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2013. 7 .2 3. 省エネルギーノンフロン自然冷媒. GF-08. GOOD GREEN FRIEND FUTURE. GF-08. フロンガスの環境問題 R410A は漏洩で多くの問題を抱えています。 R22 はオゾンを破壊、 R410A や R407C はオゾン層に影響はありませんが、温暖化係数が CO ₂の約 1300倍~4000倍 と高いため京都議定書の削減対象になっています。 仮に小型エアコンの 冷媒 を全量放出してしまった場合、 年間一人あたりの CO2 排出量 を出してしまう事になりますが、業務用エアコンでの漏洩はそれ以上のインパクトがあります。
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2013.7.23 省エネルギーノンフロン自然冷媒 GF-08 GOOD GREEN FRIEND FUTURE GF-08
フロンガスの環境問題 R410A は漏洩で多くの問題を抱えています。 R22はオゾンを破壊、R410AやR407Cはオゾン層に影響はありませんが、温暖化係数がCO₂の約1300倍~4000倍と高いため京都議定書の削減対象になっています。 仮に小型エアコンの冷媒を全量放出してしまった場合、年間一人あたりのCO2排出量を出してしまう事になりますが、業務用エアコンでの漏洩はそれ以上のインパクトがあります。 そのため、EUでは2012年から温暖化係数が150倍を超える冷媒を使った新製品を縮小。 また、我が国でもフロンの安全性や環境を考え、家庭用冷蔵庫はすべてのフロンガスを撤廃し、全て自然冷媒(ただし可燃性)を採用しています。 業務用は使用時、廃棄時共に漏洩させている 例)小型エアコン1台あたりのフロン フロンガス1kg=約2,000/kgCO2
フロンガス漏洩のインパクト 漏洩したフロンガスは 何百年も分解されずに地球に留まる HFCを含む3ガス 京都議定書で排出削減対象に指定 しかし、日本全体のストックは増える方向にある
■なぜ省エネルギーになるのか? GF-08はR410Aの30%~40%程度で正常運転が可能です。 GF-08 300g R410A 1000g 同じ体積でもGF-08冷媒(ガス)は軽い =コンプレッサーの負荷が少なくなる 使用電力が下がる!
■ダイキン資料から 新冷媒 R32 国内最大手のダイキンでは、2012年から可燃性冷媒の「R32」を使用したルームエアコンを発売しました。 ※2012年11月新発売 ■R32の温暖化係数 650(法律値) 2330(20年) 675(100年) 205(500年) 日本フルオロカーボン協会調べ 環境エネルギー政策研究所 気候ネットワーク ストップ・フロン全国連絡会 抜粋 エアコン冷媒、R32への転換は本質的解決ではない 現在、新たなHFCへの転換など憂慮すべき動きが出てきてい る。とりわけ、空調分野におけるR32への転換は、フロンメーカーであり空調機メーカーであるダイキン工業が今秋からR32冷媒のエアコンを発売すると発表。現在、エアコンの冷媒には、主にR410Aと呼ばれる混合冷媒が使われている。2000年前後から、かつて空調冷媒の主流であったHCFC22から、オゾン層保護対策による規制強化によって転換が進められてきた。もともとR410Aは、R32を50%、R125を50%混合して「不燃性」としてつくられた冷媒であり、これまでR32は単一冷媒として使われてこなかった。今、R32を単一冷媒として使うのは、単に混合をやめるとの該社独自の判断に基づくものであり、何ら新しい技術とは言えない。R32の問題は大きく二つある。R32は、「極めて可燃性・引火性の高いガス/加圧ガス:熱すると爆発するおそれ/常温では極めて安定であるが、 裸火等の高温熱源に接触すると熱分解して、フッ化水素(HF)およびフッ化カルボニル(COF2)等の毒性ガスを発生する」といった性質を持ち、分解した際に猛毒のフッ化水素を発生するなど人体にとって非常に危険性が高い。
