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HT8-PCB の POPs 分析への応用. 松村千里、 江崎達哉 * 、 鶴川正寛、中野 武 兵庫県立健康環境科学研究センター * SGE Japan 株式会社 The Application to POPs Analysis with HT8-PCB Chisato Matsumura, Tatsuya Ezaki * , Masahiro Tsurukawa, Takeshi Nakano ( Hyogo Prefectural Institute of Public Health and Environmental Sciences, * SGE Japan Inc.).
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HT8-PCBのPOPs分析への応用 松村千里、江崎達哉*、鶴川正寛、中野 武 兵庫県立健康環境科学研究センター *SGE Japan株式会社 The Application to POPs Analysis with HT8-PCB Chisato Matsumura, Tatsuya Ezaki*, Masahiro Tsurukawa, Takeshi Nakano ( Hyogo Prefectural Institute of Public Health and Environmental Sciences, * SGE Japan Inc.)
残留性有機汚染物質(POPs)条約 2000年末にヨハネスブルグ会議で条約合意 2001年5月のストックホルム会議条約締結 対象物質: 12種類のPOPs (Persistent Organic Pollutants) 毒性 長距移動性 難分解性 高蓄積性 クロルデン、DDT、トキサフェン、 ヘキサクロロベンゼン、PCB、アルドリン、 ディルドリン、エンドリン、ヘプタクロル、 マイレックス、ダイオキシン類、ジベンゾフラン類
残留性有機汚染物質(POPs)条約における具体的な規制方法残留性有機汚染物質(POPs)条約における具体的な規制方法 • 意図的な生産に対しては製造・使用を禁止 • 使用の継続を必要とする時には、物質ごとに使用目的、使用期間を特定した上で使用を認める • 非意図的副生成される物質に対しては、 インベントリー作成 • 国別の年間排出量の削減に技術的に利用できる最善技術・排出基準の設定 • PCBは2025年までに使用廃絶、2028年までに適正な処理を行う努力をする
同一カラムによる一斉分析の検討 • ①農薬類、②PCB、③ダイオキシンそれぞれカラムを変えると時間のロス。 • そこで、①、②および③のうち7,8塩化物について、同時分析を試みた。
表1 Hp/OCDD、Hp/OCDFおよびCo-PCBsの同時分析条件表1 Hp/OCDD、Hp/OCDFおよびCo-PCBsの同時分析条件 • Injector Injector : 280℃, Splitless • Carrier Gas He 1.0ml/min, 27cm/sec,Constant flow mode(真空補正ON) • Column Oven 130℃(1min)-20℃/min-200℃-2℃/min-240℃-4℃/min-320(5min)
表2POPs類の分析条件(トキサフェンを除く) • Injector Injector : 260℃, Splitless • Carrier Gas He 1.0ml/min, 27cm/sec,Constant flow mode(真空補正ON) • Column Oven 120℃(0min)-20℃/min-180℃-2℃/min-210℃-5℃/min-300(5min)
7、8塩化 ダイオキシン および コプラナーPCB の同時分析時のクロマトグラム
Endrine Dieldrine α-HCH γ-HCH β-HCH δ-HCH Heptachlor 2,4`-DDE4,4`-DDE 2,4`-DDD4,4`-DDD 2,4`-DDT4,4`-DDT AldrineDieldrineEndrine
HCB trans-Nonachlorcis-Nonachlor Endrine Dieldrine Oxychlordane Heptachlor-epoxide (exo:isomerB) trans-Heptachlor-epoxide (endo:isomerA) DieldrineEndrine Mirex trans-Chlordanecis-Chlordane
まとめ • Hp/OCDD、Hp/OCDFおよびCo-PCBsの同時分析が可能であることが判り、大幅な測定時間の短縮が期待できる。 • 同一のカラムでPOPs類の分析も可能である事が判った。