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Kiva Japan の活動について

Kiva Japan の活動について. ~  Nobles Oblige 実践のすすめ ~. 2009/11/16. 株式会社 DoEvery 山下 豊一郎 (t.yamashita@kivajapan.jp). ※ この資料の使い方: この資料はなるべく捨てずに、ご興味のありそうな方に 次々とお渡しくださるようお願い申し上げます。. 優しさをつなぐチェーンリスト(何名まで繋げられますか?) 山下→. 10 名以上、回覧された資料があれば、是非御報告ください。. A True Story. 1996 年、シエラレオネに住む当時 21 歳の Yenku さんは

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Kiva Japan の活動について

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Presentation Transcript


  1. Kiva Japanの活動について ~ Nobles Oblige 実践のすすめ ~ 2009/11/16 株式会社 DoEvery 山下 豊一郎 (t.yamashita@kivajapan.jp) ※この資料の使い方: この資料はなるべく捨てずに、ご興味のありそうな方に 次々とお渡しくださるようお願い申し上げます。 優しさをつなぐチェーンリスト(何名まで繋げられますか?) 山下→ 10名以上、回覧された資料があれば、是非御報告ください。

  2. A True Story 1996年、シエラレオネに住む当時21歳のYenkuさんは 選挙に参加した罰として反乱軍に両腕を切り落とされました。 2度の手術をうけたものの、首都フリータウンで物乞いとして生活するしかありませんでした。 そんな時、 Yenkuさんはマイクロファイナンス機関(MFI)から声をかけられました。 MFIはYenkuさんに30万レオネ(約100ドル)で小さなビジネスをはじめることを勧めました。 融資によってビジネスをはじめたYenkuさんは 石鹸、ビスケット、小物を扱う商店を営むようになりました。 現在、彼は結婚し、3人の子供を養い、弟の学費も支払っています。 そんな感動のストーリーにあなたも参加できます!! 

  3. 今日のメインテーマ 世界のどこかの誰かの幸せをつくるために 今、あなたにできることがあります。 ~ Nobles Oblige 実践のすすめ ~ TVや雑誌でいい話を聞いたとしても、自分で何かアクションを起こせる機会は少ないと思います。 でも、この説明会では 彼(と彼女)のために何かしてあげたい! というあなたの優しさを実践できる手段をお伝えします。

  4. マイクロクレジット? Kiva? 【マイクロクレジット】 1970年代にムハマド・ユヌス氏が始めた貧困層向けの無担保小額融資。マイクロファイナンスの1分野です。 世界には来年の種籾を買う$10がないために、毎年小作人を続けるしかない人々がいます。 もし、彼/彼女に$10があれば? そんなストーリーから始まったマイクロクレジット、グラミン銀行は現在では月間で7千万ドル(70億円)、累計で84億ドル(8400億円)の融資を実行しています。 この功績により、ムハマド・ユヌス氏は2006年ノーベル平和賞を受賞しています。 【Kiva】 マイクロクレジットの考え方に共感しても、グラミン銀行の活動に私たちが直接参加することは難しいでしょう。 Kivaは2005年にJessica JackleyとMatt Flannery夫妻によってはじめられたマイクロクレジットの1つの手段です。Kivaはインターネットを通して、マイクロクレジットの活動に私たちが参加できる機会を提供してくれます。規模でいえば、現在は累計で1億ドルを突破したところです。 私自身はKivaの良い点を次のように分析しています。  1.貸し手と借り手の顔が見えるということ。    自分が共感できる相手に直接自分の好意を届けることができる  2.(寄付や募金ではなく)融資であるということ。    彼の一時的な生活だけでなく、彼の家族の人生をも変えてあげられるかもしれない Jessica & Matt

  5. Kivaの仕組み 借り手 MFI (Micro Finance Institutions) 貸し手 融資の申し込み(英訳) 融資の申し込み $25 PayPal 送金 ($75) 送金 ($75) $25 MFI 事業拡張 $25 MFI バイク Kiva 集金(毎月) 送金 ($75) &レポート(英訳) $75 レポート + 利子(10~30%) 送金依頼 運営費 口座振替 MFIとは、マイクロファイナンスを運営するための現地法人であり、借り手への送金や集金などを行う機関です。 2009年現在、Kivaでは、49カ国104のMFIと提携をしています。 MFIの運営費は借り手からの利子でまかなわれています。(平均年利21%) PayPal 送金 Kiva自身の運営費は、企業や政府あるいは貸し手からの寄付で成り立っています。 Kivaは貸し手と借り手の間で手数料をとるようなことはしていません。

