Power Point ご利用にあたって

1. PowerPoint　ご利用にあたって 利用者へのお願い 　（社）地域医療振興協会ヘルスプロモーション研究センターでは、講演会等で用いているPowerPointをインターネット上で無料公開しています。ただ、内容の一部は個人的に活用すること以外に用いられる場合は著作権法に抵触するものもあります。あくまでも皆様の学習用、各地域での研修用、若者に対する啓発用として活用されるようお願いします。 • Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パック • Power Point 2007を持っていないけどPower Point 2003は持っている方は • http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=941B3470-3AE9-4AEE-8F43-C6BB74CD1466&displaylang=ja • Word/Excel/PowerPoint 2007 ファイル形式用 Microsoft Office 互換機能パックを使うと2007が開けます。 　よろしくお願い申し上げます。 ヘルスプロモーション研究センター長 　　　　 岩室紳也

2. ヘルスプロモーションとは？（その２）誤解だらけの健康づくり？ハイリスクアプローチポピュレーションアプローチを理解していますか？ヘルスプロモーションとは？（その２）誤解だらけの健康づくり？ハイリスクアプローチポピュレーションアプローチを理解していますか？

3. どうして8020は成功したのか？

4. 「８０２０運動」が成功した理由は？ • ポピュレーションアプローチ • それとも • ハイリスクアプローチ • の成果？

5. ハイリスクアプローチポピュレーションアプローチって何？ハイリスクアプローチポピュレーションアプローチって何？

6. 原文に立ち返ろう！！！

7. The Strategy of Preventive Medicine（Geoffrey Rose） • 効率のよい予防医学的方法として、ハイリスクストラテジー（high-risk strategy）、つまり疾患を発症しやすい高いリスクをもった個人に対象を絞り込んだ戦略が考えられます。 • 集団全体にリスクが広く分布する場合には、ポピュレーションストラテジー（population strategy）、つまり　対象を一部に限定しない集団全体への戦略が必要になってくる。 効率のよい

8. The Strategy of Preventive Medicine（Geoffrey Rose） • 効率のよい予防医学的方法として、ハイリスクストラテジー（high-risk strategy）、つまり疾患を発症しやすい高いリスクをもった個人に対象を絞り込んだ戦略が考えられます。 • 集団全体にリスクが広く分布する場合には、ポピュレーションストラテジー（population strategy）、つまり　対象を一部に限定しない集団全体への戦略が必要になってくる。

9. The Strategy of Preventive Medicine（Geoffrey Rose） • 効率のよい予防医学的方法として、ハイリスクストラテジー（high-risk strategy）、つまり疾患を発症しやすい高いリスクをもった個人に対象を絞り込んだ戦略が考えられます。 • 集団全体にリスクが広く分布する場合には、ポピュレーションストラテジー（population strategy）、つまり　対象を一部に限定しない集団全体への戦略が必要になってくる。

10. The Strategy of Preventive Medicine（Geoffrey Rose） • 効率のよい予防医学的方法として、ハイリスクストラテジー（high-risk strategy）、つまり疾患を発症しやすい高いリスクをもった個人に対象を絞り込んだ戦略が考えられます。 • ＋ • 集団全体にリスクが広く分布する場合には、ポピュレーションストラテジー（population strategy）、つまり　対象を一部に限定しない集団全体への戦略が必要になってくる。

11. ハイリスクアプローチは効率性を重視したアプローチハイリスクアプローチは効率性を重視したアプローチ

12. の対象は ハイリスクアプローチ リスク あり 高いリスク あり 高いリスク あり リスク なし 高いリスク あり リスク なし リスク なし リスク なし リスク あり リスク なし リスク なし リスク あり 高いリスク あり リスク あり 高いリスク あり リスク なし 高いリスク あり リスク なし リスク なし 高いリスク あり リスク なし リスク なし リスク なし リスク なし リスク なし リスク なし 高いリスク あり リスク なし 高いリスク あり リスク あり 高いリスク あり リスク なし リスク あり リスク なし リスク なし 高いリスク あり リスク なし リスク あり リスク なし 高いリスク あり 高いリスク あり リスク あり 高いリスクを持った個人 個人 集団

