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EP DNS Server

EP DNS Server. 北海道大学 大学院 理学院 宇宙理学専攻 惑星物理学研究室 M2 齊藤 大晶. DNS Server の解説. DNS の前に基礎知識. もともと TCP/IP ベースのネットワークとしてのインターネットでは IP アドレスで区別されてきた ( 例 ) 1000001101.00110010.10100000.00110110 (133.50.160.52) ↓ しかし , 2 進法で名前をつけても人間には 覚えずらい …

karik
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Presentation Transcript


  1. EP DNS Server 北海道大学 大学院 理学院 宇宙理学専攻 惑星物理学研究室 M2 齊藤 大晶

  2. DNS Server の解説

  3. DNS の前に基礎知識 • もともと TCP/IP ベースのネットワークとしてのインターネットでは IP アドレスで区別されてきた (例) 1000001101.00110010.10100000.00110110 (133.50.160.52) ↓ • しかし, 2 進法で名前をつけても人間には 覚えずらい… ↓ • そこで 2 進数をホスト名を関連図ける表を利用することに! 133.50.160.52 ⇔ orange.ep.sci.hokudai.ac.jp

  4. DNS とは? • 正式名称 • Domain Name System • 機能 • Host 名やドメイン名と IP アドレスとの 対応付けを管理 • 目的 • ホストの名前空間を階層化すると伴に分散化データベースとして管理するため

  5. なぜ DNS が開発されたのか? • 以前は…. • インターネットの前身である ARPANET ではホスト名と IP アドレスの対応表として hosts.txt というテキストファイルを使用していた. • hosts.txt のおおもとのファイルは SRI-NIC で保守管理され, Anonymouse FTP で公開されていた. ARPANET に新たに接続する PC は最新の hosts.txt を SRI-NIC から入手する必要があった

  6. なぜ DNS が開発されたのか? • その結果… • 接続ホスト数の増加による hosts.txt ファイルの肥大化 • hosts.txt ファイルの更新頻度の増大による 作業量の増加 • マスターファイルを集中管理する サーバの負荷の増大 これらの問題を解決するために DNSが開発されることになったのです!

  7. DNS の分散化管理の概念図

  8. DNS の分散管理の概念図

  9. 名前解決の流れ

  10. EP DNS Sever

  11. EP DNS Server に必要なもの • Server Software: BIND (Berkeley Internet Name Domain) etc.. • DNS サーバとリゾルバーライブラリー 各種ツールの集合体 • 自分の管理するホスト情報 • epzone データ (zone データ) • ルートサーバの IP アドレス

  12. epzone data の中身 その 1 • A = Adress • ホスト名と IP アドレスの対応

  13. epzone data の中身 その 2 • CNAME = Canonical NAME • ホスト名と の正規名と別名の対応付け

  14. epzone data の中身 その 3 • NS = Name Server • このゾーンに存在しているネームサーバ • ep ドメイン領域では, yellow (1st DNS サーバ) ・ blue (2nd DNS サーバ) があることがわかる.

  15. epzone data の中身 その 4 • MX = Mail eXchanger • 送られてきたメールをどのホストに配送するかを指定 • MX の後の数字が優先順位を示す. • ep ドメイン領域の場合, まずは grey.ep.sci.hokudai.ac.jp に送られることになる.

  16. ちなみに… • EP DNS サーバでは… • 1st DNS (yellow), 2nd DNS (blue) の 2 台の DNS サーバを用意し, 運営しています. • HDD の故障など不測の事態が起こった場合, ドメイン解決できなくなってしまうため. • google.co.jp の DNS サーバでは… • 4 台の DNS サーバ が稼動しているようです.

  17. DNS サーバの無い世界

  18. Web を見てみると…

  19. Web ページが見れません!

  20. 友達にメールを送ってみる!

  21. メールが送れません!

  22. まとめ • DNS とは… • インターネットの基幹となる技術であり, なくなったら困る! • IP アドレスとホスト名を対応付けをする • 名前空間を階層化・分散化

  23. 参考資料 • Paul Albitz 他著 「DNS & BIND 第 3 版」 (O’REILY JAPAN) • EP DNS サーバ構築ドキュメント (http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~epdns/dvlop/bind) • @IT [BIND でつくる DNS サーバ, 他] (http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/bind01/bind01.html) • IT 用語辞典 e-words (http://e-words.jp/) • 2006 年度 06/16 座学編 「DNS ってなんでしょう?」 (岩堀 智子) (http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~epnetfan/zagaku/2006/0616/pub/) • 2007 年度 06/01 座学編 「DNS」 (土屋 貴志) (http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~epnetfan/zagaku/2007/0601/pub/)

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