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モン ・サン・ミッシェル Mont Saint-Michel. 長谷川ゼミ 3 年 渡邊亜由美. モン・サン・ミッシェル. フランス西海岸、サン・マロ湾に 浮かぶ小島に築かれた修道院 カトリックの巡礼地 1979年、世界遺産 (文化遺産)として登録 1994年、ラムサール条約登録地となる. 歴史. 708 年、アヴランシュ司教オベールが夢のなかで大天使・ミカエルからお告げを受け礼拝堂を作る。 増改築を重ねて 13 世紀にはほぼ現在のような形になった。
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モン・サン・ミッシェルMont Saint-Michel 長谷川ゼミ 3年 渡邊亜由美
モン・サン・ミッシェル • フランス西海岸、サン・マロ湾に 浮かぶ小島に築かれた修道院 • カトリックの巡礼地 • 1979年、世界遺産 (文化遺産)として登録 • 1994年、ラムサール条約登録地となる
歴史 • 708年、アヴランシュ司教オベールが夢のなかで大天使・ミカエルからお告げを受け礼拝堂を作る。 • 増改築を重ねて13世紀にはほぼ現在のような形になった。 • 百年戦争の間は島全体が英仏海峡に浮かぶ要塞の役目をしていた。モン・サン=ミシェルの入り口には今もイギリス軍が捨てていった大砲とその弾が残っている。
16世紀の宗教戦争では、カトリック・べネディクト派の拠点であったことからプロテスタント・ユグノー派から攻撃を受けるなど戦乱の地となる。16世紀の宗教戦争では、カトリック・べネディクト派の拠点であったことからプロテスタント・ユグノー派から攻撃を受けるなど戦乱の地となる。 • 18世紀末のフランス革命時に修道院は廃止され1863年まで国の監獄として使用された。 • 1865年に再び修道院として復元され、ミサが行われるようになった。
地形 • 潮の干満の差が激しく、満ち引きの差は15メートル以上 • かつては満ち潮の時には海に浮かび、引き潮の時には自然に現れる陸橋で陸と繋がっていた。 • 島の入口には潮の干満時刻を示した表示があり、満潮時には浜に降りないようにと記されていた。
多くの巡礼者が潮に飲まれて命を落としたといい、「モン・サン=ミシェルに行くなら、遺書を置いて行け」という言い伝えがあった。多くの巡礼者が潮に飲まれて命を落としたといい、「モン・サン=ミシェルに行くなら、遺書を置いて行け」という言い伝えがあった。 • 1877年、対岸との間に地続きの道路が作られ、潮の干満に関係なく島へと渡れるようになった。 潮流をせき止めることとなり、100年間で 2mもの砂が堆積
工事 • 2009年に道路のある堤防の撤去工事が始まる ①かつての海に浮かぶ修道院の景観を取り 戻すため ②サン・マロ湾の水質汚染を改善するため • 2010~2012年には代替となる橋を架ける計画がある
工事前後の比較 工事前 工事後(予定)
建築 • 約800年間かけて増改築を繰り返し作られたために、ロマネスク様式時代、ゴシック様式時代をともにくぐりぬけてきた そのため内部には両方の様式が混在 • ロマネスク建築・・1000年~1200年ごろの中 世ヨーロッパの建築 • ゴシック建築・・12世紀後半に花開いたフランスを代表する建築
屋根の比較 ゴシック様式 ロマネスク様式
観光 • 年間観光客数350万人 • 世界遺産人気ランキング1位 (NHK世界遺産より) • モンサンミッシェル名物オムレツ
観光友好都市提携 廿日市市宮島と • 世界遺産であること • 海に浮かぶ小島であること • 信仰の聖地として千年以上の長い歴史があること • 国を代表する観光地であること
まとめ • 現在は有名な観光地であるが、軍事施設や監獄として利用されるなど、フランスの政治や情勢と大きく関わっていたことに驚いた。その点も含めて世界遺産にふさわしいと思った。 • 道路を撤去する工事は以前のように潮の満ち引きとともに美しさを感じることができ良い策であると思った。 だが、それにより観光客は徒歩や電車で行くことを余儀なくされるため、現在のように車ですぐそばまで行くことはできない。今後の観光客数減少などに繋がらないか不安である
参考 • Project Mont Saint Michel http://www.projetmontsaintmichel.fr/en/index.html • ノルマンディー歴史紀行 http://www.asahi-net.or.jp/~cn2k-oosg/normandytour02.html • 旅のヒント http://www.ktai-supli.jp/travel/200912.html • 廿日市市とモン・サン・ミッシェル http://www.miyajima-arimoto.co.jp/information/2009/05/post_27.html • NHK世界遺産 http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/