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Linux 勉強会資料. 鋼鉄のペンギン. 高杉 昌督 takasugi@yokohama.email.or.jp. もくじ. 1. メインフレームの紹介と動機 2. メインフレーム Linux の仕組み 3.メインフレームでの Linux 使い方 (仮想計算機上の Linux) 4.メインフレーム Linux の今後 5.関連 Web サイト. 1. なぜメインフレーム?エンタープライズ?. IA64. Windows datacenter. Enterprise 10000. superdome. zSeries. いつの間にやら….
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Linux勉強会資料 鋼鉄のペンギン 高杉 昌督 takasugi@yokohama.email.or.jp
もくじ 1.メインフレームの紹介と動機 2.メインフレームLinuxの仕組み 3.メインフレームでのLinux使い方 (仮想計算機上のLinux) 4.メインフレームLinuxの今後 5.関連Webサイト
1. なぜメインフレーム?エンタープライズ? IA64 Windows datacenter Enterprise 10000 superdome zSeries いつの間にやら…
1.1 メインフレームの歴史 全社システム集中化 計算機センタ サーバファーム データセンタ 集中 分散 集中 ダウンサイジング クライアントサーバ TCO削減 インタネット Linux誕生?
1.2 メインフレーム MP5800,MP6000 MP5800 • Availability 24時間×365日 • Reliability 全二重化 • Scalability キャパシティオンデマンド MP6000
1.3 メインフレームLinuxの歴史と動機 1999 2000 2001 Bigfoot (1997~) リーナス・ベスプタ デビット・ピッツ ★2.2.10 ブート完了 S390 ★2.2.14 カーネル公開 ★64ビット化 独IBM 私 他プロジェクトとY2K対応 ★2.2.14 カーネル公開 内職 ★2.2.14 MP6000ブート
2. メインフレームLinuxの構造 Linuxアプリケーション GNU ライブラリ(一部asm化) Linux Kernel その他いろいろ Network protocols File systems memory management interrupt management process management S390 device driver (driver/s390) S390 dependent layer (arch/s390) ハードウェア
2.1 メインフレームLinuxのメモリ管理 メインフレーム 0 ユーザ空間 ユーザ空間 カーネル空間 2G アドレス(24Bit) カーネル空間 4G アドレス(31Bit) Intel,PowerPC 0: 24bit mode (16M) 1: 31bit mode (2G)
2.2 メインフレームCPUの特技 CR13 CR1 CR7 AR0 AR1 プライマリ空間 AR2:0 sacf mvcle sacf AR3 操作が容易 AR4:1 GR4 ホーム空間 GR2 セカンダリ空間 AR15 SACF (アクセスレジスタモードへ変更) MVCLE (ホーム空間からプライマリ空間へMOVE)
2.3 マルチプロセッサと割り込み 絶対アドレス 実アドレス 0 0 CPU-0 CPU-0 割り込みテーブル 割り込み 4K 0 CPU-1 割り込みテーブル CPU-1 8K 0 CPU-2 割り込みテーブル CPU-2 12K Prefixレジスタ メモリ
2.4 メインフレームの入出力 完了割り込み CPU ネットワーク コンソール CCW命令 入出力 プロセッサ テープ装置 プリンタ装置 入出力バッファ ディスク装置 ・入出力プロセッサにより高多重可能。 ・入出力パスは最大8重化できる。 ・IRQは2バイト(65536可能)。 CCW:channel command word
3.メインフレームでのLinux使い方 LPARモード (Logical Partition) VMモード (Virtual Machine) Basicモード 論理分割機構 VM(仮想計算機) Linux ハードウェア ハードウェア ハードウェア Linux/台 PCと同じ形態 15Linux/台 ハイエンドWSにある 1000-10000Linux/台 メインフレーム特徴
3.1 VM(仮想計算機)とは? VM (仮想計算機) ゲストOS 実ハードウェア 仮想ハードウェア 変換 仮想ハードウェア 仮想ハードウェア 仮想ハードウェア ・命令 ・メモリ ・入出力 追加 削除 障害 仮想ハードウェア 対応 仮想ハードウェア 仮想ハードウェア 仮想ハードウェア Linux 変換 ・割り込み
3.2 LinuxとVMのメモリ管理 Linux群 ハードウェア 仮想メモリ 実メモリ VMが 対応づけ Linuxが 対応づけ シャドウ テーブル Linuxは物理メモリをアクセスしているつもりだが、 実はVMがさらに仮想化している。
3.3 LinuxとVMの入出力 Linux VM 実デバイス CCW命令 ・コンソール ・通信装置 ・ディスク ・チャネル CCW 変換 仮想 デバイス Mini-disk DIAG 命令 CCW 仮想デバイス 実デバイス化
3.4 VM上のプログラミング留意点 ロック処理 ・自分がロック確保する処理を止めない限りロックは外れない。最終的にはVMのタイマに引っかかるが効率が悪い。 ・CPU間のタイマの補正に工夫が必要になる。通常のちょっとづつ補正する処理では効率が悪い。 ロック確保 ロック中 仮想CPU 仮想CPU 少し前にLinux390のメーリングリストで話題になった。Alanも知っている。 実CPU
4.メインフレームLinuxの今後 次はここ!? 理論ピーク性能6,144GFLOPS メインフレームの隣にあったから、 こいつにも移植中です。 購入してしまった!? これは八重樫さんたちに 任せましょう。ワクワク arch/linux!? Linuxはいろいろポーティングさらているが、自分自身に乗せられていない。
4.1 /arch/linuxって出来ないかなぁ? CPUもメモリも高性能になっているので、性能が余ってくるはず。LinuxでVMのようなものができないものか?ARCH=linuxでコンパイルしたら、LinuxからでLinuxを起動できるといった感じですが、出来るかなぁ…? Starting Kernel boot ….. #start vmlinuz boot …..
5.関連Webサイト 鋼鉄のペンギン―Linux for S/390http://www.idg.co.jp/idgnews/idgnet_back/column/0007/c00070701.htm Linux/390 at Princeton University http://penguinvm.princeton.edu/ Marist College Linux for S/390 site http://linux390.marist.edu/ The official Hitachi site http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/linux/ The official IBM site http://www.s390.ibm.com/linux/ LINUX-390 mailing list listserv@vm.marist.edu