110 likes | 266 Views
第13回 2007.12.20. 燃料電池(1). 【 講義内容・達成目標 】. 講義内容. ・燃料電池の作動原理と種類 ・水素製造. 現在使われているエネルギー機器とその将来性 について熱力学的な視点から理解することができる.エネルギーをテーマとした英語の文献を読み,その概要を理解することができる.. 達成目標. C-1 ・ K-1 ・ J-2. 学習目標. 1. 燃料電池導入の背景. ・ エネルギー総需要に占める電力消費量の増加 - 伸び率 1980 年代 : 3.5% → 1990 年代 : 2.7% ・ エネルギーロスの未解決
E N D
第13回 2007.12.20 燃料電池(1)
【講義内容・達成目標】 講義内容 ・燃料電池の作動原理と種類 ・水素製造 現在使われているエネルギー機器とその将来性について熱力学的な視点から理解することができる.エネルギーをテーマとした英語の文献を読み,その概要を理解することができる. 達成目標 C-1・K-1・J-2 学習目標
1.燃料電池導入の背景 ・エネルギー総需要に占める電力消費量の増加 - 伸び率 1980年代:3.5% → 1990年代:2.7% ・エネルギーロスの未解決 - 最終電力消費量 / 投入エネルギー量 OECD:36%,Non-OECD:29% ドイツ :32%,日本:38% ・エネルギー供給システムの見直し - 大規模集中型 → 小規模分散型 ※分散型発電によるコジェネレーション Ref. エネルギー白書2005(資源エネルギー庁)
2.電力システムの比較 【集中発電方式】 大規模発電所(火力,原子力,水力)で発電し,送配電網 を通じて消費地(家庭,ビル,工場など)へ送電 - 利用者の便宜向上,安全性確保 - 効率向上,CO2回収への対応 【分散電源方式】 小規模発電設備を居住区,工場等に個別配置(オンサイト発電) - 建設費用低減・建設時間短縮 - 災害時の被害軽減
3.電池反応の基礎 酸化:B → D + e- 還元:A + e- → C
4.燃料電池の構造と電極反応 Oxidant gas ( + ) ( ー ) Fuel gas Cell configuration of PEFC
電気分解 改 質 6.水素製造 ※改質プロセス 化学反応を利用して炭化水素系燃料 から水素を生成する方法のこと.
※ レポート課題 長期エネルギービジョンとして, (1) どのような位置がふさわしいと思うか. 理由も示すこと. (2) その場合,技術的に克服すべき点は何か. 現状の問題点・課題を指摘した上で答えること. 提出先:「エネルギー変換工学」シェアフォルダ 期 日: 2008年1月18日(金)