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JIFT 研究会 2008/1/17 JIFT と国際高等研フォーラム 「多階層連結コンピューティング」. 大阪大学レーザーエネルギー学研究センター 三間圀興 アウトライン 1. JIFT に期待する今後の展開 2. 高等研フォーラムの経緯ー 多階層連結コンピューティングに向けて 3. 多階層連結コンピューティングの分野関連携・ ネットワーク型研究教育拠点の形成について ー次世代スーパーコンピュータ利用に関する提言ー 1) 次世代スパコン利用研究により期待される成果
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JIFT 研究会 2008/1/17JIFTと国際高等研フォーラム「多階層連結コンピューティング」 大阪大学レーザーエネルギー学研究センター 三間圀興 アウトライン 1. JIFTに期待する今後の展開 2. 高等研フォーラムの経緯ー 多階層連結コンピューティングに向けて 3. 多階層連結コンピューティングの分野関連携・ ネットワーク型研究教育拠点の形成について ー次世代スーパーコンピュータ利用に関する提言ー 1) 次世代スパコン利用研究により期待される成果 2) 巨大超並列シミュレーションを行うための人材養成
US/Japan Workshop at GAon Fast Ignition Modeling, Simulation, and TheorySept. 15-16, 2003 • Continuation from the US/Japan JIFT W.S. on High Field Science Organized by K.Mima, Toshi Tajima, H. Baldis, T. Ditmire, Eric Esary, Mike Downer and so on for 6 times in Japan and USsince 1990 IFS, UT, DPP, UM, GA, 阪大レーザー研、等 トピックス;相対論レーザープラズマ理論、非線形波動、 (Shear flow stabilization vs KHI)with W.Horton レーザー加速(with Tajima) 、レーザー核融合 研究者派遣;坂上仁志、長友英夫、田口俊弘、砂原淳、千徳靖彦、等 • Now , in this time , subjects are more specified on theory, simulation and modeling related to Fast Ignition. • Mike Key, John DeGroot and so on suggested that both simulation and experiment should approach to each other for more precise analysis of experimental results. • Namely, the real laser pulse shape and spatial profile over wide target area should be included in the simulation. For that , new numerical modeling will be the topics of this workshop. • 100m x 100m x 100m-----3D vs 2D
Discussions on critical issues of integrated simulation of F.I. • How LSP(ハイブリッドコード) can reduce the computation time in integrate simulation of F.I. ? • How accurate is the LSP( Implicit)? S. Wilks , DeGroot , Jason Myett , Rod Maison, Y.Sentoku, ILE group and so on are evaluating LSP. • Osaka group is developing FI3; Hydro+ F.P.+PIC • What is the goal of understandings on Magnetic field generation, Transport modeling, Implosin modeling ? ; Max Tabak, H. Nagatomo, J. Delettlez, R.Stephens
Electron heat transport in a cone target and prospects toward FIREX Kunioki Mima ; Institute of Laser Engineering, Osaka University Collaborators;Y.Sentoku,T.Nakamura,T. Johzaki, Y. Kitagawa, R. Kodama, H. Nagatomo, K. A. Tanaka,etal 1) Introduction; integrated experiment 2) Energy coupling of heating pulse , PIC simulation results and CO2 laser results of 1982 3) Laser and electron guiding mechanisms 4) prospects to FIREX and summary Presentation at 33rd Anomalous Absorption Conference at lake Placid, June26,2003
