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ILD VTX Engineering. 2008年12月1日 杉本康博. Detector for ILC. 2008年9月: GLD と LDC を統一した ILD のパラメータ決定 2009年3月末: Letter of Intent (LOI) 提出 Detector “ 建設”の LOI ではなく、“ Technical Design” へ進むための LOI ~2010年頃: Detector Technical Design Phase-I 中間報告書 ~2012年頃:
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ILD VTX Engineering 2008年12月1日 杉本康博
Detector for ILC • 2008年9月: • GLDとLDCを統一したILDのパラメータ決定 • 2009年3月末: • Letter of Intent (LOI) 提出 • Detector “建設”のLOIではなく、“Technical Design”へ進むためのLOI • ~2010年頃: • Detector Technical Design Phase-I 中間報告書 • ~2012年頃: • Detector Technical Design Phase-II Project Proposal
Vertex Detector for ILD • Impact parameter resolutionの目標: • 第1項を達成するため • 小さなピクセルサイズ • 第2項を達成するため • 低物質量(<0.1%X0/layer) • 内径を小さくBeam background増加 • センサーのテクノロジー • ILC測定器用に10種類もの異なるテクノロジーが提案されている • ILDではFPCCD,ISIS,CMOS,DEPFETなど • いずれもピクセルサイズを極端に小さくするか(FPCCD)、高速読出し(<20ms)によってpixel occupancyを低く(<1%)抑えている
日本グループの活動 • KEK,JAXA,東北大学 • Fine Pixel CCD (FPCCD)センサーとその読出しASICの開発 • Doublet構造の提唱 • 現在はリソースが限られているためセンサーと読出しASICの開発のみ • Doublet構造に基づいたメカニカルな設計を行う必要がある
3-doublet 構造 CCD: 50+30 mm Si ASIC: 100+30 mm Si
消費電力 100 W 200 W
ラダーのアイデア • 物質量の目標値 • 0.1%X0/layer = 0.2%X0/ladder • 構造の1つのアイデア • 50mmSi + 2mm RVC/SiC-foam +50mmSi サンドイッチ構造 RVC: Reticulated Vitreous Carbon 網目ガラス状カーボン
検討項目 • ラダーの設計 • センサーの薄型化とラダーへの貼付け方法 • 隣接する(f方向)センサーとのオーバーラップ • 強度計算 • 支持方法 • 全体設計 • クライオスタット構造 • 冷却方法(CCDの場合、クライオスタット内部で100W発熱を-60度に維持) • ケーブルの取り出し、クロックドライバー(数100W発熱)の配置と冷却 • アラインメント 徹底した低物質量化が 求められる
今後の予定 • LOIまでにもっともらしい設計をおこなう • 2012年までに実寸大プロトタイプを製作して、冷却、アラインメント、変形等が問題ないことを実証する