■GF-08導入実験 於 神奈川県横須賀市 日本水産観光店舗【おいしい広場/ファミリーガーデン】 日時 6月24日から7月8日(継続中) 案件 空調機における機器無改造、冷媒交換実験 ①【R410a】を【GF-08】に置き換えるドロップインテストを行う。 ②機器データ 【パナソニック】CU-P80X3 電気特性 2.36 kw 【3馬力】 冷房定格 7.5 A 力率 91% ③条件 6月24日を基準とし、冷媒交換後のデータを計測する。 現在の空調機はインバータ制御でピーク以外の計測値が極端に低く出るため、ピークの14時台を計測した。 ④温度 使用される現場はレストランのため、空調機の温度管理は適正でなければならない。 おおよそ、定格の吹き出し温度は10~12度となっている。 ★該当機器 パナソニック CU-P80X3 ★計測器 パナソニック/エネミールS ★美味しい広場/ファミリーガーデン
冷媒交換前 6月24日(月)天気曇り 最高気温26.3度 冷媒交換後 7月5日(金) 天気晴れ 最高気温32.3度
冷媒交換後 7月6日(土) 天気晴れ 最高気温33.7度 7月7日(日) 天気晴れ 最高気温35.4度 今年2013年は6月下旬に比べ、梅雨明け7月上旬は極端に気温が高い日が続いた。 データ上では気温が高くなっているにも関わらず、電流値、積算値共に、概ね省エネルギー化になっていると考えられる。 温度データは記録していませんが、吹き出し温度は10~12度と、通常使用のレベルであった。 ※吹き出し温度が適正でない場合、
■新冷媒関係法令 消防法 適用外 高圧ガス保安法 3冷凍トン未満の場合、適用外 同一配管系統が3冷凍トン以上の場合は適用。2種 ※都道府県への申請が必要。 さらに、20冷凍トン以上の場合、都道府県の許可が必要。1種 ※現状は許可がおりません。 フロン回収・破壊法 適用外 大気放出は問題ありませんが、念のため都道府県への確認。 交換する際のフロンガスに関しては、法規に則り処分。 ※冷媒交換に対する法律はなし。 ※交換後の冷媒名を明記する必要がある。 新冷媒全量放出シミュレーション 300㎥の空間の床面積を天井高2.8mで計算すると32.5坪。 おおよそ床面積30坪の店舗事務所は、10馬力(7.5kw)の空調機選定。 現在の機器ではフロンガスR410A(HFC)で7.8kg使用。新冷媒では2.5kg前後の冷媒量と予測されます。 プロパンガスの爆発容積は1㎥=38g 300㎥=11.4kg 使用機器の新冷媒2.5kgを室内に全量放出をしても、爆発・燃焼には至りません。 ※実際の冷媒漏洩は室外機で起きております。 ※使用の際には警報機の設置を義務付ける予定。 ■安全性
■新冷媒開発の意義 冷凍空調機器は生活の中で、地球温暖化に一番インパクトがある製品である事は間違いない。 便利で安全性が高いフロンガスが使われてきたが、地球温暖化への影響は計り知れず、変更を余儀なくされている。 現状は安全面の関係上、メーカーとしては使い続けているが、温暖化係数の低い可燃性冷媒へ行くと考えられる。 ●新冷媒を使用するメリット ・機器改造を必要とせずに導入が可能。 ・年間を通じて節電効果が見込まれる。 ・地球温暖化に対して大きな貢献が出来る。 ●新冷媒のデメリット ・可燃性である事。 ※可燃性は使用の方法によってクリアできるレベルと考えられる。 ■今後の展開 ●GF-08データ ・初期ロットの客先データを積み上げる。 ※それぞれの機器の特性が出る可能性があるため、機器情報は丸八空調工業でコントロールをする。 ●安全装置の開発 ・導入の際にはプロパンガス用の警報機を導入する予定ですが、江東区の谷電機工業で携帯無線(3G,WiFi) 等を使用した機器を 開発中。また、圧力や熱源等に反応する、冷媒の発砲装置等も考えております。 ●高圧ガス保安法適用への呼びかけ ・国内でもプロパンガス冷媒の導入実績が増えていっており、GF-08も適用化を致します。 ●日本初のASHRAEナンバー取得 ・産総研にアメリカ暖房冷凍空調学会(ASHRAE)のメンバーがおり、GFは共同で申請を考えております。 ●GFシリーズの開発 ・08はR410Aのみの適用となっておりますが、同じく温室効果ガスとして問題になっているR404Aへの適用冷媒も開発致します。