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The Cochrane Library ã¨ã¯. The Cochrane Library 㯠1992 å¹´ã«è‹±å›½ã® National Health Service ( NHS )ã®ä¸€ç’°ã¨ã—ã¦ç™ºè¶³ã—ãŸã€Œ Cochrane Collaboration (コクラン共åŒè¨ˆç”»ï¼‰ã€ãŒã€ãã®æˆæžœã€Œ Cochrane Database of Systematic Review ã€ã¨é–¢é€£ã™ã‚‹è³‡æ–™ã‚’インターãƒãƒƒãƒˆã¨ CD-ROM ã§æä¾›ã—ã¦ã„ã‚‹ã‚‚ã®ã§ã™ã€‚
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The Cochrane Libraryとは The Cochrane Libraryは 1992年に英国のNational Health Service(NHS)の一環として発足した「Cochrane Collaboration(コクラン共同計画)」が、その成果「Cochrane Database of Systematic Review」と関連する資料をインターネットとCD-ROMで提供しているものです。 EBM(Evidence-Based Medicine)実践のための情報基盤として臨床に役立つ信頼性の高い医療情報の提供を目的としているデータベース。 EBM (Evidence-Based Medicine)について 「根拠に基づく医療」と訳されることが多い。医師の経験や勘によってではなく、信頼できる根拠(Evidence)に基づき、個々の患者の状況と価値観を考慮した医療を行うための行動指針。
EBMの手順 ①患者の問題の定式化 The Cochrane Libraryのシステマティックレビューを根拠(Evidence)として利用。 既に批判的吟味が行われたデータであるため、次はステップ4に進めばよい。 少ない労力で妥当性が高く、良質な情報を集めることが出来るが、求めているものに対してぴったりの情報が得られない場合もある。 ②情報収集 ③情報の批判的吟味 ④患者への適応 ⑤プロセスの評価
*コクラン共同計画 治療、予防に関する臨床試験を系統的な方法で吟味し、臨床家に対し現時点での標準的な治療、予防の情報を提供することを目的とした医療の評価調査プロジェクトです。そのCochrane Collaborationが成果として公表する「Systematic Review(システマティックレビュー・系統的総説)」は、最も正確で権威ある治療方針を提供する「The Cochrane Library」としてインターネットやCD-ROMの形で参照されています。 ☆Preparing, maintaining and promoting the accessibility of systematic reviews of the effects of healthcare interventions(ヘルスケア介入の影響に関するシステマティックレビューを用意し、手入れし、アクセス性を確保する) ☆既にあるランダム化比較試験から、良い物を選りすぐって質の悪いものは省き、それらをまとめて、遅滞なく必要な人に届ける
The Cochrane Libraryのデータベース The Cochrane Database of Systematic Reviews(CDSR) このデータベースを利用して、システマティックレビューを作成 CCTR 論文の質を評価、一定の水準を満たす論文だけを選りすぐる CENTRAL 世界中から集められたランダム化比較試験(RCT)、比較臨床試験(CCT)の論文は一旦CENTRALに登録されます。非公開の試験や、MEDLINEには未収載の試験も含む40万件以上の書誌データベース。
*ランダム化比較試験(RCTRandomized Controlled Trial) (1)ランダム化 1.無作為抽出(Rondom Sampling) 患者の背景因子(老若男女など)がそのまま反映されるようにサンプルを抽出 2.ランダム割付(Random Allocation) 抽出したサンプルを均等な2群に割り振り、一方の群に試験薬、他方の群(コ ントロール群)にプラセボ(偽薬)、標準薬、無治療を用いる (2)ブラインディング 観察バイアス、環境バイアスがかかるのを避けるためブラインディング(Blinding) を行う *二重盲検法 実薬を使っているのか、プラセボを使っているのか医師も患者も分からないよう にして行う試験方法。
The Cochrane Database of Systematic Reviews(CDSR) CDSRはThe Cochrane Libraryの中核をなすデータベースでランダム化比較試験( RCT)に依拠した文献を中心として徹底的にEBMの観点から吟味された論文をレビューとしてまとめています。 テキストだけでなく各臨床試験の結果を解析したオッズ比のグラフにより、その治療法がどのくらい有効であるかを視覚的に表しているのが特徴の一つです。 *システマティックレビュー(Systematic Reviews)のステップ 各研究の妥当性を評価 統計学的解析(メタ・アナリシス アブストラクトフォームに要約 テーマの設定 研究を漏れなく収集 結果の解釈 編集と定期的更新
CDSRのオッズ比グラフ 四角(■)の位置が各試験のオッズ比を大きさが症例数を表している。水平線の長さは95%信頼区間。 メタアナリシスの解析結果が菱形(◆)で表示されている。垂直線(オッズ比=1)より左側にあれば優れている、右側にあれば劣っている。 オッズ比グラフの詳細について http://www.york.ac.uk/inst/crd/clibsec3.pdf
DARE 世界中から集めたシステマティックレビューを英国York UniversityにあるNational Health Service(NHS) Center for Reviews and Disseminationにより批判的に評価した構造化抄録(structured abstracts)データベース。基準を満たしたレビューのみが含まれる。Cochrane Reviewsでまだ着手していないトピックもカバーしている。 CMR NHS EED NHS EEDは費用対効果の観点から医療処置を分析、評価した論文のデータベースです。英国NHSが整備しており、構造化抄録(Structured Abstracts)の形式をとっている。 比較臨床試験の実施に当たり、使用した方法を記載した出版物の書誌情報。MEDLINEデータベースとハンドサーチから得たデータ。全文は含まれない。 Methodology Reviews HTA システマティックレビュー に関する方法論(作成手法・ランダム化比較試験の研究手法) の論文のデータベース。 医療技術評価の文献を収録したデータベース。