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琉大ブランド第 1 号秋ウコン「琉大ゴールド」 Ryudai-brand turmeric ( Curcuma longa L.) ‘Ryudai gold’ モハメド アムザド ホサイン 琉球大学亜熱帯島嶼科学超域推進機構(農学部フィールドセンター) E-mail: amzad@agr.u-ryukyu.ac.jp
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琉大ブランド第1号秋ウコン「琉大ゴールド」琉大ブランド第1号秋ウコン「琉大ゴールド」 Ryudai-brand turmeric (Curcuma longa L.) ‘Ryudai gold’ モハメド アムザド ホサイン 琉球大学亜熱帯島嶼科学超域推進機構(農学部フィールドセンター) E-mail: amzad@agr.u-ryukyu.ac.jp ウコン(C. longa L.) は、熱帯及び亜熱帯地域で広く栽培されるショウガ科の多年草で、根茎は四千年以上前から天然の香辛料・染料・医薬・化粧品として世界中で広く利用されています。最近では、ウコンに含まれる機能性成分の一つであるクルクミンに、血液の浄化、癌や腫瘍形成の予防、肝臓や腎臓機能改善などの様々な効果が認められている。現在,秋ウコン,春ウコン,紫ウコンの3種が主に栽培されており,その中でも需要の高い秋ウコンが80%を占めております.本研究室では,世界各地から68系統の秋ウコンを収集し,根茎の形や色,収量や品質等,5年にわたる栽培試験を経て,これまで実現をみない新品種「琉大ゴールド」をついに開発しました. 「琉大ゴールド」の特徴は,沖縄在来種と比べ,1)クルクミン含量が7~20倍以上,2)根茎が太く,収量が高い,3)根数が少なく,収穫作業が短縮できる,4)草丈が低く,台風時の倒伏が少ない,5)味が良く,香りが良く,色合いも良いというという特徴があります. 琉大ゴールド(右)と沖縄在来種(左)の 側根茎の大きさ,色を比較 琉球大学の圃場における琉大ゴールドの 生育状況 琉大ゴールド(左)と沖縄 在来種(右)を比較