参加メンバー;約80名 顧問;金森順次郎(国際高等研)、寺倉 清之(北陸先端大) 光量子・プラズマ・流体;三間圀興(阪大レーザー)、田島俊樹(原研関西研)、 坂上仁志(核融合研)、福山淳(京大工)、田口俊弘(摂南大工)、里深信行(滋賀県大) 物質材料;吉田博(阪大産研)、赤井 久純(阪大理)、 計算化学;山口兆(阪大理)、榊(京大)、中辻博(量子化学研究協会) 数理情報;島崎真昭(福井大工)、下條 真司(阪大サイバーメディア) 国際高等研究所フォーラム「多階層連結コンピューティング」発足の経緯 平成13-18年;大阪科技術センター でのITBL(JAEA)委託事業 「先端科学分野における高性能コンピューティング利用技術調査委員会」 光量子・プラズマ・流体、物質材料、計算化学、数理情報(PPFMCM)の 大型シミュレーション研究コミュニティーを形成 平成19年〜;国際高等研究所フォーラム 「多階層連結コンピューティング」でPPFMCMコミュニティー活動継続。 分野間連携と次世代スパコン利用につき意見交換と提言の検討 特に理研神戸センターの研究教育拠点構想(CLOE) との係わりを議論
大規模シミュレーションの挑戦;多階層・複雑系大規模シミュレーションの挑戦;多階層・複雑系 • ミクロとマクロ過程が連結した過程 (ミクロ過程:分子や荷電粒子の運動ーマクロ過程:流体/構造形成) 例;乱流輸送、磁気リコネクション、衝撃波 生体物質(分子、細胞、生体組織) • 多相物質間の界面物理 例;プラズマ壁相互作用、レーザーアブレーション 、太陽遷移層、 地殻破壊、PVD、大気海洋結合、 • 複雑組成のダイナミックス ダイバーター物理、輻射流体力学(重イオン、X線、電子)、 雲の生成・消滅、血球血漿ダイナミクス、生態系、生命体、等 エネルギー科学の多階層問題は3つに集約
Macro Time scale Micro Spatial scale 何故多階層連結コンミューティングは不可欠か?次世代コンピューターでどこまで出来るか? • 問題「ムーアの法則に従ってITが進歩したとして、1cm3の銅の亀裂進展問題を全原子を含む分子動力学モデルで1sec間積分できる計算機はいつ現れるか?」参考: Multiscale Mathematics Initiative (DOE 2004) • 答え 80年後 Simulation modeling for Macro-Micro Interconnected Phenomena: ”Computational Renormalization” may be the most critical issue 連結階層シミュレーション Macro-Micro Interlocked (MMI) Simulation(T.Sato) 地球シミュレーターの発案 after K.Kusano
“多階層連結学”で科学と技術の再統合サンタフェの挑戦 “多階層連結学”で科学と技術の再統合サンタフェの挑戦 After K.kusano 宇宙物理学 気象気候学 核融合科学 • 素粒子原子核プラズマ物理学 • 固体等物質科学 • 大気力学 • 流体力学 材料科学 環境科学 多階層連結コンピューティング 工学応用 生命科学 固体地球物理学
高等研多階層連結コンピューティング次世代スーパーコンピューターの利用 高等研多階層連結コンピューティング次世代スーパーコンピューターの利用 • 生命体統合シミュレーション 分子ー細胞ー生体組織ー人体 • ナノ統合シミュレーション 電子状態ー結晶構造ーデバイス • エネルギー多階層シミュレーション 原子核・電子・イオン・原子ー複雑流体揺らぎー構造形成ーシステム IT 生命体(BT) ナノ(NT) 計算化学 数理情報 物質材料 光量子・プラズマ・流体 エネルギー(ET) 核融合、レーザー加速、原子力、宇宙 気象、エレクトロニクス、スピントロニクス
プラズマ核融合分野の次世代スパコンへの期待プラズマ核融合分野の次世代スパコンへの期待 長距離力で相互作用する荷電粒子の多体問題;プラズマ物理 (ランダウ減衰、異常電気抵抗、運動論的乱流、等) その時々の”スーパーコンピューター”で大規模シミュレーションを先導 • 他分野に先駆けたParticle in Cell(PIC) Simulation 、PIC法は、 • 1955年(Fotran Compiler開発以前)ころより、R.W.Hockney(Stanford Univ.) • 等が真空管等の電子ビームのシミュレーションのために開発 • 1950年末以来、プラズマ協同現象のシミュレーションの長い開拓の歴史 • Oscar Buneman (Cambridge) ,C.K.Birdsal, J.M.Dawson, A.Hasegawa, • T.Sato, H.Okuda, T.Kamimura, UC Berkley, PPPL, Univ. Hiroshima, NIFS 21世紀になりコンピューターの飛躍的進歩 • 磁気閉じ込めプラズマ、レーザープラズマの統合コードの開発を進め、 • 核融合発電所の丸ごとシミュレーションの実現を目指している。 • ー予測可能性に挑戦
