学技術週間行事案内 非破壊検査手法を取り入れた農産物の高品質栽培技術の確立 基盤技術部 専門研究員 兵頭 竜二 果実の生産管理などでは、樹体の水分状態や果実の糖度を非破壊で計測できることが望まれている。この研究プロジェクトでは、光を用いた計測技術を活用して、分光式水分ストレス計とレーザー糖度計を研究開発した。なお、このプロジェクトは、果樹試験場、総合農林試験場と連携して実施した。 QOL医療診断に向けた非侵襲センシング技術 基盤技術部 研究員 下村 義昭 生体組成の非侵襲的測定に関しては、古くから研究されており、光技術の医学応用の重要なターゲットとなっている。本事業ではレーザー光を用いた血糖値をはじめとする生体組成の非侵襲計測技術の研究開発を行った。 超音波粘弾性評価に係る臨床試験および製品ソフトの検討 基盤技術部 研究員 堀江 貴雄 人体内部の組織弾性を容易に測定できる装置を(独)産業技術総合研究所の所有特許を利用して開発した。この装置を用いて、実際に筋肉硬さを測定できることを確認したので報告する。 ICタグ利用の養殖魚等履歴表示システムの開発 基盤技術部 研究員 田口 喜祥 生産情報を消費者に正しく伝えるため、養殖魚等にICタグを装着し、情報を開示するシステムを総合水産試験場と連携して開発した。工業技術センターでは、ICタグを迅速に装着する装置の開発を行ったので報告する。
【具体例】 市立病院との連携例 肝臓中性脂肪濃度を効果的に減少 http://www.n-nourin.jp/sounousi/info/topic/20060915-biginesten.html 長崎県総合農林試験場 髙機能性発酵茶の糖質負荷試験を実施。 (平成18年12月13日) http://www.n-nourin.jp/sounousi/info/event/event_20061213.html 総合農林試験場東彼杵茶業支場が中核となって取り組んでいる、連携プロジェクト研究「本県特産茶葉・ビワ葉の有効成分を活用した高機能性茶葉の開発」に関連して、場内ボランティアによる糖質負荷試験を実施しました。 本場の講堂において、県立シーボルト大学田中教授の指導で約50人が参加して行いました。今回は、12月6日に続く2回目の実施でした。 これは、空腹時血糖を調査後、食事をとり試料を飲み、30分、60分、120分後の血糖値を測定するものです。 長崎ブランド確立を支援する技術 http://www.pref.nagasaki.jp/new_naga/sec2_2/3_02.html 新品種育成については、バレイショ、ビワの育種に加え、イチゴ、カーネーションの育種に取組む。さらに、つしま地鳥とブロイラーの中間価格帯の新銘柄肉用鶏を開発します。本県特産茶の二番・三番茶、秋冬番茶とビワ葉を有効利用した新しい機能性成分を有する発酵茶の製造技術を開発し、併せて商品開発を行います。 トクホ開発および臨床研究、販売(1F前売店地)など県研究機関との連携 生活習慣病外来設置との連携
【具体例】 市立病院との連携例 長崎県衛生公害研究所 研究内容 アジア規模の汚染物質の移流過程と成分組成に関する解析研究 ~光化学オキシダント注意報発令濃度出現対策のための研究~ http://www.pref.nagasaki.jp/eiken/study/study_listh18.htm#No2 調査研究の概要 大気汚染物質のひとつである光化学オキシダントが過去3年、注意報発令濃度を超えたことから、国立環境研究所及び全国41自治体との共同研究として、その原因究明を行う。また、オキシダントと同時に、酸性雨の原因でもある粒子状の汚染物質も高濃度となる現象が確認されているため、本県に移流するガス、粒子状物質、雨、霧氷、放射性物質等の観測結果を総合的に解析し、広域的汚染物質の全体像を明らかにする。 期間 16~18年度 事業主体 国立環境研究所 参加機関 国立環境研究所、他県市環境研究所、衛生公害研究所 光化学オキシダントの影響が強い呼吸器系疾患の治療を専門とした外来および研究 専門外来の設置
【具体例】 市立病院との連携例 長崎県工業技術センター バイオインフォマティクス技術による機能性成分含有清酒の開発 http://www.pref.nagasaki.jp/kogyo/itcn/business/report/2005/14.pdf 食品・バイオ科 研 究 員 河 村 俊 哉 食品・バイオ科 研 究 員 斎 藤 宗 久 九州大学大学院農学研究院 教 授 久 原 哲 福田酒造株式会社 代表取締役 福 田 詮 バイオインフォマティクス技術を用いて、機能性成分を含有する清酒を製造するために、共同研究者である福田酒造㈱より吟醸もろみをいただき、その中から100株の酵母を分離した。各酵母を糖化液に植菌し15日間培養した発酵液について、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いて各種有機酸及びアミノ酸を分析した。その結果、分離した100株の酵母の中から、うま酒の味に重要な影響を及ぼす、クエン酸と乳酸を高生産する酵母14株を得ることができた。また、分離した酵母100株のアミノ酸分析を行った結果、クエン酸と乳酸を高生産する酵母14株の酵母の中から、機能性成分(肝機能改善作用、免疫力増強作用)であり、旨味・甘味に重要な影響を及ぼす、アラニンを高生産する酵母2株を得ることができた。 平成18年度実施研究概要 長崎県衛生公害研究所 http://www.pref.nagasaki.jp/eiken/study/study_listh18.htm#No2 長崎県産魚類を原料とした機能性発酵食品(さかな味噌)の開発 調査研究の概要 長崎県産魚の新たな加工原料としての利用対策のため、これらを原料とした新規水産醗酵食品(さかな味噌)を開発することを目的として、「さかな味噌」に最適な醸造法の研究、「さかな味噌」製造時の廃棄物からの有効成分の回収添加法の検討、「さかな味噌」の機能性や安全性の確認を研究テーマとして実施する。 期間 18~20年度 事業主体 総合水産試験場 参加機関 衛生公害研究所、工業技術センター、東京海洋大学,民間企業
【具体例】 市立病院との連携例 公設公営による行政主導の産学官民連携(大村市立病院の活用) 各種補助金事業の獲得 医業外収益 5億円を目指す!! (H19年1億3000万円) プロとアマチュアの差は継続性と創造力。 プロは一つのことを創意工夫し継続する人。 これからは各人がプロでなければ報酬を得ることができない。 ユーザーは私達の得意分野にお金を払ってくれるのであり、決して不得意分野ではお金をもらえない。自分の得意分野、自病院の得意分野、優位特性を明確にし、創意工夫を行ったうえで継続させること。継続は力なり、更に継続は宝なり。宝の部分がプロとしての真価である。
すでに始まっているオーダーメイド医療システムすでに始まっているオーダーメイド医療システム オーダーメイド投薬支援システム(仮称)プロトタイプ完成 患者の主体性と医療への満足度についての調査報告 平成16年7月16日 株式会社NTTデータ システム科学研究所 ライフサイエンス推進室 ライフサイエンス事業への取り組み より バイオバンク構想については、「賛成」「条件つき賛成」が7割
ITが医療の進化を支援 質の向上とコスト抑制に効果大ITが医療の進化を支援 質の向上とコスト抑制に効果大 「医療のIT化」は国家的な課題に- http://e-public.nttdata.co.jp/f/repo/373_t0604/t0604.asp 日経ビジネス 2006年4月3日号掲載 特別対談より NTTデータの「ライフデータバンク構想」 DPCデータ 製薬会社・バイオ関連企業、研究施設 食品関連企業・研究施設、など