  6. よくある質問 【MFIの利子は平均年利で21%とありますが、何故そんなに高いのですか?】 いくつかの要因がありますが、ここでは、デリバリーの問題だけを取り上げます。 先進国と違い、発展途上国では借り手が銀行に訪れることはできません。なぜなら、彼らは銀行に来るための交通手段も現金もないからです。そこで、借り手の発掘、貸し出し、集金といったものは全てMFI側から行うことになります。 少し想像していただきたいのですが、1口10万円の融資を東京都内の50箇所に貸している場合、その回収コストはどれくらいになるでしょうか? このような理由で、私たちから見れば高額な利子が必要になります。 【不正行為を行う人はいないのですか?】 全くいないというわけではありません。(日本で不祥事を起こす人と同程度には居ると思います。) ただ、不正が起こりにくくなるような仕組みを次々と組み入れています。例えば、借り手に現金を渡す場合には、明細書に借り手のサインをもらうようになっています。MFIはそのサイン入りの明細書をFAXでKivaに送付することが義務付けられています。 【返金請求はいつでもできるのですか?】 借り手から返済が始まれば、いつでも返金請求できます。 ただし、現在、PayPalでは日本の銀行口座に振り込むときには5万円以下の金額の場合には250円の手数料が発生します。 【Kivaを使って融資するときのリスクを教えて下さい。】 一つは、返済率です。Kivaの返済率は97%(2009年1月)と高い水準ではありますが、それでも100%の確率で返済されるわけではありません。借り手の事業プランをよく読んで検討することをお勧めします。 2つ目は、為替変動に伴うリスクです。基本的には$25を貸して、$25が返ってくるのですが、貸すときの為替レートと返ってくるときの為替レートが異なります。つまり、$25は3000円になるかもしれないし、2000円になるかもしれません。

  7. Kiva Japanとは? 2008年、Kiva.orgのCEO:Matt Flannery氏の来日をキッカケに日本でKiva普及の活動をしているメンバーが集まって結成された団体です。 その目的はKiva.orgの理念と活動を広く日本の中で普及することにあります。 現在は任意団体ということになりますが、将来的にはNPO等の明確化された組織を目指しています。 【運営スタッフ】 横山 加奈恵 (広報担当) 三好 力 (関西、中部地域担当) Leslie M. Nielsen (翻訳担当) 小山 秀人 (情報担当) 山下 豊一郎 (開発担当) ML参加者:110名以上 (参加御希望の方は http://kivajapan.jp/?page=MLから登録できます。) 翻訳ボランティア:120名以上 (KivaJapan.jpからいつでも登録可能です。) Web開発者:2名 (ボランティア開発者も募集中!!)

  8. 実際の活動内容 1.本会議の開催(Kiva Japanの唯一の意思決定機関)  ・毎月第4土曜日午後に開催  ・どなたでも参加可能です。  ・当月の活動内容の報告  ・今後の活動予定のプランニング 2.翻訳ボランティアチームづくり  ・励ましあい  ・翻訳の効率化  ・翻訳の楽しみ方 3.Webシステムのブラッシュアップ  ・kivajapan.jpのサイト仕組みづくり  ・コミュニティスペース 4.Kiva.orgとの連絡窓口  ・プレス対応  ・ユーザからの問い合わせ 5.広報  ・イベントの実施 2009年10月ボランティア翻訳数:619件 [コミュニティスペース] [トップページ]

  9. Kiva Japanの目的 1.途上国の人にビジネスチャンスを提供する   ・Kivaを通した融資活動   ・現地でのビジネス補助活動   ・発展途上国の個人事業家の物品を日本で販売 2.Kivaを日本でもっと普及させる   目標値:2014年までに日本のlenderを10万人にする 3.Kivaのサポーター(広めようとしている人々)の支援をする   ・kiva.org、マイクロクレジットなどに関するニュースを提供   ・日本のKiva活動家の窓口となって、 Kivaへの問い合わせなどを行う。     ・活動内容を他の人にもお知らせする 融資累計額などではなく、 なぜ、この目標にしたのか? Kiva= スワヒリ語「絆」 Kivaが一番大切にしている理念: 『人と人をどれだけ多くつなぐことができるか?』 Kiva Japanの目標も、  「どれだけ多くの人が参加してくれているか?」 を数値目標とすることにしました。