13. ではまず対象である ハイリスクアプローチ リスク あり 高いリスク あり 高いリスク あり リスク なし 高いリスク あり リスク なし リスク なし リスク なし リスク あり リスク なし リスク なし リスク あり 高いリスク あり リスク あり 高いリスク あり リスク なし 高いリスク あり リスク なし リスク なし 高いリスク あり リスク なし リスク なし リスク なし リスク なし リスク なし リスク なし 高いリスク あり リスク なし 高いリスク あり リスク あり 高いリスク あり リスク なし リスク あり リスク なし リスク なし 高いリスク あり リスク なし リスク あり リスク なし 高いリスク あり 高いリスク あり リスク あり 高いリスクを持った個人を抽出 個人 集団

14. の評価指標は ハイリスクアプローチ 高いリスク あり 高いリスク あり リスク なし リスク あり 高いリスク あり 高いリスク あり 高いリスク あり 高いリスク あり リスク あり 高いリスク あり 高いリスク あり 高いリスク あり リスク なし リスク なし 高いリスク あり 高いリスク あり 高いリスク あり リスク あり 高いリスク あり 抽出した個人の変化

15. ハイリスクアプローチの評価は効率性を重視した評価方法ハイリスクアプローチの評価は効率性を重視した評価方法

16. では メタボでのハイリスクアプローチ メタボ 予備 肥満メタボ あり 肥満メタボ あり メタボ なし メタボ 予備 肥満メタボ あり メタボ なし メタボ なし メタボ なし メタボ 予備 メタボ なし メタボ なし メタボ 予備 メタボ なし 肥満メタボ あり メタボ 予備 肥満メタボ あり メタボ なし 肥満メタボ あり メタボ 予備 メタボ なし メタボ なし 肥満メタボ あり メタボ なし メタボ なし メタボ なし メタボ なし メタボ なし メタボ なし 肥満メタボ あり メタボ なし 肥満メタボ あり メタボ なし メタボ 予備 メタボ 予備 肥満メタボ あり メタボ なし メタボ 予備 メタボ なし メタボ なし 肥満メタボ あり メタボ なし メタボ なし メタボ 予備 メタボ なし 肥満メタボ あり 肥満メタボ あり メタボ 予備 効率的にメタボな個人を抽出し 特定保健指導で個人のリスクにあわせた支援 個人 集団

17. メタボのハイリスクアプローチは効率性を重視した評価が可能メタボのハイリスクアプローチは効率性を重視した評価が可能

18. ポピュレーションアプローチとは？

19. ポピュレーションアプローチが必要な場合 個人 個人 個人 個人 個人 個人 個人 リスク リスク リスク 個人 リスク 個人 個人 リスク 個人 個人 リスク リスク 個人 リスク 個人 リスク 個人 個人 個人 リスク 個人 個人 リスク 個人 リスク リスク 個人 個人 個人 個人 リスク リスク 個人 リスク 個人 リスク 個人 リスク リスク リスク リスク リスク 個人 リスク 個人 個人 リスク 個人 個人 個人 リスク 個人 リスク 個人 個人 個人 個人 リスク リスク リスク リスク 個人 リスク 個人 個人 個人 リスク リスク 個人 集団全体にリスクが広く分布 集団

20. その際に求められているのは

21. リスク自体に対するアプローチ 個人 個人 個人 個人 個人 個人 個人 リスク リスク リスク 個人 リスク 個人 個人 リスク 個人 個人 リスク リスク 個人 リスク 個人 リスク 個人 個人 個人 リスク 個人 個人 リスク 個人 リスク リスク 個人 個人 個人 個人 リスク リスク 個人 リスク 個人 リスク 個人 リスク リスク リスク リスク リスク 個人 リスク 個人 個人 リスク 個人 個人 個人 リスク 個人 リスク 個人 個人 個人 個人 リスク リスク リスク リスク 個人 リスク 個人 個人 個人 リスク リスク 個人 リスクが何かの確認が基本 集団

22. リスク自体に対するアプローチ リスク リスク リスク リスク リスク リスク リスク リスク リスク リスク リスク リスク リスク リスク リスク リスク リスク リスク リスク リスク リスク リスク リスク リスク リスク リスク リスク リスク リスク リスク リスク リスク リスク 個人 リスクへの対応策が次のステップ 集団

23. 「８０２０運動」のポピュレーションアプローチは成功した？「８０２０運動」のポピュレーションアプローチは成功した？

24. ８０２０の実態は 個人 個人 個人 個人 個人 個人 個人 個人 個人 8020 個人 個人 8020 個人 個人 個人 個人 個人 個人 個人 個人 個人 個人 個人 8020 個人 個人 個人 個人 個人 個人 個人 個人 個人 個人 8020 個人 個人 個人 個人 8020 個人 個人 「2000年　　11.5％」 集団