シミュレーション科学と核融合科学 シミュレーション科学 核融合科学 プラズマ科学 高温プラズマ物理学・工学 燃焼プラズマ物理学・工学 高密度プラズマ物理学・工学 定常プラズマ物理学・工学 周辺プラズマ物理学・工学 プラズマ制御物理学・工学 プラズマ加熱物理学・工学 プラズマ計測学・工学 炉工学、炉システム学、放射線工学 超伝導工学、極低温工学 天文学 宇宙気象・事象 地球科学 (気象・火山・地震) 生体現象 材料工学 高分子 核融合 プラズマ シミュレーション シミュレーション科学を新しい学術の分野として確立することにより核融合炉の性能予測精度が高まり、安定かつ経済的な核融合炉設計に貢献。 一方で、非線形・非平衡・開放系である核融合プラズマはシミュレーション科学を発展させるテーマ。 さらに他の分野への貢献。 13
□ A S D E X I T E R 1 0 ○ D I I I - D ▲ ◇ J E T R C - I T E R ▲ ○ J E T - 2 M ▽ P B X - M ○ P D X 1 ■ A U G + C - M O D ▼ C O M P A S S - D ▲ J T - 6 0 ▲ I T E R 0 . 1 ▲ R C - I T E R 1 0 . 0 R M S E = 1 5 . 0 % 0 . 0 1 1 1 0 0 . 1 tE,exp Is computation “essential” or “supplementary”? ITER: Pth=0.5GW JT60/JET/TFTR Fusion Power Plant Computational Adv. ITER Fusion power Ef ~3GW with ITER level plasma volume 2.5-3 times higher pressure
高出力レーザープラズマ研究グループはレーザー加速器高出力レーザープラズマ研究グループはレーザー加速器 やレーザー核融合シミュレーション研究を進めている。 After T.Taguchi
次世代スパコンセンターにおけるCLOEの在り方次世代スパコンセンターにおけるCLOEの在り方 • 3つの役割 (1)ネットワーク型研究拠点 (2)人材養成;連合大学院マネジメント (3)産学連携情報センター @WEB ベースの網羅的シミュレーションソフト の情報収集と管理 @実験技術・データ・人材等情報のネットワーク管理
次世代スーパーコンピュータ連携大学院 京都大学 大阪大学 原研機構 関西光研 京都工繊大 国際高等研 多階層シミュレーション連携大学院 核融合科学研究所 摂南大学 神戸大学 兵庫県立大学 登録機関 産学連携、社会連携 先端計算科学技術センター(仮称) シミュレーション科学センター 理研 新研究センター KOBE Port-Island 人材育成拠点 CLOE 次世代スパコン 理研管理部門(施設の運転・維持管理等を含む)
国際高等研多階層シミュレーション連携大学院国際高等研多階層シミュレーション連携大学院 コミュニティーとしての意見の提出
核燃焼プラズマシミュレーションへのアプローチ核燃焼プラズマシミュレーションへのアプローチ 多階層連結シミュレーション 多要素統合シミュレーション モデル化 初期条件 電磁流体 Y. Kagei et al (JAEA) 運動論的 乱流現象 Y. Idomura et al (JAEA)
ITER 建設期の核燃焼プラズマシミュレーション 核燃焼プラズマ ITER 時間・空間スケールの異なる さまざまな現象からなる自律複合系 • 核燃焼プラズマの予測・解明 • ITERの目的達成・性能向上に向けた運転シナリオ最適化 • 原型炉・実用炉開発に向けたコード戦略 • 基礎科学としてのチャレンジ JT-60SA 核燃焼プラズマシミュレーションの目的
炉構造設計への応用 高速ヴァーチャルリアリティシステムの実現 バーチャルLHD 太陽表面の磁力線 可視化シミュレーション科学基盤技術開発 心臓の3次元投影 21 (By Y. Tamura, N. Mizuguchi, A. Kageyama)
光量子科学研究の展開-放射線利用研究- 原子力科学技術 光核反応による核構造の解明 量子制御による同位体分離 二次汚染のない原子炉解体 医 療 がん治療用 小型加速器 産業・環境 ナノテクノロジー 非熱精密加工 有害物質の検出・分解 生命科学 生体細胞等の動的挙動 高速・立体観察 光量子超並列計算機 光量子基盤技術研究 完全コヒーレント X線レーザー ペタワット級 超短パルスレーザー 高効率・高出力 自由電子レーザー レーザー結晶、X線光学素子 光量子利用研究 • 原子力利用の新たな領域の開拓 • 科学技術分野の発展、産業活動の促進に貢献 放射線利用技術の高度化 光量子シミュレーション研究 実験研究の先導、解析支援 レーザー/物質相互作用における極短時間微視的現象の解明 極短パルス高強度 レーザー光 高エネルギーX線、 電子、イオン 先進的レーザー開発