  10. Kiva Japanのフィロソフィー ◆活動(行動)基本指針◆ 2009.07.09 山下豊一郎 立案 1.Kiva Japanの活動は、各自の自由時間をつかった自由意志によるものとする。 ・従って、各自に対するノルマ、制約等を設定することはない。 ・運営スタッフは、毎月第2週の土日までに、それまでの活動報告をML上にて行う。  (他のスタッフへのremindもあわせて行う) 2.活動してくれた人には常に感謝と賞賛を送る。 ・活動していないのが普通であり、活動してくれていることが既に賞賛に値する。 ・人は状況に直ぐに慣れてしまう。  「やってくれているのが普通」と決して思わないこと。 3.活動の成果に焦点をあわせる。 ・「考えてます」「企画しています」は活動の成果と言わない。 ・「(○○がないから)活動できません」というのは、「活動していません」と同義。  なぜなら、本当に活動しようとする気があるなら、○○を自分で準備すればいいのだから。 4.他人の時間を貴重にする。 ・資金をもたない我々が唯一使えるリソースは時間である。 ・他の人が使っている時間は、資金と同様に大切にする。  (極端な話、今時間を使ってくれている人は余命3ヶ月なぐらいに思っておく)

  11. kivajapan Kiva.org ボランティア翻訳家 (登録数120名) データを取得 (kiva API) 翻訳 誘導 日本のKiva貸し手 サイト:kivajapan.jp 1日に個人事業家 170~190人分 1日に個人事業家 20~30人分 Google 50~60 日本の貸し手 1日10~15人 翻訳されたものを閲覧 100人 /day よくある質問: Q. Kiva Japanと株式会社 DoEvery の関係は? A. DoEvery 社の代表、山下がKivaのファンであり、個人の時間と会社の時間を使ってKiva Japanのサイトを作成しました。

  12. 各種データ lender数の国別ランキング 日本のlender数 (目標値は10万人) 2009年10月の翻訳数:2073件                (そのうち、ボランティア翻訳家によるもの619件)

  13. 各種データ

  14. 実際に参加・貢献するにはどうすればいいの?実際に参加・貢献するにはどうすればいいの? 例えば、以下のようなことの中で、皆さんが出来ることはないでしょうか? 1.Kiva / Kiva Japanのことをもっと知る □ Kiva Japanのサイト(http://kivajapan.jp) を見てみる  - Kivaについて分からないことがあれば、サイト上で質問していただくのは大歓迎です。  - Kiva Japanのサイトが使いにくいところ、使い方が分からないところをご指摘いただくことも歓迎しています。  ⇒どちらもKiva Japanのコミュニティスペースから投稿できます。 2.Kiva / Kiva Japanのことを人に伝えてみる □ 友人や知人にKivaのことを伝えてみる (恥ずかしいので、ちょっと勇気がいりますが。) □ メールのフッターにKiva Japanのことを書いてみる □ 自分のブログにKivaやKiva Japanのブログパーツを張ってみる □ twitterでつぶやいてみる。Kiva Japanのtwitterフォロワーになる。 □ この資料を興味のありそうな誰かに渡してみる 3.実際に活動に参加する □ Kivaを使って融資してみる($25から融資できます)  ⇒英語で敷居が高いな、と感じたらKiva Japanの翻訳を参考にしてみてください。 □ Kiva JapanのMLに参加してみる □ Kiva Japanの定例会議に参加してみる □ ボランティア翻訳に参加してみる □ 開発ボランティアに参加してみる   ⇒WebデザイナーやWeb開発者大歓迎! 一緒にKiva Japanを作り上げていきましょう どうでしょうか? 何かはじめられそうなものが見つかりましたか? あまり気構えせずに、今、自分ができるところからはじめてみてください。 その活動の一つ一つが冒頭の感動ストーリーに貢献することになっているのです。 Kiva Japanは皆様の参加を心より歓迎いたします。

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