25. ８０２０のポピュレーションアプローチリスク①８０２０のポピュレーションアプローチリスク① 個人 個人 個人 個人 個人 個人 個人 歯周病への無理解 歯周病への無理解 歯周病への無理解 個人 歯周病への無理解 個人 個人 歯周病への無理解 個人 個人 歯周病への無理解 歯周病への無理解 個人 歯周病への無理解 個人 歯周病への無理解 個人 個人 個人 歯周病への無理解 個人 個人 歯周病への無理解 個人 歯周病への無理解 歯周病への無理解 個人 個人 個人 個人 歯周病への無理解 歯周病への無理解 個人 歯周病への無理解 個人 歯周病への無理解 個人 歯周病への無理解 歯周病への無理解 歯周病への無理解 歯周病への無理解 歯周病への無理解 個人 個人 個人 歯周病への無理解 個人 歯周病への無理解 個人 個人 歯周病への無理解 個人 歯周病への無理解 個人 個人 個人 個人 歯周病への無理解 歯周病への無理解 歯周病への無理解 歯周病への無理解 個人 歯周病への無理解 個人 個人 個人 歯周病への無理解 歯周病への無理解 個人 「歯周病への無理解」へのアプローチ 集団

26. ８０２０のポピュレーションアプローチ　リスク②８０２０のポピュレーションアプローチ　リスク② 個人 個人 個人 個人 個人 個人 個人 口腔ケア用品不足 口腔ケア用品不足 口腔ケア用品不足 個人 口腔ケア用品不足 個人 個人 口腔ケア用品不足 個人 個人 口腔ケア用品不足 口腔ケア用品不足 個人 口腔ケア用品不足 個人 口腔ケア用品不足 個人 個人 個人 口腔ケア用品不足 個人 個人 口腔ケア用品不足 個人 口腔ケア用品不足 口腔ケア用品不足 個人 個人 個人 個人 口腔ケア用品不足 口腔ケア用品不足 個人 口腔ケア用品不足 個人 口腔ケア用品不足 個人 口腔ケア用品不足 口腔ケア用品不足 口腔ケア用品不足 口腔ケア用品不足 口腔ケア用品不足 個人 口腔ケア用品不足 個人 個人 口腔ケア用品不足 個人 個人 個人 口腔ケア用品不足 個人 口腔ケア用品不足 個人 個人 個人 個人 口腔ケア用品不足 口腔ケア用品不足 口腔ケア用品不足 口腔ケア用品不足 個人 口腔ケア用品不足 個人 個人 個人 口腔ケア用品不足 口腔ケア用品不足 個人 「口腔ケア用品不足」へのアプローチ 集団

27. ８０２０のポピュレーションアプローチ　リスク③８０２０のポピュレーションアプローチ　リスク③ 個人 個人 個人 個人 個人 個人 個人 かかりつけ歯科医なし かかりつけ歯科医なし かかりつけ歯科医なし 個人 かかりつけ歯科医なし 個人 個人 かかりつけ歯科医なし 個人 個人 かかりつけ歯科医なし かかりつけ歯科医なし 個人 かかりつけ歯科医なし 個人 かかりつけ歯科医なし 個人 個人 個人 かかりつけ歯科医なし 個人 個人 かかりつけ歯科医なし 個人 かかりつけ歯科医なし かかりつけ歯科医なし 個人 個人 個人 個人 かかりつけ歯科医なし かかりつけ歯科医なし 個人 かかりつけ歯科医なし 個人 かかりつけ歯科医なし 個人 かかりつけ歯科医なし かかりつけ歯科医なし かかりつけ歯科医なし かかりつけ歯科医なし かかりつけ歯科医なし 個人 個人 個人 かかりつけ歯科医なし 個人 かかりつけ歯科医なし 個人 個人 かかりつけ歯科医なし 個人 かかりつけ歯科医なし 個人 個人 個人 個人 かかりつけ歯科医なし かかりつけ歯科医なし かかりつけ歯科医なし かかりつけ歯科医なし 個人 かかりつけ歯科医なし 個人 個人 個人 かかりつけ歯科医なし かかりつけ歯科医なし 個人 「かかりつけ歯科医なし」へのアプローチ 集団

28. 口腔ケア用品の進歩、普及、販促によるPR効果口腔ケア用品の進歩、普及、販促によるPR効果

29. 8020が成功した要因は多様なアプローチ

30. 8020運動の広がり

31. 成功の要因は「ターゲットが個人ができること」成功の要因は「ターゲットが個人ができること」

32. 「個人が行動を見せていた」 http://youbouzu.blog50.fc2.com/blog-entry-24.html

33. その結果

34. 8020in 2000年 8020in 2002年 8020in 2003年 8020in 2004年 8020in 2001年 8020in 2005年 個人 個人 個人 個人 8020 個人 8020 個人 個人 個人 個人 8020 個人 個人 8020 個人 個人 個人 個人 個人 8020 個人 個人 個人 個人 8020 個人 個人 8020 個人 8020 個人 個人 個人 個人 個人 個人 個人 個人 8020 個人 8020 個人 個人 8020 個人 個人 8020 8020 個人 個人 「802025.0％」 集団

35. 20本以上の歯を有する者の割合は増加中 平成１７年歯科疾患実態調査結果（http://www.mhlw.go.jp/topics/2007/01/tp0129-1.html）

36. 1日に何回も歯を磨く人が増えている 平成１７年歯科疾患実態調査結果（http://www.mhlw.go.jp/topics/2007/01/tp0129-1.html）

37. しかし、8020をハイリスクアプローチ流に評価するとしかし、8020をハイリスクアプローチ流に評価すると

38. 20本以上の歯を有する者は減少？ この人たちの 6年後は？ 80歳になると歯が生える？ 平成１７年歯科疾患実態調査結果（http://www.mhlw.go.jp/topics/2007/01/tp0129-1.html）

39. さらに・・・・・・・・・ ケアができない人は 必ずいます 平成１７年歯科疾患実態調査結果（http://www.mhlw.go.jp/topics/2007/01/tp0129-1.html）

40. ブラッシング回数は増えても歯の喪失に歯止めはかからない？ブラッシング回数は増えても歯の喪失に歯止めはかからない？

41. ケアができない人はそのまま？

42. ハイリスクアプローチは効率的だが「悪い評価」しか出ない？ハイリスクアプローチは効率的だが「悪い評価」しか出ない？

43. ポピュレーションアプローチの評価方法

44. 20本以上の歯を有する次の世代を評価しよう この人たちの 6年後は？ 平成１７年歯科疾患実態調査結果（http://www.mhlw.go.jp/topics/2007/01/tp0129-1.html）

45. 改善を予想した指標を設定する

46. ハイリスクアプローチとポピュレーションアプローチの混乱の原因は？ハイリスクアプローチとポピュレーションアプローチの混乱の原因は？

47. 原因（リスク）と結果（アウトカム）は明らか原因（リスク）と結果（アウトカム）は明らか 原因（リスク）と結果（アウトカム）は明らか 8020 Ａさん 10本 Ｂさん 24本 Ｃさん 20本 Ｄさん 28本 Ｅさん 18本 ブラッシング 不足 甘い物 好き かかりつけ 歯科医なし 一人 暮らし 歯周病への • 無理解

48. 原因（リスク）と結果（アウトカム）は明らか原因（リスク）と結果（アウトカム）は明らか 8020 ハイリスクアプローチの 対象は？ ではなく Ａさん 10本 Ｂさん 24本 Ｃさん 20本 Ｄさん 28本 Ｅさん 18本 ブラッシング 不足 甘い物 好き かかりつけ 歯科医なし 一人 暮らし 歯周病への • 無理解

49. 原因（リスク）と結果（アウトカム）は明らか原因（リスク）と結果（アウトカム）は明らか 8020 ポピュレーション アプローチの 対象と主体は？ Ａさん 10本 Ｂさん 24本 Ｃさん 20本 Ｄさん 28本 Ｅさん 18本 ブラッシング 不足 甘い物 好き かかりつけ 歯科医なし 一人 暮らし 歯周病への • 無理解

50. に距離が 原因（リスク）と結果（アウトカム）は明らか 8020 でも、働きかける相手が 見えないと？ Ａさん 10本 Ｂさん 24本 Ｃさん 20本 Ｄさん 28本 Ｅさん 18本 ブラッシング 不足 甘い物 好き かかりつけ 歯科医なし 一人 暮らし 歯周病への • 無理解